東京と鎌倉にて香港の景色を彩るひととき~謝謝您們的參加
2016年 02月 05日
1年で最も寒いこの季節。
数年前の同じ時期に帰った時、それはそれは重装備で挑んだものでした。
今年は1月に記録的な寒さを香港で経験したせいか、さほど寒さに差がなかったような・・
おそらく日本は室内や車内が暖かいから、そんな風に感じたのかもしれません。
1月最後の週末に銀座と鎌倉で開催した水彩ワークショップ:鴛鴦茶會
おかげさまで今回満席御礼で無事終了することができました。
ご存知の通り旧正月の香港といえば「真っ赤っ赤」。
写真に撮るだけならいいのですが、同じ色ばかりの景色を描くのはちょっとつまらない。
それに冗談でなく、赤の絵の具がいくつあっても足りませんものね。
皆様へのささやかなお土産は現在colourbrownでお配りしている揮春と、
手作りの利是袋(お年玉袋)で「旧正月シリーズ」とさせていただきました。
うっかり写真を撮るのを忘れてしまったのですが、利是袋の絵柄は3種類。
私がお世話になっているカフェやレストランに送った揮春の柄を配しました。
もちろんcolourbrownのおサルさんも登場ですよ。
鎌倉で開催というのも理由があってのことなのですが、
神奈川以外にお住まいの方もたくさんたくさん集まってくださいました。
ちなみに鎌倉は実家に近いこともあり、私には思い出の多い場所。
最近は観光客も多くなり、駅付近のお店などは入れ替わりすることもありますが、
やはり全体的な景色は学生時代に見たときそのままです。
こういう景色、時間だけでなく自分達の思い出も一緒に留めてくれますよね。
イラストもきっと同じかもしれません。
何年か経って自分が描いた作品を見たとき、きっときっと何かを思い出すはず。
その時の天気、お店に向かう時見た街の景色、
描きながら考えていたあのことこのこと、隣の人と交わした言葉の数々。
香港の景色を描きながら、自分自身の思い出も一緒に紙にのせる。
そんな風に1枚1枚重ねていただけたら何より嬉しいかも。
時間配分や頭の切り替えにアタフタする場面もあったりしましたが、
それもこの西貢の作品の中にこっそり加えていただけていたら、これまたご愛嬌。
そうそう、ある人が私にこんな風に尋ねてきました。
“なんで鴛鴦茶會って言うのですか”
我が家庭が「日本と香港(プラス台湾)」という2つの文化が交わっていること。
そしてその日本と香港でワークョップを開催するということに加え、
香港の生徒さんもいれば、日本の生徒さんもいる。
香港に住んでいる方もいれば、旅行でいらした方もいる。
「~だけ」とか「~であるべき」という垣根を作らない、
2つだけじゃなく幾つのものや、可能性がいっぱいいっぱい詰まっている。
そんな空間をカフェでお喋りしながら共有したい、だから鴛鴦茶會なのです。
寒い中、ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。
またキャンセル待ちされていた方、お申し込みいただき嬉しかったです。
次回お会いできるのを楽しみにしていますね。
次回は4月か5月、春と呼ぶにふさわしい麗らかな季節。
桜と新緑の日本で、また楽しい時間ご一緒できますように。
(週末は満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~2月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:16日(二) 18日(四)23日(二)24日(三)26日(五) 29日 (一)
週末:14日(日)20日(六)21日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2016-02-05 09:10
| 鴛鴦茶會(水彩課)