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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

鍵を使っても開かぬ香港住宅のドア~二重扉

香港の住宅は、二重の鍵ならぬ「二重扉」が多い
日本の玄関と同じ、「押して引いて」タイプのドアの外に
鉄格子のような2枚目の扉が存在するのです。

ちなみにこの鉄格子のほうは基本オプション、
そのため同じマンションでも各戸その柄は様々なのです。

鍵を使っても開かぬ香港住宅のドア~二重扉_a0132659_6343320.jpg


言葉で説明できない、でも体が覚えている日本ならではの感覚

その中のひとつにこの鍵があります。

鍵穴のタイプも違うし、同時に鍵の形も日本とは微妙に違う香港
「鍵をさす → 回す → カッチャッと開く」
ごくごく当然のようにやってきた手が覚えているこの感覚、香港ではどこか拍子抜けする感じ。
慣れるまでは鍵を回してドアが開いたのかどうか分かりにくいものでした。
そしてもちろん家によって違うのかもしれないのだけど・・・最初鍵を横にして挿すこと。
意識したことなかったけど、日本って縦じゃありません?

そして当初私を悩ませたのが、この鉄格子の2枚目のドア

海賊船の宝箱を開けるような鍵が扱いにくいのも困るのですが
何が一番困るかというと・・・・・・鍵を開けるときにあることに迷うことなのです。

鍵を閉めるのは、外から鍵を使って閉めるのと、部屋の中から閉める2種類ですよね?
日本だったらどんな状況でも、鍵さえあれば外から開けられるし
家の中にいれば鍵がなくとも中から開けられる・・・・ところが鉄格子はそうはいかないのです。

鍵を使っても開かぬ香港住宅のドア~二重扉_a0132659_6343525.jpg



たとえば・・・・
①誰かが朝はやく先に出かけて外から鍵をかけた場合
その後から出かける人は、中から「鍵」を使わないとドアを開けられない

②そして家族が先に帰宅し、自分が夜遅く帰る場合
部屋の中から閉めたドアは、鍵を使っても外からは開けられないのです。

一瞬困るようだけど、①は中からでも鍵を使えば開くのだし
②の場合はかならず誰かが家にいるということなので(中から閉めてるんですものね)
でも・・・・・こんなときは一体どうするのだろう・・・

①で、家中探しても鍵が見つからないとか
②で、家族が家の中で倒れてるとか、寝てしまって呼び鈴も気づかないとか・・・

日本では体験したことのないこのルール、知らないうちは「開かないっ!!!」って半狂乱になりました。
だってそんなこと、人生の中で1度もなかったんですもの。
そうそう②の場合、家族が遅く帰ってくると分かっているときはあえて部屋の中から鍵を使って閉めます。
そうすると帰宅した人は、外から鍵でちゃんと開けられるのです。
防犯上なのでしょう、この鉄格子の「開けドア」ルール
たしかに外で鍵を拾ったとしても、中に人がいて中から閉めていたら開けられませんものね。


夫婦喧嘩して鍵を持っていてもドア開けられない旦那さんとか・・・・いるのかなぁ、やっぱり。
日本でロックとかチェーンかけられるのと、どっちが痛いだろう・・・・
なんて、「ドキッ」としたそんな経験お持ちの方いたりします?



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(鍵も開けられない姿って情けないのです)

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by mangonaoko | 2012-02-03 06:36 | 香港だより