どんどん明るくなる湯婆婆の屋敷~神隠少女の九份
2011年 01月 28日
“いのちの名前”って歌ご存知ですか
メロディーを聴けば・・・きっとほとんどの人は耳にしたことのある曲
そう・・・・「神隠少女:千と千尋の神隠し」の映画の中の歌
主題歌よりもずっと心に沁みて大好きな旋律・歌詞
大好きな街台北でCDまで買ったのは、いったいいつのことだろう
初めてこの街を訪れたのはもう数年前
台北から慣れない言葉で列車の切符を買い、コトコト揺られて30分以上
降り立ったのは平屋の駅で、台北とは違うローカルな風が吹くそんな場所
そこから古くてガタガタいうような車体のバスに揺られ
ゆっくりゆっくりバスのその振動に体を預けながら・・・・気づくと眼下には基隆の港町が。
小さな店が連なる小道を、小さな小物や食べ物を眺めながらそぞろ歩き
しばらくすると・・・・1本の階段道にさしかかります。
ふわっ・・・と霧が晴れるように目の前に広がるのは、さっきみた基隆の港と小高い緑の山々
有名な場所で、更に有名なこの階段
常に観光客で溢れる観光名所なんだけど、足をとめずにはいられないような
吸い込まれるようなそんな魅力ある石畳、石階段
以前SARSが流行して、日本から香港や台湾への渡航が出来ない時期がありました。
個人レベルではどうしようもない、初めての経験
その猛威が去り沈静化した頃、台湾観光協会が募集した台湾招待旅行
激減した観光客を呼び戻そうとした、政府の協力もあっての大プロジェクト
その招待旅行でも・・・ここ九份を訪れ、この店で中国茶を楽しんでものでした。
“やっと・・・来れたね・・”
もう過去形にしていい、もう以前のような姿を見れる
現地に住んでいない、いち観光客だけど・・・でもやっぱり嬉しかったんです。
千と千尋の神隠し・・・・妹と感動して2度も映画館で見ましたっけ。
たしか台湾を初めて訪れた数年後だったような、似たような時期のような。
その舞台はここ九份がモデルになったと聞いたことがあります。
赤い提灯が幻想的なこの街・・・たしかに頷ける部分も多いかも。
数年振りに訪れたこの九份
台北の市内から、これまた古いバスでゴトゴト揺られながら1時間強の旅
すっかり「千と千尋の町」になっていました。
階段で立ち止まってると、あるガイドさんが大きな声で説明していました。
「これが湯婆婆のあのお屋敷ですよ~」
有名な「阿妹茶館」・・・最初に来たときは「非情城市」の映画で説明されたような
皆がカメラを構える横で一緒に見上げると・・・ほんと、湯気が見えるようなあの映画の湯屋みたい。
店内で売られる茶器や茶葉の棚には・・・・・湯婆婆が。
さりげなく、目立つようにちゃんと置かれてる映画のフィギアたち
そして帰るときに店員さんがにっこり笑ってポストカードをプレゼントしてくれました。
「千と千尋の神隠し・・・湯婆婆の屋敷」と日本語で書かれたカード
以前は1回ももらったことのないプレゼント
こういう小さな贈り物大好きだけど、この建物の写真大好きなんだけど
昔も今も同じように有名な観光名所なんだけど
なんとなく今までの思い出が少し霞んでしまうような
まるで雲に隠れちゃったような、神隠しにあったような・・・・
でもやっぱり好きですよ、九份の街
やっぱり今でも好きです、あの映画
そして大好きです、あの旋律、あのメロディー
口ずさむの何年振りだろう・・・歌詞って忘れていないものなんですね。
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by mangonaoko
| 2011-01-28 06:48
| 旅行