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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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十分幸せ、十分開心~願いごとを天燈に載せて

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ノスタルジックな景色が人気の台湾の九份は有名な観光地ですが
そこから列車で30分ほど移動したところに、これまた「十分」という場所があります。

平溪線という本数の少ないローカル路線
日本で例えるなら箱根登山鉄道とか、御殿場線とか・・・そんな雰囲気でしょうか。
「そこに何があるの?」って尋ねられたら「何もないけど、いいところよ」
そう答えるしかない、でもそう答えるのが一番な、思わず懐かしいと感じるそんな場所です。

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最大で1時間に1本程度、平日昼だと間が2時間空くときもあるローカル路線
だからこそ成り立つのでしょうけど、この線路は小さな街のど真ん中を通っています。

十分老街

そう呼ばれる全長数百メートルほどの小さな商店街といえばいいでしょうか。
駅前のここは観光地なので、並んでいるのはお土産屋さん食堂のみ。
でも列車がいない間は、線路の上がまるで「道」となり私達もそこを歩けるのです。
列車と人間の共同線路・・・・もちろん列車が来たらあちらが最優先ですけどね。

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そしてここのもうひとつ・・・と言うよりは最大の名物が、天燈

私もここで何度かお話したことがありますが、紙で出来た大きな熱気球という感じでしょうか。
旧正月後には、多くの人がこの近くの平溪に集まり願い事を書いた天燈を飛ばすことでも有名。
飛ばされた天燈が火災の原因になるなどから、今ではこのエリアでしか飛ばすことができません。

観光客のためにたくさんある天燈のお店
1色だと100元、2色で120元、4色だと150元
色にも意味があるので迷いましたが・・・・・・紅白で、赤と白を選びました。

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まるで大きなキャンパス。
筆ペンを使って書くので、白いシャツにはねないか少々心配でしたが
途中からはそんなことを忘れるくらい熱中して書いておりました。

もちろん4面全部に書いちゃいますよ。

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筆ペンのみ、色がついていませんが皆様わかっていただけますでしょうか。

大好きな赤のキャンパス
この1面は私が1人で自由に書かせてもらっちゃいました。
細かいお願いことはたくさんあるけれど、「十分幸福、毎日楽しく過ごす」
これが叶うのであれば、きっときっと楽しい人生に決まっていますものね。

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手馴れたお店のおじさんの誘導であっという間に熱気で膨らむ天燈

エイッ!

家族一緒に書いて、一緒に手を離して・・・・・
願いことをのせた天燈はあっという間に空高く、青空の中に消えていきます。
あの天燈どこまで飛んだのかなぁ・・・・神様ちゃんと気づいてくれたかなぁ・・・・
描いて飛ばしてというその作業が楽しくて楽しくて、飛ばした後も笑顔が続きます。
こんな楽しい気分になったら、たしかに幸せが向こうから飛んできそうよね。

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以前から一度訪れたかったここ十分
スケジュールの関係でなんとなく今まで実現せずにきていましたが
今回は両親を連れて絶対来ようと、そう決めていました。

そうそうそう、この景色
珍珠たちもここから天燈を飛ばしたんだものね。

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家族3人で飛ばした天燈
何年も前にツアーで飛ばしたときは、「中国語が話せるように」と書いたものでした。

今回3人が書いたのは・・・自分のことでなく家族のこと。
自分1人の幸せでなく、家族全員が幸せになるそういう言葉。
初詣の絵馬や七夕の短冊とは違う、1人では決して飛ばせない天燈だからでしょうか。
自然と誰かのことも書きたくなる、そんな不思議な温かさを持っているような気がしました。


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実際にはいないけど、珍珠たちと一緒に来たような気分
その私のウキウキ気分に幸せのおすそわけを載せて・・・・あとは郵便屋さんに託すことにしました。
遠く離れた家族や友人に・・・・・・ここから投函したってわかってもらえるかなぁ。

十分幸福

1時間に1本程度の次の列車を待ちながら、“幸せだなぁ・・・・”って素直にそう感じました。
お天気に恵まれて、吹く風も心地よくて・・・・家族と楽しく笑っていられて。
母はここでたべた麺が美味しかったと、その後何度も何度もそう話していました。
台北の有名なレストランで食べるより、きっと何倍も何十倍も美味しく感じるはず・・・
なぜならその時の気持ちが幸せに満ちていたからでしょう?
大事なのってそういうことよね・・・・・それこそが豊かな時間、豊かな食事。


今週末はイラストではなく・・・あのイラストの続きの話。
うふ、用意周到でしょう?
幸せを呼ぶための、私の小さな小さな頑張りだったのです。



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Commented by lei at 2013-04-20 08:50 x
素敵素敵^_^
朝から素敵なお話で、ニコニコうるうるしちゃったわ。
お天気にも恵まれて良かったですね。
私もいつか行きたい十分です。
Commented by TOUKO at 2013-04-20 09:07 x
ご両親とここへ来て天燈をあげる、という願いが叶って良かったですね~日に何本という路線に天気が良くないと、という事は旅行の日程を考えて考えて・・頑張られたのだなーって想像します(私も去年何年も考えてた似たような事したのでー)
瑠乃ちゃんジーマくん珍珠さんマシューちゃん・・筆ペンで4匹を全身で!!
ご両親と4匹と一緒に天燈をあげたのですから書いた願いはきっと・・!

伏線?(笑)見事ですわ♪
Commented by びろちん at 2013-04-20 09:44 x
幸せって感じることが(知ることが)幸せなんですね。20代30代では感じられなかった感覚。そんな時、歳を重ねるのも良いもんだと思います。   九分・十分とあるならば十一分駅有ったら楽しい‥って思うのは私だけでしょうか?
Commented by hongkonggaffe at 2013-04-20 16:53
十分で願い事をしたためて天燈を舞い上げさせる。
・・・十分というこの地でだからこそ、可能なこと。
・・・ご両親と一緒だからこそ、印象深い出来事。
長年の夢を叶えることが出来たんですね。

その地で掲げ写すことが出来たポストカード、
日常の中で描いたカードを旅先のその景色の中で掲げる・・・。
まるで、願いと、その実現とが、一緒に写っているかのようです。
Commented by mimi姐姐 at 2013-04-20 17:38 x
あの絵葉書にはこんなSTORYがあったのね。 
ここで初めて聞いた天燈のお話、そして映画『那些年,我們一起追的女孩』のなかでもみて わくわくしたものです。
このしあわせな日の事をいつまでもいつまでも心に留めてこれからもず~~っとうきうき気分でいられますように。 
あたしも家族で飛ばしたくなりました~~♪
Commented by nicho at 2013-04-20 18:37 x
あ~タマファミリーがいる!!って、テンションあがっちゃいました(笑)
家族皆の願い事。相手を想いあって願いを込めて飛ばした天灯。タマ達も一緒に願い事。きっと、叶いますよ。

イラストの続き…こんな素敵なお話があったんですね♪思わずナルホド!!と声にだしちゃいました(笑)
Commented by mangonaoko at 2013-04-21 10:21
>leiさん
4月に入ってからお天気に恵まれていなかった台北、この日は気持ちがいいくらいの晴天で、コートいらずどころか半袖日和でした(前日は皆コート着る気温だったけど)
行きはあえて台北からバスで行き(途中1回乗り換え必要だけど)帰りは列車で帰ったの。バスの車窓からの景色も久しくツアーに参加していない両親には新鮮かな~と思ってね。
この地域、事前の時刻表確認は必須ですよ~!
Commented by mangonaoko at 2013-04-21 10:26
>TOUKOさん
本数少ないから事前に時刻表印刷していきました。最初からわかって動けばあまり問題でないですものね。十分は大きな場所ではないので、足をのばして観光地の滝を見にいかない限りは、1時間ちょっとあれば十分楽しめる広さです。なので予定より1本早い列車で台北に帰ったんですよ~。
子供のお絵かきじゃないけど久々に夢中になっちゃいました。いやもう楽しくて楽しくて・・・・書くのも上げるのも全部!叶う叶わないに関係なく、これだけ楽しければそれだけで意味があるなって思えるいい思い出になりました。
Commented by mangonaoko at 2013-04-21 10:31
>びろちんさん
もう久々に晴天に恵まれたってだけで幸せです。
家族全員が楽しく過ごせる・・・これが基本ですよね。今回の旅は両親にとっても色濃い思い出がたくさんのようで、今までとは一味違う思い出として残るようなんですよ。色々問題があって最初は実現できないと思ったこともあったのですが、諦めずに実現させてよかった!!と心からそう思いました。お金がたくさんあっても出来ないことって世の中たくさんありますでしょう?今しか出来ない、今だからこそのこと。
十一駅はないけれど、七堵・八堵・五堵って駅はあるんですよ~不思議なことに順番は降順でも昇順でもないんだけど(笑)
Commented by mangonaoko at 2013-04-21 10:40
>こえださん
この前に父が行きたがっていた猫村にも行ってたんです。2つの場所ともに雨が降ったら残念な場所・・・特にここ十分は雨が降ったらこの天燈は無理。たとえ上げれたにしても晴天の日に上げるのとは、その感じ方は全く違いますでしょう?お天気だけは神頼み・・・・・こればかりはどんなに頑張ってもコントロールはできませんもの~。
カードは現地から出せたらいいな~と思って数枚印刷して行ったんです。台北では思いのほか時間がなく、結局現地の十分で急いで数枚書くだけで終わっちゃいました。列車の時間が限られてるから・・・本当はあと数枚書きたかったんだけど・・・それがちょっと残念!
Commented by mangonaoko at 2013-04-21 10:48
>姐姐
旧正月の時期にはこの小さな街が人で溢れるほど集まるそうです。大変だけどそれだけの数があがるのは圧巻ですよね!台湾に住んでいるのなら1度参加してみたいものです。
那些年・・・で彼女たちが行ったのはここではなく数駅先の場所なんですよ☆2人で天燈上げるの・・・・ちょっとキュンとなる場面でしたよね~。
今回は両親と3人だったけど、願わくば妹や老公と一緒に上げてみたいもの・・・これは実現できるかな~念じてれば叶うかなぁ。
姐姐家族が書くとしたら・・・英語と日本語のmixって感じになります??
Commented by mangonaoko at 2013-04-21 10:52
>nichoさん
そうなんです~今回はここ十分に絶対行きたくて、色々情報を集めたら「そうだ!タマたちにも上げさせよう!」っていてもたってもいられなくなり、急いで描いたのがあのイラストだったのです。なので実はちょっと簡単に描いてるんですよ(笑)
こういう場で「願い事は何?」ってなると何書いていいか迷うものですね~。でもやっぱり自分のことだけでなく、家族全体のことを書きたくなるというのは前回数年前に書いたときとは違う自分がいるような・・そんな気がしました。お礼参りならぬお礼上げに来れるといいな~。
Commented by R at 2013-04-21 16:56 x
ご両親と共有できる、また素敵な思い出が増えたのですね。お天気にも、麺にも恵まれて良かった!
私もいつか両親との台湾行きを実現させたいです。
ここ最近のnaokoさんのブログを見ていて、「台湾行きたい」熱がずんずんと上がっていたのですが、なんと私も台北に行けることになりました。マンゴーマンゴー!過去全て時期を外していたため食べていなかったマンゴーかき氷、今度こそ。調子に乗り過ぎてお腹壊さないようにだけ気をつけます。
Commented by mangonaoko at 2013-04-22 07:28
>Rさん
まぁまぁまぁ☆台北行きが決まったんですね!
今だともうマンゴー食べられますよ。永康街にある有名なマンゴーかき氷のお店の前も通りましたが、皆さん美味しそうに食べていましたもの、マンゴー。果物は台湾のほうが美味しいと思うのが私の個人的な感想なのですが、愛文マンゴーなどお安く食べられますものね。ぜひぜひたくさん食べてください☆あ、ただマンゴーは食べ過ぎるとあまりよくないのでほどほどに(笑)
by mangonaoko | 2013-04-20 07:17 | 旅行 | Comments(14)