ニャンコに招かれた食べれないお弁当屋さん~Soul Art Shop 創藝無限心靈便當店
2017年 05月 05日
トラムレーンの北側は基本坂、といってもよいくらいですよね。
ヒルサイドエスカレーターやピークトラムだってもともとは山の上に住む市民の生活の足、
たしかに日々の移動となったらなかなか大変な登り坂ですもの。
どこどこ?どこから聞こえた声?
と思いあたりを見回すと、毛並みのいいニャンコが坂の階段を優雅に歩いています。
実は反対側歩いていたんだけど、呼ばれた(気がする)ので足早で向かい側へ。
自分の家に戻ったような、なんとも落ち着いた様子。
ここのお店の子かな?毛並みの良さなどから見ても100%お家の子ですもの。
せっかくのご縁なので撮影をお願いしたのですが、当人は向けられるレンズにズンズン。
警戒心の強い子を撮るのも難しいけど、人懐っこい子を撮るのも違う意味で難しい。
こんなにレンズに向かわれたら、ミクロ対応のレンズだって対応できませんってば。
急に尻尾をピンと立て駆け足でお店の奥へ入っていっちゃいました。
やっぱりここのお店の子なんですね。
ニャンコに呼ばれたご縁、ちょっと覗いていくことにしましょうかね。
お店の方曰く全て中国北京などのアイテムが多いとのこと。
見るだけで楽しくなりそうな、華やかな色使いですよね。
を彷彿とさせる3人娘、ってとこでしょうか。
中国ではブタだってラッキーなアイテムのひとつ、干支だって猪ではなくブタ年になっちゃうくらいです。
そのため香港もそうですが、おめでたい席は何もかもが真っ赤に染まります。
こういう色、文化を反映するのか国によって微妙に発色が異なるのが興味深いところ。
同じ赤でも中国の赤、日本の赤、韓国の赤、そしてヨーロッパの赤、少しずつ違いますでしょ。
便當とは中国語でお弁当の意味。
食べ物ともお弁当とも全く関係のないお店だけど、幸せをお持ち帰りで・・って感じでしょうか。
日本で持ち帰ること“包んでもらえますか?”って時に言いますでしょ。
包むってこと自体が日本の文化でもあるんだけど、お弁当ってそれと同じようなイメージ。
お店の方に由来を伺ったわけではないけれど、なんとなくその意図が分かるような。
って勝手な憶測ですけどね。
と思ったら男の子のタイガー君だそうです、大変失礼しました。
でもこの子のおかげでお店に足を運んだのですから、まさに招きニャンコかも。
昨年香港で写真展なども開催していた、オランダのカメラマンの作品です。
たしかに香港は日本と比べて看板猫が多い街、モデルはたくさんいますものね。
一瞬ほしいと思ったけど、でも突然だったし結局買わずに店を出たんだけど、
やっぱり後で欲しいと後で思うというよくある“後悔コース”。
その後何軒か本屋に寄ったけどあいにく見つからず。
ピピンと来たものは迷うべからず、ってやっぱり自分に都合のいい理由でしょうかね。
食べ物ではなく心の幸せを売るお弁当屋さん
私にとってはニャンコに出会うのだって、ラッキーを招く魔法のひとつなのです。
Soul Art Shop 創藝無限心靈便當店
Shop A1, G/F, 24-26 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~5月】10:30~12:30
平日(佐敦): 4日(四)9日(二)15日(一)23日(二)
週末(尖沙咀):6日(六)14日(日)21日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2017-05-05 09:30
| 香港だより