猫と暮らして365日・・366日~バス停からの1歩
2010年 04月 15日
いつものように仕事を終え、帰宅しようと歩いていたら
会社近くのバス停に1匹の猫が、こちらを向いてチョコンと座っていました。
当時心身疲れていて、実家のように猫を飼いたいと思っていた私は
思わずその猫に駆け寄り、抱き上げてしまいました。
いつもは人が並んでることの多いそのバス停に、偶然にもその時はこの猫のみ
生後半年くらいの、子猫を少し大きくしたようなでもまだ小さい猫
ゴロゴロゴロゴロ・・と嬉しそうに喉を鳴らす猫に
「お腹空いた?どこから来た?」と話しかけるものの、あいにく猫が食べるものは持ち合わせていない。
仕方ないか・・・・・・・とその猫を地面に下ろし、しばし考えること数分。
考えるといっても、実は考えるふりして立ちつくしているだけだったのかも。
だってすでにもう離れがたい自分がそこにいますもの。
エサを売ってる店はここから微妙に遠いし・・・・・・・・・・・・・・仕方がない帰ろうか
「じゃぁね、バイバイ」と半ば自分に言い聞かせて歩き出すと、後ろをチョコチョコとついて来る猫
「ダメだからね」・・・・猫と自分に話しかけて歩き出しても、チョコチョコチョコ・・・
まったくもう・・と足を止めてその猫のほうへ1歩足を出すと、
外猫なのにゴロンと仰向けになって喜んでいます。
「そんな簡単にお腹みせちゃ他の猫ちゃんにいじめられるよ・・・・・」
と言いながらその子をもう一度抱っこすると同時に、私は携帯を出していました。
「もしもし・・・・・・・・・今子猫がいる。飼っていい?」
以前から猫を飼いたいと言ってた私を知ってる主人
一度言い出したら聞かない性格を知ってる主人はただ一言 「じゃ、飼おう」
実はこの電話をするまで悩むこと30分以上
でもこの一言で迷いがなくなった私は、主人と家の近くのスーパー前で待ち合わせをすることに。
幸いにも歩いても帰れる距離にあるので、逃げないことを祈りながらその子を抱っこして歩き始めました。
このスーパーまでの道が、猫が逃げてもおかしくないほど車の往来の激しいこの大通りの道が
この猫・・・ルノーとの生活の第一歩でした。
1年前の4月16日・・・でも木曜日だったから感覚的には今日が1年目・・・
あの頃の私、この猫にどれだけ癒されどれだけ救われたことでしょう。
あの日バス停でまるで私を待つかのように、私のほうを向いて座っていたルノー
早いね、もう1年経ちました。
これからもよろしくね・・・・・・・・・
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by mangonaoko
| 2010-04-15 08:52
| 鴛鴦茶餐廳より