売り子ついでに朝のお散歩~閒閒市集
2016年 05月 09日
夜11時でも日本の7時くらいの人が外に溢れていたりしますよね。
でもその分朝の開始が遅い。
朝というよりは、昼の始まりですら遅いと感じるのですが、
日本でお店が開店する10時なんてここじゃ早い時間帯。
週末朝の深水埗。
どこからこんなに湧いて出るんだろう・・・という人出が常ですが、
さすがにこの時間帯のこの場所も,ご覧の通りが~らがら。
お店は基本平日に開店、土曜はまだ営業してても日曜祝日は90%以上がお休みです。
早いといってもお昼に近い時間帯なのですが、日曜ということもひっそりとしています。
いつも布で溢れてるこの場所も、閉まっているとこんな感じなんですね。
静まり返るような・・・と表現したいのを躊躇うような、派手なイラスト。
ここ深水埗はマンガの色が強いというか、ちょっと特徴ありますよね。
開いてるのがここだけのせいか、けっこうお客さんも多く賑わっていますよ。
布の問屋街、80年代の頃などと比べるとかなり静かになってしまったそうです。
時代の変化・・・と言ってしまえば簡単ですが、ここも香港の特色を強く出す街。
完全に衰退してしまったらやはり残念ですよね。
私が昨年8月から参加させてもらっている閒閒市集です。
もともと細長い店内を週末貸切っての開催、スペースは広くはありません。
それでも週末ただ閉まっているこの場所を有効活用したい。
今の若い人に以前盛んだったこの布街を体験してもらいたい。
そして香港で頑張っている人がこんなにいることを皆に見せてみたい。
そんな思いで昨年から始めたそうです。
いつもは当日まで自分の場所が分からないものなんですが、さすがに前日にお知らせが。
なんせ3つ場所がありますものね、そうじゃないと当日混乱しちゃいますから。
こちらは午後1時から開始、そして私たち売り子は12時から準備が可能です。
割り当てられたテーブルを有効に使ってのディスプレイ。
固定のお店でないので、当日持ってこれる道具にも限りがあります。
なので自分の作品がより綺麗にそして魅力的に見れるよう各自で工夫するのです。
日本で買って帰ったラックで高さを出しての展示です。
ちなみに貓咪罐罐は広東語だと「まおみ~ぐんぐん」
子供が唱える呪文みたいで笑えますでしょ。
古い雑居ビルや郊外の村などでは今でも現役で活躍してるタイプです。
今回はアクリル絵の具で郵便ニャンコを描いてみました。
もちろんこれは非売品、幅を取るけど置いておきたいディスプレイなのです。
今回は直前にちょっと報道があったせいか、開始時からかなりの人の流れがありました。
香港らしく小さな扇風機を手に持って入ってくる人もたくさん。
中には携帯に付けるタイプもあったりして・・・・色々な種類があるんですね。
でもやはり自分の作品を人に見せることの出来る貴重な場でもあります。
普段会えない人と直接話すことができたり、
人の反応を間近で感じることができたり、
そして他の人の作品も参考にできるのがマーケット。
これだけはどんなにネットが発達しても、やはりアナログのほうが勝るもの。
でもこちらの閒閒市集、残念なことにしばらくお休みに入ってしまうとか。
ここの人達が好きでここだけ参加してきたけど、はてさてこの後どうしましょ。
ま、神様が少しゆっくり考えなさいと言っているのでしょう。
ひょんな縁で参加が始まった閒閒市集、この先だって自然と答えは見つかるはず。
そして同時にいい子にまた彼らが再開するのを待つことにします。
2016年5月、私にとっての5回目のマーケット、
参加していない1年前よりはちょっとは成長したと信じましょうかね。
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~5月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:3日 (二)5日(四) 11日(三)12日(四)16日(一)
17日(二) 23日 (一)26日(四)31日(二)
週末:14日(六)28日(六)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2016-05-09 21:59
| Shinonomeowグッズ