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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

グチャグチャ感はどこにも負けません~盛記麵家

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映画とか物語だったらこんなストーリから始まるかもしれません。
ドアを開けたら自分が生きているのと違う時代に迷い込んだとか、
時間がちょっとゆがんだ世界に飛び込んでしまったとか・・・。

個性的な店というのはいくつも存在するのだけど、
ここはなんとも言えない“摩訶不思議”な気分にさせてくれるのです。

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と言っても実は普通にバスで行ける、団地の中の麺屋さん。
ニュータウンとして止まることなく人口が増え続けている沙田、
その駅からほんの数分の場所に位置する団地、瀝源邨の一角にあるお店です。

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意識して考えて置いてるのか、
なんとなく重ねたらこんなになったのか、
お店というよりは友人の家に行って見かけるような本の山。
いや一応本棚なんだけど、途中の本抜いたら崩れちゃいそう。

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博物館でも友人宅でもなく麺屋さん。
お客さんの120%はちゃんとご飯食べてますからね。

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牛腩麵

考えてみたら牛肉の麺って日本ではあまりありませんよね。
ラーメンでもうどんでも鶏とか豚が多いかも。

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梅菜肉餅

梅菜とは香港だけでなく台湾などでもある漬物の一種。
日本の高菜にちょっと近い感じでしょうか、味は違いますけどね。
肉餅はひき肉を蒸して作る料理ですが、全体的に味はしょっぱめ。
なので寂しいようですが、これだけで白いご飯がパクパク進む一品なんですよ。

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しつこいようですが麺屋さんです。

これでもかと飾られているのは、昔懐かしいレコードのジャケットですね。
最近はレトロ人気というか、雰囲気でというか、あえてレコードを選ぶ若者もいるのだとか。

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これもあえてモノクロなんでしょう。
シャッターを押すのを一瞬躊躇ってしまうような、そんな迫力。

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ってお店の中を散策していたら、お店の正面入り口にたどり着きました。
私がさっき入ってきたのは正面じゃなかったというのがこの時判明。

これ、知らない人が見たら何のお店と思うんだろう。

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その正面入り口のすぐ横手にはこんな飾り物というか、短冊の数々。
明るい昼間に撮ってるにもかかわらず、不思議な雰囲気ぷんぷんしてますでしょ。

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実はこちら屋外のテラス席があるんですね。
あいにく訪れた日はまだ暑い季節だったので、全員冷房のある室内でしたけど
気候がよい日は外で食べるのも気持ちがいいかもしれません。

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もちろん屋外だってインテリアには手を抜きませんよ。
鳥がいなくてよかったとホッとする、幾つもまとめられた鳥かごたち。
鳥かごってたしかに飾りとして使うお店も多いですものね。

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時計?

しかも全体的に80年代の空気が感じられるものばかり。
いや実は最初から思っていたんですけどね、
ここにある品って近所の人の持ち寄りなんじゃないですかね。
本や統一性のない置物の数々とか、そのバラバラ感といい、
使い古された感といいコレクターというよりはまさに持ち寄り。

要らないから置いていくという可能性もありだけど。

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鍵。

集める人いないでしょう。
どこぞの観光地ではカップルがひとつのカギを・・ってありますけどね、
ここまで鍵が集まるとなんとなくちょっと怖さすら感じるもの。

でも鍵ってどうしてそう感じるのかな。

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まさに色々なものが盛られている盛記麵家。
オーダーをとったオーナーらしきおじさんといい、
正面入り口に座ってるおばさんといい、やたらと愛想がよかったのも印象的。
次に来たときに家で眠ってる時計のひとつでも持参したくなる
・・・・・・・・、あ、やっぱりこういうことなんだろうか。なんてね。

私の勝手な憶測ですよ。


盛記麵家
沙田瀝源熟食中心5號舖





【好評受付中】鴛鴦茶會(水彩ワークショップ)詳しくはこちら
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)


【香港~12月】10:30~12:30 
平日(佐敦)13日(二)14日(三)19日(一 ) 20日(二)29日(三)   
週末尖沙咀11日(日)25日(日)31日(六)

参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪







by mangonaoko | 2016-11-30 18:33 | 餐廳