最初に訪れたのは台湾ではなくマカオになりました~蜂大珈琲
2015年 02月 24日
その形式もそうだけど、色使いとか門や壁の彩色のスタイルとか
そこの場所の気候や文化を十分に反映していたりしますよね。
以前日本に住んでいる頃、ちょっと郊外にある古い一軒家を見たとき、
「綺麗だね、壁も屋根も」と隣で興奮する主人とは反対に
どこが綺麗なんだろう・・・と見慣れている私は思ったことがありました。
今思えばあれは日本ならではの建築物。
私がここマカオに来て、壁の色や窓枠のデザインを見て興奮するのと同じなのです。
テーマパークのようにホテルとカジノが建設されているタイパ:氹仔の中で
昔ながらの街並が残る一角がこのエリア。
最近は若干観光化が進んでいるようですが、それでも街歩きが楽しい景色が広がっています。
食事も済んだけどちょっとブラブラ散歩しましょうか・・・・・
と、小さな店が建ち並ぶメイン通り官也街から外れたら、あら可愛らしい広場発見。
マカオはこういう小さな広場が多いですね。
これもポルトガル文化の名残なんでしょうか、皆さん休憩お好きそうだし。
その広場の中で真っ先に目に飛び込んできた気になるあの文字。
あれ・・・・同じ名前?
思わず主人にそう尋ねてみると、すぐさまこう返事が返ってきました。
“いや一緒だよ、字体も全く同じだから”
お店の雰囲気も、壁の色も回りの景色も異なるけれど
入り口上に掲げられているあの看板、あれはまさに台湾のあのお店。
台北の西門町にある古い古い珈琲屋さん
主人は叔母に連れられて幼い頃からよく通った店で
大学時代も何度も足を運んだ思い出のあるお店です。
大学の頃でも店内はほとんど年配のおじいさんが多かった・・・ということですが
スタバや、最近多い洒落たカフェに比べるとたしかにちょっと昔スタイルでしたもの。
“ここ、もともと台湾のお店でしょう?”
と店員さんに尋ねてみると、ここは支店とのこと。
マカオに支店なんて随分大きくなったもの、でも香港では見かけませんよね。
ちなみに支店はマカオだけなんですって・・・でもなんでマカオなんだろうな。
こちらのお店では珈琲豆や器具などの販売
それからお持ち帰りがメインだけど珈琲の販売もしている様子です。
ちょうどポケットにはさっき食事の際にお釣りでもらったマカオのお金が少し。
ここマカオでは香港ドルがそのまま使えますが、お釣りはマカオのお金。
もちろんマカオでしか使えませんから、こういう小銭使い切ったほうがベストなのです。
でも・・・1杯分しかありません。
まぁお腹もいっぱいだし、1杯頼んで一緒に飲むことにしましょうか。
珍しい「阿里山台灣咖啡」にしたかったけれど35ドルには小銭が足りず
結局ここのお店の名前がつく「 蜂大綜合咖啡」をお願いすることにしました。
3人いた店員さんのうちの2人はどうやら台湾人の様子で
カウンターの向こうからは台湾発音の國語の会話が聞こえます。
お客さんが来ると突然それが広東語にも変わるのがマカオなんだけど
それでも思いがけない珈琲タイムを味わえることになったのです。
台湾の国籍を持つ主人は、様々な事情でしばらく台湾に行くことができなかったのですが
今年はいよいよ一緒に行けるのではないか・・・・という期待の年。
一緒に台湾に行くのは結婚以前からの私の小さな夢です。
その日が来たらこの蜂大珈琲にも足を運びたいと思っていたのですが
まさかまさかそれより先にマカオで行くことになるとは・・・人生何が起こるかわからないものです。
“産地は同じなんだから、どこでも豆は買えるよ”
って隣から横やりが入りましたが、何言ってるんです気分が違いますって。
まして同じ産地と言えど、香港に帰ったら買えない蜂大の珈琲豆。
やっぱり買っておけばよかった・・・・・って思わないよう、
旅先で財布の紐は多少緩くてもいいのです。って随分自分都合なこの基準。
ということで、店員さんに相談しながら選んだのは酸味が少ないというこちらの豆。
目の前で挽いてくれると、香ばしい珈琲の香りが店内いっぱいに広がりました。
言われたように同じような豆はどこでも買えるのだけど
でもなんだかここで買えたのがすっごく嬉しい・・・この違い分かっていただけます?
【White dayは鴛鴦茶會】
日時:3月14日(土) 12:00~15:00 満席になりました♪
15日(日) 12:00~15:00 残席わずかです!
場所:東京銀座
参加費:4800円 詳しくはこちら
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日時 3日(火)4日(水)6日(金)9日(月)
11日(水)19日(木)20日(金)
24日(火)25日(水)30日(月) 平日10:00~12:15
by mangonaoko
| 2015-02-24 09:40
| 旅行