ムッシュ翠華と変わらない味~翠華餐廳
2012年 09月 09日
「時代は変わっても変わらない味がある」
そんなキャッチフレーズが有名な、香港のこれまた有名な茶餐廳:翠華餐廳
時代をさかのぼって味を思い出すことも、比べることが出来るほどの歴史も持ち合わせていないけれど
香港を紹介するガイドブックには、かならずと言っていいほど登場するこの茶餐廳。
実はこれが3-4回目の来店というある日・・・ふと、こんなことを思い出したりしていました。
初めて1人で入った茶餐廳って・・・実はこのお店だったんじゃないかなぁ
中環の威靈頓街、遠くからでも見える縦書きの看板が目立つでしょうか。
香港内に幾つも支店があるけれど、その中でも比較的クローズアップされるのがここ中環の店。
数年振りに訪れた1人旅の香港、丸めて持ち歩いたA4サイズのガイドブックの地図には
たしかこのお店も書かれていたはず・・・・行くと決めていないにしても、脳裏に残っていたこの店の名。
視線の先に見えた見覚えのあるこの名を見て、何気なく入ったのは何年前のことだろう。
中国語もさほど話せない、メニューを見て指差しで注文していたあの頃
頼んでいたのはきっと朝食セットのどれかだったはず。
そうそうそう、日本と同じ感覚で頼んだセットのコーヒー
あれが香港の茶餐廳で飲んだ初めてのコーヒーで、想像外のインスタント味にびっくりしたものでした。
茶餐廳がどんなものかも
香港の朝ごはんがどんな感じかも
何をどう注文するのが一番美味しくて、一番無難かも
そんなことをよく知らぬ私がここで口にしたのは・・・・柔らかすぎるマカロニに、あのインスタントコーヒー
今だって香港のこのマカロニがすごく美味しいとは感じないのだけど
“ま、こんなもの”と割り切ったのか慣れたのか、“これが香港”と変な位置づけが確立されたのか・・・
不思議とあの時よりも幾分美味しくいただけるようになったのを、成長したと呼んでいいものでしょうか。
なんだかなぁ・・・
と感じつつも、1人で香港の会社員の中で食べることが面白かったあの時
その想い出を、何年も経って入ったときにやっと思い出すのだから・・・・・私の記憶も曖昧なものです。
今度は香港の主人と、同じく香港の旦那さんを持つ友人との朝食
知らないおじさんと“無理やりな相席”で食べた数年前よりは・・・・うん、随分快適になりました。
最初に来た時からは10年もないけれど、良くも悪くも味は変わらない
フニャフニャしたマカロニも、それにプラスされるパンも変わらない
付け加えるなら選択肢の多くない朝食メニューに、効き過ぎる冷房も変わらない
なんて友人と話している間に・・・あら、お皿の上がこんな姿に・・・
“ムッシュ翠華”
ベレー帽かぶって微笑むフランス人ってことですか?
店に入った季節も、座ったテーブルの位置も
目の前に座る人も、隣に座る人も・・・・・あの時とは違うのに、思い出したのは初めてのあの時。
「時代は変わっても変わらない味がある」
変わるかどうかはその料理の味じゃない
自分の中に残っているその「想い出の味」が変わらないのかもね・・・・ね、そうでしょう?ムッシュ翠華
↑鴛鴦茶餐廳へ応援ポチリ・・・多謝!
香港情報担当しています(香港ミッキー-のお話)
そんなキャッチフレーズが有名な、香港のこれまた有名な茶餐廳:翠華餐廳
時代をさかのぼって味を思い出すことも、比べることが出来るほどの歴史も持ち合わせていないけれど
香港を紹介するガイドブックには、かならずと言っていいほど登場するこの茶餐廳。
実はこれが3-4回目の来店というある日・・・ふと、こんなことを思い出したりしていました。
初めて1人で入った茶餐廳って・・・実はこのお店だったんじゃないかなぁ
中環の威靈頓街、遠くからでも見える縦書きの看板が目立つでしょうか。
香港内に幾つも支店があるけれど、その中でも比較的クローズアップされるのがここ中環の店。
数年振りに訪れた1人旅の香港、丸めて持ち歩いたA4サイズのガイドブックの地図には
たしかこのお店も書かれていたはず・・・・行くと決めていないにしても、脳裏に残っていたこの店の名。
視線の先に見えた見覚えのあるこの名を見て、何気なく入ったのは何年前のことだろう。
中国語もさほど話せない、メニューを見て指差しで注文していたあの頃
頼んでいたのはきっと朝食セットのどれかだったはず。
そうそうそう、日本と同じ感覚で頼んだセットのコーヒー
あれが香港の茶餐廳で飲んだ初めてのコーヒーで、想像外のインスタント味にびっくりしたものでした。
茶餐廳がどんなものかも
香港の朝ごはんがどんな感じかも
何をどう注文するのが一番美味しくて、一番無難かも
そんなことをよく知らぬ私がここで口にしたのは・・・・柔らかすぎるマカロニに、あのインスタントコーヒー
今だって香港のこのマカロニがすごく美味しいとは感じないのだけど
“ま、こんなもの”と割り切ったのか慣れたのか、“これが香港”と変な位置づけが確立されたのか・・・
不思議とあの時よりも幾分美味しくいただけるようになったのを、成長したと呼んでいいものでしょうか。
なんだかなぁ・・・
と感じつつも、1人で香港の会社員の中で食べることが面白かったあの時
その想い出を、何年も経って入ったときにやっと思い出すのだから・・・・・私の記憶も曖昧なものです。
今度は香港の主人と、同じく香港の旦那さんを持つ友人との朝食
知らないおじさんと“無理やりな相席”で食べた数年前よりは・・・・うん、随分快適になりました。
最初に来た時からは10年もないけれど、良くも悪くも味は変わらない
フニャフニャしたマカロニも、それにプラスされるパンも変わらない
付け加えるなら選択肢の多くない朝食メニューに、効き過ぎる冷房も変わらない
なんて友人と話している間に・・・あら、お皿の上がこんな姿に・・・
“ムッシュ翠華”
ベレー帽かぶって微笑むフランス人ってことですか?
店に入った季節も、座ったテーブルの位置も
目の前に座る人も、隣に座る人も・・・・・あの時とは違うのに、思い出したのは初めてのあの時。
「時代は変わっても変わらない味がある」
変わるかどうかはその料理の味じゃない
自分の中に残っているその「想い出の味」が変わらないのかもね・・・・ね、そうでしょう?ムッシュ翠華
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香港情報担当しています(香港ミッキー-のお話)
by mangonaoko
| 2012-09-09 21:56
| 香港料理