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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

ニャンコ率の高い小さな小さな本屋さん~草根書室@新加坡

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歴史的にイギリスの植民地下にあったせいか
同じように狭い土地に多くの人口を抱えているせいか
香港と比較されやすいのがシンガポール。

日本からだと香港を通り越し7時間程度のフライトとなりますが、
香港からだとシンガポールまでの時間は3時間半程度になります。
タイやベトナムに比べると長めですが、それでもやはり近距離圏といってもいいでしょう。
ということで、本当に短時間の2泊3日のシンガポール初旅。

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赤道に近いシンガポールは基本的に1年中夏、冬と夏ではその気温に差はあるものの、
それよりも顕著な差といえば雨季か乾季かということ。
あいにくこの時期は雨季に相当するため、お天気はあまり期待できません。
基本的に折り畳み傘が手放せないものの、それでも大雨に見舞われることなく過ごせた3日間。

後から聞いた話ですが、昨年12月くらいからずっと雨か曇りのお天気なんだとか。
雨季とはいえ、ずっとお天道様が出ないというのもちょっと悲しいですよね。
香港も雨季の時期はそうですが、3日に1度の割合でいいので太陽出てほしいと願いますから。
そうじゃないと高温多湿、洋服もお部屋もなんとなくジトジトして気も滅入ってしまうのです。

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あまり時間がなくたいした下調べもしないまま到着したシンガポール。
漠然とした中でやりたかったことはこの3つだけ。

シンガポール特有のプラナカン建築を見る
個性あるカフェで珈琲を飲む
あてもなく散歩する

真ん中以外は大雨が降ると困ってしまうのですが、なんとかクリアできたのでホッと安心です。

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まるで絵本の中にあるようなカラフルな可愛らしい建物たち。
シンガポールの歴史を反映する、中国とマレーとヨーロッパの文化が融合されたこれらのプラナカン建築。
1階が店舗で2階が住居というのが基本ですが、中には賃貸の広告が出ているのも数軒見かけました。
そのたびに「こんな場所に住んだらなぁ」「こんな佇まいで自分の店が持てたらなぁ」
と120%非現実な妄想がぐるぐるぐるぐる回っちゃいます。

それにしてもどこも色使いがとっても綺麗。

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白と緑が基調のこの中では比較的シンプルな色合わせ。
でもあの緑の色彩がちょっと異なるだけでもイメージって大きく変わるもの。

色々な意味で勉強になります。


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建物ではありませんが、思わず立ち止まってしまった郵便受け。
要らない鍵を集めて貼ったんでしょうか。
この浅黄色のような色の上だからかえって良さが出るのかも。
中に錆びてしまった鍵があるのも、これまたアクセントですよね。


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色々な紹介でも見たことのあるこの景色。
チャイナタウンからも歩いていける距離にある Kenog Saik Road です。

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もうどこ見てもため息が出るような可愛らしさ、美しさ。
その分写真撮って後で見返した時、どこで撮ったものか分からなくなってしまいそうですけどね。
カメラに記憶できなくても、せめて自分がどこを歩いたかは記憶しておかないと。

と、ファインダー越しになんだか気になるお店発見。
ちょっと渡って行ってみましょう。

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草根書室

本屋さんですね。
思わずやってるのかな? と扉の前で確認したくなるくらい静かな佇まい。
中の照明もすごく明るいというわけではないのですが、普通に営業中の様子ですよ。


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奥に細長い店内。
お客は誰もいなくて、女性スタッフが2人喋っているのが聞こえてきました。
シンガポールは英語と中国語が両方通じますが、こちらは主に中国語の書籍を扱っている様子。
そして書籍以外にイラストや関連の商品もたくさん展示されています。


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おっと、こんな場所にニャンコ。
女の子で「チャコ」って名前なんだそうです。
スタッフの方曰く、何しても起きないよとのこと。
頭なでて、お尻なでて、ついでに通常のニャンコは嫌がるお手手握って見ても。。。うん、爆睡中。

ちなみに店内を後にする時もまったく変わらないこの姿勢を保っていました。


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もともとこの本屋に入ろうと思ったのは、表から見えたこれらのイラスト。
シンガポールの景色を描いたもので、もちろんシンガポールのイラストレーターだそうですよ。
私は今回が初訪問なのでどこの景色かということには明るくありませんが、
彼女が描く景色の中にはもうすでに見られないものもいくつか存在するのだとか。
これだけあちこちに綺麗な建築が見られるここシンガポール、
それでもやはり開発などのために消えてしまった景色もあるということですよね。

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店内にニャンコがいるせいか、それともオーナーやスタッフがニャンコ好きなのか。
一角にはニャンコ関連の本がたくさん置かれていました。
こちらは台湾のイラストレーターの方の本ですね。


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お店の前に置かれているこの長椅子。
おそらくどこかの学校のものなんでしょうか。
さりげなく、でも何かを感じるような重みのある品。いいですね。

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あれこれ吟味して買った4枚のポストカード。

優しいタッチのイラスト、こちらまで気持ちが温かくなるデザイン。
こういうイラストを見ると自分もまだまだだなぁ、と本当に感じます。
こうできたらいいな、ああできたらいいな、あんな風に描けたらいいな。
ジタバタしても意味がないけれど、良いものに巡りあった時に感じるこの刺激。

自分のイラストもこんな風に旅の想い出のひとつになっているといいな。
思わず一緒に連れて帰りたくなる温かい景色のひとつに。

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ちょっと小雨の降るシンガポール。
携帯の地図を見ながら、当てなく彷徨う異国の街。
そんな中で見つける1軒というのが一番面白いものですよね。

そうそう滞在中の気温は22-23度程度。
現地では寒いほうになるらしく、ダウンを着る人がいたり、火鍋レストランが大繁盛のシンガポールなのでした。


草根書室
25 Bukit Pasoh Road,Singapore







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【香港~1月】10:15~12:15
平日:4日(四)9日(二)15日(一)23日(二)
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参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
(お申込みお問合せは watercolor.yuanyang@gmail までどうぞ)


鴛鴦茶會~水彩Workshop~vol 14 @東京

2月10日(土)12:00~15:00 満席
2月11日(日)11:00~14:00 残りわずか
2月12日(祝)12:00~15:00 受付中

会場:東京恵比寿
会費:4800円(各日)※ワンドリンク、題材、水彩用紙、水彩絵の具(共有)、お土産(2018年揮春、エトセトラエトセトラ)付
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by mangonaoko | 2018-01-14 15:56 | 旅行