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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

香港でも芝生の上でピクニック~深涌

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どこへ行っても人が多い香港。
でもその反面、どうしてこんなに人が少ないの?と
ビックリするくら人口密度の低い場所もあったりします。
もともと土地が狭いから人口密度が高くなるのですが、
それでもその狭い中で相当の偏りがあると言っていいのでしょう。

西貢の中心部とか石澳のビーチとか、赤柱マーケット付近とか
自然溢れる場所でも観光地化してる場所には人が集まる。
それでも尖沙咀や銅鑼灣のど真ん中に比べればやはり少ないかも。
まして観光客が来ないような場所は週末だって人もまばら。
多くたって、この香港の人口から考えたら本当にこれっぽっちなのです。

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あいにく6月ともなると熱中症の危険性があるのでなかなかできませんが、
3月くらいまでなら香港もアウトドアも気軽に楽しめます。
夏でもできるんですけどね、暑すぎるとか蚊が多いとかで問題が多くなるのです。

芝生の上でピクニックがしたい

ということで向かったのは西貢の奥の奥、地区でいうと大埔に入る深涌という場所。
こういう場所はもちろん「歩く」という過程も楽しむのが常。
なぜならバスに乗ってハイ到着、というわけにはなかなかいきませんから。

西貢中心から299Xの沙田行に乗り、途中の企嶺下老圍というバス停で下車です。
そこからはこの榕樹澳という場所を経由してただただひたすら歩くのみ。

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距離はありますが、平坦な道なので歩くのは苦ではありません。
強いて言えば夏じゃなくても暑い、なぜなら日陰がほとんどないのです。
やはり1年通してトレッキングの際は帽子必須ですね。

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前にも後ろにも誰もいない、聞こえるのは自分たちの声のみ・・・
という状況がしばらく続いていたのですが、なんだか後ろからラジオのような音が。

こういう場所でよくよく遭遇するのが、ラジオや音楽を聴きながら歩くご年配の人。
無言だとつまらないのか、音があるほうがリズムがつくのか。
まぁどちらの理由でもいいのですが、その音量がかなり大きいんですよねぇ。
そういう場合はごめんなさい、ちょっと距離を置かせていただいて再スタートです。

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あ、ニャンコ見っけ。
ある家の玄関先で休憩中、人懐っこい三毛猫の可愛い子でしたよ。
しばし戯れて私の充電も完了。

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村を通過したら自然多い風景に変わりました。
宮崎駿の中に出てきそうな、そんな雰囲気の1本道。

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こんな風にパイナップルがあるのは南国ならでは。
バナナやパパイヤはよく見るけど、パイナップルはなかなかないかも。

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ワンコの道案内。
1本道だから間違っていないよね?

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目的地が近づいてきました。
環境汚染とか異常気象とか、最近は地球が悲鳴を上げるニュースばかり。
でもこういう透き通った海を見ると正直ホッとします。
水は透明って、大昔は当然のことだったんでしょうけど。

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深涌

もともとここはゴルフ場が建設される予定だったとか。
反対の声などもあり今はその計画も白紙状態なんだそうです。
なのでここはかなり広い面積で芝生が広がっている、香港では珍しい場所。

もしここにゴルフ場が出来れば、今歩いてきた全ての道路が舗装整備されるということ。
そして同時に壊されたり立ち退きを余儀なくされる場所もできますよね。
本当に一部の人にしか利用されないゴルフ場、
その存在が悪いというわけではありませんが、自然壊してまで建設するほど
ここ香港では必要ない気が個人的にはします。

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よく考えたらこんな感じ久しぶり。
こういう草の匂い、歩いたら足首に草があたってくすぐったい感じ
子供の頃を思い出す感覚です。

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その歴史を感じさせる建物。
この中にある唯一のレストランなんですよ。
レストランっていうより食堂ですけどね。

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なかなか趣があっていい感じ。
ところでこういう場所って週末のみ営業ということが多い、
それでも商売になるってことなんでしょうね。
さすがに「通りがかったので」というお客さんいないはずですもの。

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メニューの数はさほど多くありません。
また土地柄お値段はちょっと高めです。
さすがにこの距離、仕入れだって簡単じゃありませんからね。

そしてこういう場所にいると食べたくなるインスタント麺。
公仔麺にコカ・コーラ、体にいいかと聞かれたら100%悪いこの組み合わせ。

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そして麺食べてる途中に思わず悲鳴上げたくなったニャンコの発見。
お母さん猫と子猫が2-3匹、ここのお店の家族です。

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うん、なんだかゴルフ場にいるみたい。

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我が家は日帰り予定なので、簡単なテントで休憩だけすることにしました。
でも本当はね、ここでキャンプは禁止なんですって。
ゴルフ場にしないんだったら、いっそのこと開放になったらいいのにね。

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片道2時間半。
これは歩いてる時間なのでね、ここにさらにバスの時間が加わります。
でもショッピングセンターで感じるような、頭が痛くなる疲れはありません。
疲れるのは足だけ、足は休めば癒されますから。

チャリンコ好きな自分にとっては、叶うものなら自転車で来てみたい場所。
あの道サ~ッと自転車で来たら気持ちいいだろうなぁ。
でもその夢を容易に叶えるには、さっきニャンコがいた村に引っ越すことかな。
でもあそこに住んだら通勤とか買い物大変だよねぇ・・・。

なんてどうでもいい妄想を話しながら歩くと、帰りの2時間半もあっという間なんですよ。




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(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)


【香港~6月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:15日(三) 22日 (三)23日(四)28日(二)

【香港~7月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:5日 (二)6日(三) 11日(一)13日(三)14日(四)
19日(二) 20日 (三)25日(一)29日(五)
週末:2日(六16日(六)30日(六)

参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪









by mangonaoko | 2016-06-16 10:51 | 香港だより