90歳レインボーおじいさん まだまだ現役です~彩虹眷村
2017年 06月 22日
基本的に作品開催という目的ということに加え、連日雨だったということもあり、
ホテルと展示会場以外どこにも行っていないまま滞在最終日となってしまいました。
正直慌ただしく当日を迎えたということもあり、さほど下調べもしないまま現地入りしたのですが、
そのなんとなくのあるようでない計画の中、出来たら見てみたいと思った場所。
彩虹眷村
と言ってもそれが一体どこに位置するのかを調べたのは、今日台中を離れるその日の朝。
街歩きには厳しい雨の日々、時間があるかどうかよりも雲行きのほうが大事なのです。
最後の最後に姿をやっと現したお天道様、ホテルで朝ごはんを食べながらフト思い出した、いえ思い立ったのです。
行けるかな、今すぐ行ったら見て帰ってこれるかな。
人間そういう時のパワーと行動力の早さはすごいもの。
それから地図で位置確認をし、急いでバス停とバス路線をチェック。
台中市内からは離れた場所、香港と違って多くはないバスの往復で果たして戻ってこれるだろうか。
考えてる暇なし、とりあえずホテル近くのバス停で先にバスを待つ!
大丈夫、最悪はタクシー捕まえるなり何かしら解決策はあるのですから。
傘が役に立たないほどの大雨もイヤだけど、この日は日傘が役に立たないほどの日差しです。
ってまだ8時にもなっていないのに、このまま昼間に突入したら焦げちゃうかも。
バスに乗っていたのが7時台ということもあり、車内は学生さんなどでいっぱい、
そして車窓から見える道は通勤のバイクでいっぱい。
違う意味でもこの時間帯にタクシーで向かうのは賢明な選択じゃないかもしれませんね。
初めて降りるバス停。
目的地はここからちょっとだけ歩く模様です、いやはやそれにしても日差しの強いこと強いこと。
わずか10分も歩かない距離だったけど、すでにゆでだこ状態です。
ぞの字のごとく普通に人が暮らしているひとつの村。
ここが一躍有名になったのは、ここに住むおじいさんが描いた色鮮やかなこの絵が注目を浴びたから。
現在90歳を超えるこの方、今ではレインボーおじさんという愛称で親しまれています。
もともと芸術家ではなかったのですが、この村が再開発の一環で取り壊されるという話を耳にした後、
ペンキと筆を持ち住宅の壁にイラストを描くようになったのがことの始まりなのだとか。
色彩の感覚って人それぞれ異なるのはもちろん、その土地の文化や伝統なども影響しますよね。
だから外国の色合いってちょっと特別に感じたりするもの。
ここのこの色も自分には出せないような、そんな特別な存在感を放っています。
太陽が強くて、どちらかというと水風呂に入りたいような気分です。
私が到着したの8時すぎという、どちらかというと朝の時間帯なんですけどね、
はたして何時からこうやって営業されているんでしょう。
有名になったとはいえ台中の町の外れ、1日中人がいるという場所ではありません。
まぁここに住んでいるので、営業という固い文字の感覚ではないのかもしれませんが。
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~7月】10:30~12:30
平日:6日(四)11日(二)17日(一)18日(二)26日(三)
週末:15日(六)23日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2017-06-22 10:54
| 旅行