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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港夫とのんびりアジア生活・・・茶餐廳の如く 様々な異文化メニューお届けできれば・・


by mangonaoko
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カウントは人でなくテーブル単位です~香港の宴

同窓会や忘年会、誕生パーティーやお披露目
そして大きなものでは結婚披露宴・・・・・・そんないつもの食事とは違う、記念の宴。

その会場やレストランを探すとき、かならず存在するのが“予算”でしょう。
1人だいたいいくら、それによってレストランも料理の内容も変わりますよね。
日本だと「1人5250円」とか 「1人10500円」とか、そんな感じで表記されているでしょうか。
披露宴もあくまで1人いくらの料理×人数で算出
ところが香港で予算を考えるときは、同じようでちょっとだけ違ったりするのです。

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香港は基本テーブルでカウント、1テーブル幾ら・・という表記になります。
1テーブルは12名ですので、計算すれば1人分の金額は簡単に算出できますが
でもやっぱり「テーブルで幾らの料理」という感じで捉えることが多いのです。

結婚の披露宴などは、予約するときもテーブル単位。
12で割りきれなくても、そのテーブルが全部埋まらないと分かっていても
人数ではなくあくまでもテーブル単位の予約なのです。
そこには“当日急な欠席や出席者が普通に存在する”という、香港ならではのアバウト加減とか
“あそこの披露宴にはどのくらいテーブルがあった”と言われる、香港ならではの見栄があるのか
そんな裏事情も見え隠れするような・・・しないような・・・・。

もちろん披露宴とまでいかなくても、親戚や友人とどこかのレストランで食事する場合
コースのようなものも「4人用」「8人用」などと人数で表記されることが多いかもしれません。
カップルで食べるようなコースも「二人世界」なんて、ちょっと歯が浮くような表現になるのです。

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ちなみにこちらは同じ12名テーブルの料理ですが、実は披露宴用ではありません。

香港ではとても古い習慣が残っていて、子供が産まれた1ヶ月後にお祝いごとをするのです。
昔むかしは医療も環境も今よりずっと悪い、生まれた子が元気に育つ割合も高くありません。
また出産後1ヶ月前はお母さんも子供も外出が許されなかった・・・という今とは違う事情もあったとか。
その時代では子供も1ヶ月元気に過ごせれば安心と、その子の無事と将来を願い祝う
そんな昔ならではの環境や風習から生まれたのが、このお祝いの習慣なのです。

滿月

空のお月様のことではなく、生まれた子供が満1ヶ月を迎える・・・その満月。
彌月とも呼ばれるこの習慣は、現在全家庭に浸透しているかといえばそうでもなく
たいていはちょっとお金持ちや、有名人が行うイメージが強いかもしれません。
食事やお酒を振舞い、招待された側もお祝い金やプレゼントを持ってかけつける・・
その様子はなんだか結婚披露宴のようですが、昔はいったいどんな様子だったのでしょうね。

予約はテーブル単位で

円卓を囲む中華ならではの、ちょっとだけ違うその考え方。
単価×人数より、合計金額を人数で割るほうがどことなく人と人との繫がりが感じるような
テーブルが丸いと、全てが丸く団結しちゃうのかもしれませんよね。




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香港情報担当しています(便利なインターネットのお話)

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Commented by TOUKO at 2012-09-05 08:30 x
改めて考えてみると日本料理は個々のお膳で中華は大皿料理のイメージ・・日本だと人数×金額が普通ですがテーブル囲んで人数に関係なく料理を皆で分けあうって人と人の距離が近くなって楽しい感じがしますね

昔はちゃぶ台、もっと昔は箱膳とかで日本でテーブル囲む歴史は新しいのかな~ってふと思ってちゃぶ台ってなんでちゃぶ台って言うのかと思ったら中国語から来てるっぽいんですね~ちゃぶ台=団欒って感じ・・
Commented by mangonaoko at 2012-09-06 07:40
>TOUKOさん
小さなことなんだけど、以前から気になっていたこの違い。日本だとあくまで1人幾ら・・・・で考えますものね。香港はこういう風にテーブル単位、或いは何人用となるのでそれを人数で割って初めて分かるという感じでしょうか。ホテルも1室幾ら、日本は1人幾らですよね?
なんで違うんでしょうね。やっぱり文化的な違いからかしら。
by mangonaoko | 2012-09-04 06:37 | 香港文化 | Comments(2)