古きに新の息を吹き込んで~活化歴史建築伙伴計劃
2013年 10月 31日
活化歴史建築伙伴計劃
今まで何度か触れたことがありますが、香港に今も残る古い歴史ある建築物
それを「使って残す」という政府がらみのプロジェクトの一つになります。
ちなみにこちらは第一期、6個の建物がその対象となっているんですって。
1960年建築の前北九龍裁判法院
2級歴史建築として分類されています。
2010年に図書館やGallaryとして生まれ変わったこの建物
建物そのものより、その中身に興味があったりしています。
舊大澳警署
同じく2級建築のこちらは1902年と歴史あるもの。
植民地時代の西洋と東洋の雰囲気が融合されたようなこの雰囲気
今はホテルとしてその姿を変えていますよね。
雷生春
1931年建築、1級建築としての分類です。
以前の姿はその建物だけでなく、「医学」をそのまま受け継いで
今も涼茶の販売や、実際に診察も行われていますよね。
そうそう、全ての紹介の横に小さなポストらしきものがあり何かと思っていたら・・・
中にはその建物を象ったマグネットが入っていました。
「なくなり次第終了」という数量限定、私が行ったときはすでに在庫切れのものも幾つか。
まるで自販機のお釣りを探すように手を入れて・・・あったあった!なんだか嬉しいものです。
前荔枝角醫院
これは私も知りませんでした。
青山道沿いにあるとは思えないような建物ですよね。
あ、こちらは3級建築とのこと。
芳園書室
1920-30年代の建物、唯一残る戦前の学校とのこと。
新界馬灣田寮村という場所にあるこの建物、今はここの馬灣水陸居民の博物館になっているそうです。
先日お話した美荷樓
今月から正式にオープンしたユースホステル
H型というユニークな建物は、1954年に建築された団地です。
建物とは関係ないけどバスにタクシー
自分で描くときってあれやこれやと考えるものなんですが、こんな簡単でも十分素敵なんですよね。
本当に見るのと描くのってこんなに違うものなんだと勉強になります。
タイムズスクエアの中に開設されていたこの展示
私は個人的にこういう歴史あるものが好きなので、こういう建築物できれば全部見たいもの。
香港は他の国に比べると古いものをどんどん壊す傾向がありますよね
その中でこうやって残されるものは違う意味でも貴重
「だから香港には世界遺産がない」なんて言葉どこかで聞いて納得してしまいましたが
こうやってスポットを浴びずにいる建物もたくさんあるはず
なくならないうちに見ておかないとね・・・・なんてあらためて感じたりもしたのでした。
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by mangonaoko
| 2013-10-31 09:04
| 香港だより