切手で描かれる香港の景色~郵政總局
2013年 02月 21日
メールが当たり前の今の時代
それどころかメールではなく LINEだのフェイスブックだの
「いつでも繫がっている」のも普通になりつつある2013年。
そんな便利な世の中でも、「手紙」ってやっぱり嬉しかったりしますよね。
旅先で家族に出す手紙
自分から自分へ出す手紙
特別なことを書かずとも、その場所の消印を背負って届く手紙って
やっぱり特別な1枚の便りになるものでしょうか。
そんな郵便屋さんの総本店とも言えるのが・・・こちら中環の郵政總局
ifcモールのすぐ近くにある、大きな大きな本局のような郵便局です。
郵便局って郵便を出す以外にはなかなか行かない場所ですが
こちらは入るだけでも価値があると言えるでしょう。
そのひとつが・・・・こちらの壁画。
九龍側から見た香港島の景色が描かれていますが・・・・なんだかタイル画のようですよね。
銭湯だったらタイルでしょうけど、ここは郵便局
香港島の景色を生み出しているのは、数え切れないほどの切手たち。
便りに貼る小さな額縁ともいえる切手
1枚1枚にはそれぞれの絵柄がほどこされています、もちろん本物の切手ですよ。
こうやって近づいて見ると、いったいこれが何なのか分からなくなるくらいの量。
でも引いてみるとさきほどの「香港島の景色」になるのですから・・・・。
色合いとかそれなりに計算されているのでしょうけど
1枚ずつ貼っていく作業、それなりに大変だったのでしょうね。
でもその分仕上がったときの感激って大きかったのだろうなぁ・・・・・参加してみたいものです。
この切手壁画のある1階、お隣には小さな「郵便博物館」なるものもあるんですよね。
今では目にすることのない赤いポストは、イギリス統治時代のもの。
現在は同じポストでも緑色に塗り替えられていますでしょう?
日戳
消印です。今では機械ですけど、昔はこうやって人間の手で押されたいたんですものね。
切符だって昔むかしは駅員さんがパチッって印入れてましたもの。
今の都市部では見られない、そんな「手作業」の思い出の品というところでしょうか。
展示品だけでなく、ここではお土産グッズなども販売されています。
こんなクリスタルの香港ポストもキラキラ輝いていました。
ポストの形のUSBとかも売っているようですので、思い出をUSBに入れてエアメールなんてありかしら。
どんなに便利になっても、決してなくならない必要な「郵便」
切手を買わなくても楽しめる、そんな郵政總局はスターフェリーを降りて目と鼻の先にありますよ。
中環康樂廣場2號
星期一至星期六 8:00~18:00
星期日及公眾假期 9:00~17:00
MAP
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香港情報担当しています(またまた油塘のおはなし)
by mangonaoko
| 2013-02-21 21:13
| 香港だより