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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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冬を越えて春に咲いた小さな縁~台湾ご自宅訪問

メールで気軽に連絡できる今の時代、久々に緊張して電話をすることがありました。
メモに書かれた番号を見ながら、まずは最初に何て言おうか何度も考えたり
番号を押してはまたやめたり・・・・と、まるで好きな男の子に電話する学生状態。

“こんにちは・・・覚えていらっしゃいますか?”

そんな感じで話したのでしょうか・・・・・正直そのときの電話は覚えていないのですが
でも電話の向こうの人はちゃんと覚えていてくれたのです。

“あ~あのカフェでね。彼氏と一緒だった、あ~覚えているわっ!!”

そう、久々に緊張して電話をした相手は、以前北海道で出会った台湾のおばさま
4月の訪問が決まっての連絡、「連絡して」と言われて渡されたものの迷うのが正直なところです。
“でも・・・せっかくの縁だもの!”と、自分で自分の背中を押してダイヤルした1本の電話、
そして“台北に着いたら電話してね”と言われてからも早1ヶ月以上が経ったのですが
約束は約束、日付を覚えているかも不安なところでしたが・・・・台北から再度コールを鳴らしてみました。

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かけた瞬間に私の名前を言ってきました。
到着の日付も、ホテルの名前も覚えていてくださったのがなんとも嬉しい、台北からの最初の電話。

実は私にとっては今回のこの旅は、両親を連れてのちょっと意味のある旅だったのですが
大勢のほうが楽しいと、到着の夜は「再会&初めまして」の食事会となったのです。
もちろん中国語を話せない両親に、日本語が分からないあちらの2人・・・・
私が間で通訳するものの、そんなことは関係なく楽しくできるものなんですね、食事って。

翌日は何をするかと聞かれてなんとなくの予定を伝えると
“じゃぁ一緒に朝食を食べましょう”
そう言ってくださったのは、電話番号を渡してくださったおばさまのほう。
実は私の父とほぼ同い年、台湾の民國では分かりませんが西暦で今回判明したんです。

朝8時過ぎにバス停で待ち合わせ、それからこれまた「初めての朝食会」の始まりです。
こういう時あまり迷惑をかけてはいけないと、その引き際を考えてしまうのが・・・日本人の遠慮でしょうか。
それがいいのか悪いのかは微妙なところですが、それとは反対なのが・・・・・おばさまでした。

“お昼・・・・うちで食べましょう。”

母が行きたい場所があると伝えると、じゃぁその用事が終わってから・・・との提案。
そんなことまで申し訳ないわ、というあちらへの遠慮はもちろん
我が両親も行きたいのだろうか・・・という、身内に対する微妙な心配
ところが私の心配なんて関係なく、まるで両思いのようにすんなり昼食会まで決定したのです。

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台北に来てまだ24時間も経っていないのに、通算3回目の再会(?)

“25年くらいの古い部屋だから・・・階段だけなのよ”

なんて遠慮がちに説明していたお部屋は、広くセンスのいい素敵なお部屋。
到着の夜に会ったもう1人の女性も頻繁に家に食事に来ると言っていたっけ・・・・
料理が好きだというおばさまは、私たち家族のために何品も台湾家庭料理を用意してくれていました。

私と両親・・そしておばさまと旦那さま

しかもレストランでなくご自宅なんですから、到着までは想像もしなかった台北ランチです。
お互い猫を飼っているので、その猫の性質の話しから
母が興味を持ったテーブルの上の料理のレシピの話から
今回もまた「言葉が分からない」者同士のはずなのに、盛り上がっているのが本当に不思議です。

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食事を終え、マンゴーからパパイヤまで数種類の果物を楽しんでいるとき
おばさまはちょっと席を立って、となりのリビングで電話中。

“挨拶する?あ、ちょっと待っててね”

とその携帯電話を私に渡そうと近づいてきました。
この日朝食を一緒にとることを知っていた、もう1人の彼女からの電話でしょう。
最初の夜に何度も何度もこのおばさまの家のバス停を私に教えてくれましたもの
きっとちゃんと辿りつけたか心配になってかけてきたんだわ・・・・・とその携帯を受け取ろうとすると

“私の娘だから”

え?娘さん?って誰?どんな人?突然私は何を話せばいいの?
なんて疑問を考える間もなく、“今うちで果物食べてるの~~~?”とまるで友達のような娘さんの声。
電話を切った後から知ったのですが、実は私とそんなに年が変わらないとか。
もちろんもう結婚してここには住んでいないのですが・・・・親子ですものね、私のことも聞いていたのよね。

“facebookやってる?やってない?じゃ、どうやって連絡すればいい?”

と聞かれ、“じゃぁお父さんにアドレス渡しといてね~~~”と。
結果間に立った彼女のお父さん、私のアドレスを早速パソコンでその娘さんに伝達していました。

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昨年秋に小樽で出会った台湾女性2人
そのときはまさか私の両親も交えて食事が出来るとは想像もしませんでしたが
“台湾人のご自宅訪問”が両親にはとっても楽しかったようで、なんとも濃い滞在となりました。
次に来る時はおばさまお薦めの台東に行きましょうと、そう約束して別れたこの日
そんな日も来るのでしょうか・・・・・うん、もしかしたら来るのかなぁ・・・・・・

冬を越し・・春に開花した小さな縁
大事に育てたいな、そしてちいさな枝をつけるように広げていきたいな

両親にもその縁の花粉が飛んだでしょうか。
縁はかならず花開く、そんな楽しさ喜びを家族で噛みしめたこの旅
私にとって大事な旅を・・・更に素敵にしてくれて本当にどうもありがとう。
台北のおばさま、おじさま・・・・・・・今度代筆して両親からの手紙を送りますね。




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Commented by TOUKO at 2013-04-17 08:28 x
わ~ 再会と新たな出会いと素敵な時間を過ごされたのですね!
突然娘さんに・・なんて、このご家族の気質?なのか・・日本旅行の後naokoさんの事を何度も話して下さってたのかしら☆
連絡して、って言われても迷惑かけちゃ・・とかってついつい考えてしまうけど・・縁を開花させるのは、まずは自分の一歩、ですね。
naokoさんのご両親もあちらのご家族も言葉が通じなくても楽しく過ごされたのは、何かのご縁を感じます☆言葉は大切だけど、やっぱり、それだけじゃあないんですね~


写真いっぱい見たいです☆楽しみ~♪♪
Commented by mimi姐姐 at 2013-04-17 11:38 x
まぁ!再会できたのね。 しかもご両親も一緒にだなんて、ほんとに素敵なご縁ね。 こうやって家族ぐるみの交流が深まっていくのが旅のもたらしてくれるご縁ですよね。 お父様お母様も猫ちゃんの話題でどんなに盛り上がっただろうかと、想像します。 動物って自分を好きな人ってわかってるものね。 特別な旅行がますます思い出深いものになって本当によかったね。 台湾大吉日!! (笑)
大事なのは言葉じゃなく、心なんですね。
Commented by nicho at 2013-04-18 07:47 x
北海道のお話し覚えてます。お会いできたんですね?
とっても素敵なお話♪
ご両親もご一緒だったんですね?きっと言葉が通じなくても同世代だったりしたら何か通じるのかも(^^)
それにしてもとっても素敵なご縁。今度は香港へ来られたりした時にお会いできたりしたら楽しいですね♪
Commented by hongkonggaffe at 2013-04-18 09:33
かつての記事の中で、
いくつものランプの灯りが灯っていて、
「写真の無数のランプの灯かりが、点が線になるご縁のように見えてきました。」とコメントさせていただいたことを覚えています。
まさに、点が線になって、温かで心地の良いあかりになって灯った出会いの日・・・に紡がれたんですね。よかった。
Commented by lei at 2013-04-18 17:56 x
素敵!
ご両親もきっと良い思い出になりましたね。
読者の私達にも、素敵なお話どうもありがとう^o^
Commented by mangonaoko at 2013-04-18 20:45
>TOUKOさん
そうなのそうなの、突然娘さんと電話で話すことになり・・・直前に知ったので予備知識も準備もないから「アワワワワ」って感じですよ(笑)私よりちょっとだけお姉さん、でも年が近いので初対面、いえ所会話だけど友達のように話せました。
あちらは皆親切で色々してくださるんですよ。そこまでしてもらっていいのかしら・・って一瞬迷うけど全部甘えさせてもらっちゃいました。電話かけるときもね、「だって番号くれたのは向こうだし・・」って自分に言い聞かせて勇気だしてかけたんですよ☆
Commented by mangonaoko at 2013-04-18 20:49
>姐姐
昔ね、主人の両親と最初に会ったときも同じだったんです(いや今会っても一緒なんですが:笑)お互い全く相手の言葉が分からない、でもそれなりに盛り上がって楽しめるものなんですよね~いや、本当に不思議。
おばさまは台東が大好きみたいで超お薦めとか。次回私が両親と一緒に来たら車をチャーターして一緒に行きましょう!って何度も何度も話していました。あとうちの母に「中国語勉強して、私も日本語勉強するから。そしたら次は少し会話ができるでしょ?」って・・・・あ~こんなこと実現したら楽しそうだなってちょっとワクワクしました。
Commented by mangonaoko at 2013-04-18 20:51
>nichoさん
北海道の話覚えていてくれてありがとう☆
そうなの、あれは去年の11月・・・・正直電話していいものか、はたして覚えているかってやっぱり少しは心配になるものですよね。いざ台北についてからだって迷いました、もう1ヶ月以上話してないし、日付とか忘れてたらかえって負担になりそうだし・・・。でもそんな心配なんて吹き飛ぶくらい楽しい時間を過ごすことができたんですよ。
香港で会えたら・・・あ~これも楽しそうですよね。
Commented by mangonaoko at 2013-04-18 20:57
>こえださん
あ、そのコメント私もとてもよく覚えています。こえださんらしい言葉だなぁ・・・って思ったので。
あの小樽のカフェで偶然前後に並んだという縁、こういうの不思議ですよね。5分違ってたら出会わないのですから。私の両親にとっては「初めていく台湾の家庭」だったので、その訪問だけでも楽しかったみたいです。言葉は通じないけど、現地の人と食事をするというのもまた違う嬉しさがあったみたいで。選んだホテルも気に入って「今までで一番楽しい」って言ってました。私も嬉しいです。
Commented by mangonaoko at 2013-04-18 20:59
>leiさん
「台北に着いたら電話して」って言われてたものの、夕方ホテルについて迷ったわ(笑)だって万が一忘れてたら「今台北にいま~す」なんて電話、なんだかとっても負担になるでしょう?な~んて、あれやこれやと考えたけど、「ま、挨拶がわりだしね」と割り切って電話したら・・・よかった~覚えていてくれました。以前知らせたホテルも覚えていてくれて、迎えに来てくれたんですよ。現地の人ってホテルなかなか知らなかったりするでしょう?(そんな有名ホテルでもない限り)ロビーに降りて会ったときはなんとも嬉しかったです。
by mangonaoko | 2013-04-17 00:44 | 旅行 | Comments(10)