花墟を見下ろしながらちょっと優雅なティータイム~好雪片片 House of Moments
2017年 05月 22日
別に特別な知識などなくたって、眺めていればそれだけで幸せな気分になれるもの。
名前が分からなくても産地が分からなくても、綺麗だなぁ って思うだけで十分。
香港で見られる花は当然ながら日本のものとは少し異なります。
同じ花でも開花の時期がずれていたりもしますしね。
また日本では高値の花が驚くほどお手頃価格で売られていることも。
特にここ太子のフラワーマーケットは“花見歩き”が一番楽しい場所です。
大きな看板もなく、古いビルの階段を上がったところにあるまるで隠れ家のような佇まいです。
好雪片片
名前からしてなんだか雅な感じで期待で心も膨らみます。
お昼12時半からというちょっと遅めの営業スタート、でも時間ピッタリ開いているようですよ。
(香港は開店時間に開いていないことも常々、病院だって例外じゃありません)
なんだかいつもこんなこと言ってる気がしますが、ここ香港でこれはすごく大事。
出来るのであればなるべく人が少ない時間を狙う、それによって快適度が天と地のように違いますから。
半分はソファー、半分はテーブル席。
でも少人数での来店なので、一番端っこのソファー席に並んで座ることにしました。
なんだかんだであっという間に3年という月日が経ってしまいました。
本当に、いつかいつかって思ってるとこんな風に過ぎちゃうものなんですね。
こちらは中国茶をメインとするお店。
店内のインテリアも無駄のない、でも心落ち着くような感じで統一されています。
高いものは数百ドルから1000ドル近くのものも。
これ茶葉ではなく、あくまでここで飲む“喫茶”での値段ですよ。
今回はランチも兼ねたかったので、まずは食事からチョイス。
パスタとご飯メニューがメインで、他にもサラダやスープなども。
ただランチセットいうものはなく、全て単品メニューでの注文になります。
香港で和風メニュー注文することはそんなに多くないのですが、
運ばれてきたのは盛り付けといい正直期待以上。下の葉といい、洗練されていますよね。
そこで育って、そこの場所を知るからこそ分かる何かがプラスされている。
そういうのって言葉で説明するのも、それを真似するのもなかなか難しい。
でもこのパスタ運ばれてきた時、日本人の心としてちょっと嬉しかったんです。
ただただ和風の材料を使いました、という感じだけではない。
色彩なのか、盛り付けなのか、鰹節や海苔も適量なのか・・・・・
ね、説明するのってやっぱり難しい。
日本では当然だけど、香港で松葉蟹ってそう簡単にはお目にかかれません。
運ばれてきたときに思わず“本当に松葉蟹”って口に出してしまいましたから。
中華では比較的蟹みそが重視されますでしょ。
私個人としてはこういう蟹肉のほうが嬉しかったりするのです。
あまり目立たない場所だからか
ランチがあると知られていないからか
ランチとしては気持ち高めの価格だからか
フラワーマーケットの中でオフィスが少ないからか
理由は定かではないけれど、ただお客の立場からだと静かな空間は単純に嬉しい。
そういえば久しく茶器って買っていないかも。
しかもお客は少なく聞こえるのは店内に流れる音楽のみ、そして腰を下ろすのはふんわりソファー。
自分のお尻が家にいるときと同じようにどんどんどんどん深くなるってものです。
じゃ、お茶も頼んじゃいましょう。
好きだけど、台湾茶の3桁の値段に躊躇し、頼んだのは台湾フルーツ茶。
ちょっと酸っぱい、でもさっぱりとした美味しさです。
ポットサービスというのが嬉しいですよね。
合計で200ドル弱、ランチとしては贅沢なほうだけどこんな空間楽しめるなら喜んで。
好雪片片
香港で雪は降らないけど、この言葉から感じられるような空気感満喫することができました。
自分のお部屋もこんなだったらいいのにな。
広さという時点ですでにアウトなんだけど。
好雪片片 House of Moments
太子洗衣街223號1樓
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~6月】10:30~12:30
平日(佐敦): 13日(二)15日(四)19日(一)20日(二)
週末(尖沙咀):11日(日)25日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2017-05-22 10:15
| 香港cafe