ブログトップ

鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
プロフィールを見る
画像一覧

歴史を感じ緑を感じ、素材を感じるオーガニック食堂~慧食堂@大埔


香港は緑が多いね

以前香港に初めて来た日本の友人がこんな風に言ったことがありました。
車や高層ビルだらけの香港、どこにそんな緑があるんでしょう。
と聞いたその当初は思ったのですが、最近彼の言う意味が少し分かるような気がしています。
もちろん大自然溢れる郊外と比べることではありませんが、
たとえば日本に帰り東京から実家に帰るリムジンバスからの景色を見て思うのです。
街に色がない、緑がない

それはある意味日本は広くて、香港は狭いからというのも関係するかもしれません。
香港は中心部からバスに30分乗らずともちょっとした郊外に行くことが可能。
九龍だって少し離れると街中でも比較的緑が多い。
公園だって街の中に押し込められるようにギュギュッと存在していますでしょ。
香港全体的に緑が多い、たしかにそう言えるのかもしれませんよね。

a0132659_09542668.jpg
そんな香港ですから、新界エリアにいけばその緑は更に繁ってきます。
まして南国、日本よりも大きくてフサフサした樹が多いですから。

写真だけ見るとどこかヨーロッパの一角かと見間違えるようなこの景色、
実はここだって香港、大埔の綠匯學院と呼ばれる場所なんですよ。
綠匯學院はもともと昔の大埔警察署、その土地と建物をイノベーションし活性化した場所なのです。

a0132659_09541870.jpg
イギリス植民地時代の建物は、建築方式が異なるのはもちろん
そのほとんどが低い建物ですよね。今のように50階や70階ということがありません。
大埔の街自体にも高層ビルがほとんどないこともあり、見えるのは空と緑のみ。

敷地内には警察博物館などもありますが、今日の目的はこの黄色い建物です。

a0132659_09551890.jpg
慧食堂

ここ数年香港でもオーガニックやベジタリアンレストランが増えつつあります。
こちらは歴史建築物の中にあるオーガニックベジタリアン食堂、
場所が場所なのでね、営業時間は10時から夕方16時までという限られた時間です。

a0132659_09543465.jpg
週末に訪れたこともあり、店内は満席。
家族連れの方も多いようでしたが、やはり週末ということも関係してるかも。

こちらは基本全てセルフサービス。
カウンターで注文し、自分で食べ物を運び、食べ終わったら指定の場所に戻します。
って別にたいした手間じゃありませんもの、こういうのは大歓迎。

a0132659_09550375.jpg
メニューも通常のレストランのように多くはありません。
もし食事をしたかったら、デリのようにおかずを数種類選ぶというスタイルです。
値段設定だってシンプル。
4種類なら60ドル、3種類なら45ドル、単品ならひとつ17ドル、ただこれだけ。

でもどの品も体に優しそうなものばかり。選ぶのもちょっと迷ってしまいます。

a0132659_09543830.jpg
a0132659_09544212.jpg
カボチャのヨーグルト合え、それからひよこ豆のサラダ
ジンジャーの雑穀米に豆とオートミールのナゲット。
4種類だったらどんな組み合わせでもOKですが、食事だとやはりお米が欲しいですよね。

a0132659_09544891.jpg
デザートのようでいて、でも満腹感のあるカボチャ&ヨーグルト。
もちろんヨーグルトだって自家製ですって。

a0132659_09545295.jpg
a0132659_09545995.jpg
a0132659_09545601.jpg
こういう場所でも食べると、自分の食生活も見直そうとそう思います。
だって体に直接入る食べ物って本当に大事。
現代生活で完璧を目指そうとすると労力とお金を相当使わないといけませんが、
自分のできる範囲で自分なりのことでいいから続けられればいいんですよね。

私事ですが我が家には現在電子レンジがありません。
最初は不便だと思ったのですが慣れると実は簡単、だって昔むかしはなかったものでしょう?
すると不思議と食事を作る量が減るんです、1度に食べられる量しか作らないようになるんです。
残せないなら余分に作らない、考えて作るから食べ過ぎない。
考えてみたら普通のこと。
これに限らずもしかしたら便利の中にまぎれてる無駄、まだまだあるかもしれませんよね。

a0132659_09551247.jpg
せっかく来たのでデザートも。
日本では流行のチアシードのプディング、私も香港では初めて口にしましたチアシード。
そして想像以上にピリリと辛かったジンジャーティー。
でもうん、体は喜んでいるみたい。

a0132659_09550880.jpg
人が多いので撮影を控えましたが、店内には客家文化を紹介するアイテムなどがたくさん。
こんな風に大きなテーブルもあるので家族連れも多いのかな。

a0132659_09551508.jpg
そして店内のあちこちに置かれる緑。
緑を置くレストランやカフェは多いけど、ここの緑は見ていてなんだか心落ち着きます。
きっとここの人が命として丁寧に扱っているのが伝わってくるからかな。
インテリアじゃなくて、同じ命としてね。

a0132659_09552217.jpg
a0132659_09552583.jpg
食堂裏手には自家栽培の小さな畑。
そして敷地内の緑の中には小さく隠れたオブジェもたくさん。

都会の喧騒から離れたというだけでなく、ここにはある意味余分なものが一切ない。
だからこそ自分自身も無になって心が安らぐのでしょうか。
便利になればなるほど実は目に見えない 無駄 で体が覆われているのかもね。

ちなみに大埔の駅は改札が片側にしかありません。
1度改札でたら線路をくぐって向こう側に行く、ということだけお忘れなく。
駅からほど近いのにこんなに豊かな緑があること、きっときっと驚きますよ。


慧食堂
大埔運頭角里11號舊大埔警署





【好評受付中】鴛鴦茶會(水彩ワークショップ)詳しくはこちら
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)

【香港~6月】10:30~12:30 
平日(佐敦) 13日(二)15日(四)19日(一)20日(二)
週末尖沙咀:11日(日)25日(日)

参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪




[PR]
Commented by hongkonggaffe at 2017-05-25 18:29
いつかも書いたかもしれませんが、警察署(官舎含めて)をリノベして活用してる施設って、いくつもありますね。大澳・尖沙咀・赤柱 他にもですけれど、なんだか多い印象だし、気づくと じつは何年もかけて 少しずつ増えたような気が。
中でもこちらはトータルで充実してるように感じました。食のスタイルや素材で、本物の畑という目に見える形で、誰でも利用できる間口の広さで。…他地区からやや離れてても、訪れた人が何かお土産に出来るヒントがありそうな施設ですね。
…それにしても、お皿やお碗の中のご馳走たち…どれもきちんと色が濃いですねぇ。身体に良さげ。
Commented by mangonaoko at 2017-06-09 16:00
>こえださん
たしかに警察署はリノベーションされてるの多いですね~。どうしてでしょう、やりやすいのかな。政府管轄ので他にないのかな。ここは隣接して警察博物館のようなものがあるのが面白いです。規模は小さいんですけどね、行くならこのレストランと合わせたほうがいいかもしれません。
食べ物全て体が喜ぶ感じですよ。食べ物の味がするって実は大切なんだな、って今更ながら感じます。
by mangonaoko | 2017-05-19 10:52 | 餐廳 | Comments(2)