古き良き建物でいただくさとうきびゼリー~涼茶舖
2011年 10月 26日
香港島の中環や上環を散策していると、築50年とか100年近い建物に遭遇します。
最近ではリノベーションされてマンションになったりショップになったりしているようですが
古き良き時代の香港の香りがするその姿は、たしかに壁が何かを語りかけるようなそんな佇まい
坂の中腹に建ち、思わず立ち止まってしまうこの建物
その姿にまるで溶け込むようにあるのが、1948年から営業しているという老舗の涼茶舖
開業以来場所を1度も変えず、さほど大きな改装もせずというのですから驚きです。
夕方近い時刻とあって、入り口の龜苓膏の看板にも灯かりがついて・・・
開業当時は坂の上に高層マンションなんてまだなかったのでしょうけど
たとえ周りがどんな変化を遂げようと、ここだけは時が止まったようなそんな雰囲気があります。
涼茶舖は五花茶や龜苓膏などが置かれていますけど、ここの名物はなんといっても蔗汁
そう、さとうきびジュースです。
香港では街のスタンドでも生のさとうきびを搾って作る蔗汁がごくごく普通
コンビニやスーパーではペットボトル飲料としても売られているくらいポピュラーな飲み物なのです。
日本では沖縄とか南の地域以外ではあまりお目にかかれないでしょうか。
そうそう、初めて香港を訪れたとき思わず母が懐かしいと買い求めていました、このさとうきびジュース。
専用の機械に生のサトウキビを入れ、ジュースと皮が綺麗に分解される様子は圧巻ですものね。
それにしてもこのレトロな龜苓膏の絵・・・真ん中にいるのが黎明に見えて仕方がないのですが・・・
香港で蔗汁は普通だけど、そのゼリー(蔗汁糕)となったらここだけでしょうか。
透明感溢れるこの色、そして見ただけで感じられるプルンプルンの食感
実際口にするとプルンプルンを通しこして、ブルンブルンという固さ
家でゼリー作るのに寒天入れすぎちゃったようなそんな感じかな。
このプラスチックのフォークでは思わず“フッ!”っていう気合が必要だけど
でも自然そのままの味、なんとなく体の毒素も一緒に寒天に閉じ込めてくれそうですよね。
公利
その店名の下に書かれている“真科竹蔗水”
天然のものしか使わない、そんな心意気や誇りが感じとれるようなこの5文字
タイル貼りの壁に、天井ではゆっくりファンが回るような時がゆっくり流れるそんなお店です。
ある人が訪れたときにはここで留学生と思われる外国人が中英辞典を眺めていたとか・・・
60年という歴史ある歴史の店で、外国人の男性が必死に中国語を勉強する姿。
その男性は辞書を引きながら必死に中国語の新聞を読み、30分ここで過ごしていたそうです。
場所柄外国人も多いのだけど、パブではなく涼茶舖にいるのがなんとも素敵ですよね。
香港の街の喧騒から離れた静かな佇まいの、古い古い涼茶舖
1人で静かに座るお客さんが多かったここ公利で、ざわわざわわとしないサトウキビゼリーもいいものです。
公利
中環蘇豪荷李活道60號地下
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看板娘ルノー(さとうきび畑で・・・)
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香港情報担当しています(10/21NEW♪ )
最近ではリノベーションされてマンションになったりショップになったりしているようですが
古き良き時代の香港の香りがするその姿は、たしかに壁が何かを語りかけるようなそんな佇まい
坂の中腹に建ち、思わず立ち止まってしまうこの建物
その姿にまるで溶け込むようにあるのが、1948年から営業しているという老舗の涼茶舖
開業以来場所を1度も変えず、さほど大きな改装もせずというのですから驚きです。
夕方近い時刻とあって、入り口の龜苓膏の看板にも灯かりがついて・・・
開業当時は坂の上に高層マンションなんてまだなかったのでしょうけど
たとえ周りがどんな変化を遂げようと、ここだけは時が止まったようなそんな雰囲気があります。
涼茶舖は五花茶や龜苓膏などが置かれていますけど、ここの名物はなんといっても蔗汁
そう、さとうきびジュースです。
香港では街のスタンドでも生のさとうきびを搾って作る蔗汁がごくごく普通
コンビニやスーパーではペットボトル飲料としても売られているくらいポピュラーな飲み物なのです。
日本では沖縄とか南の地域以外ではあまりお目にかかれないでしょうか。
そうそう、初めて香港を訪れたとき思わず母が懐かしいと買い求めていました、このさとうきびジュース。
専用の機械に生のサトウキビを入れ、ジュースと皮が綺麗に分解される様子は圧巻ですものね。
それにしてもこのレトロな龜苓膏の絵・・・真ん中にいるのが黎明に見えて仕方がないのですが・・・
香港で蔗汁は普通だけど、そのゼリー(蔗汁糕)となったらここだけでしょうか。
透明感溢れるこの色、そして見ただけで感じられるプルンプルンの食感
実際口にするとプルンプルンを通しこして、ブルンブルンという固さ
家でゼリー作るのに寒天入れすぎちゃったようなそんな感じかな。
このプラスチックのフォークでは思わず“フッ!”っていう気合が必要だけど
でも自然そのままの味、なんとなく体の毒素も一緒に寒天に閉じ込めてくれそうですよね。
公利
その店名の下に書かれている“真科竹蔗水”
天然のものしか使わない、そんな心意気や誇りが感じとれるようなこの5文字
タイル貼りの壁に、天井ではゆっくりファンが回るような時がゆっくり流れるそんなお店です。
ある人が訪れたときにはここで留学生と思われる外国人が中英辞典を眺めていたとか・・・
60年という歴史ある歴史の店で、外国人の男性が必死に中国語を勉強する姿。
その男性は辞書を引きながら必死に中国語の新聞を読み、30分ここで過ごしていたそうです。
場所柄外国人も多いのだけど、パブではなく涼茶舖にいるのがなんとも素敵ですよね。
香港の街の喧騒から離れた静かな佇まいの、古い古い涼茶舖
1人で静かに座るお客さんが多かったここ公利で、ざわわざわわとしないサトウキビゼリーもいいものです。
公利
中環蘇豪荷李活道60號地下
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香港情報担当しています(10/21NEW♪ )
by mangonaoko
| 2011-10-26 06:33
| 香港料理