猫を訪ねて上から西へ
2017年 05月 31日
香港は猫が多い。
正確に言うと“店舗ねこ”が多い。
昔ながらの古い小さな店ほどその率は高く、
日本だったら“食品”に分類させるような店にいることも少なくありません。
中にはその商品の上で平気で寝ていたりするのですから・・・
人間も猫も同じくらいのんびり適当なほうがいいのかもしれませんよね。
このエリアはこういう店舗猫が多いのですが、それはイコール古い店の率が高いということ。
猫が乾物の海鮮が好きかというと実は無関係ですものね。
だって猫が魚が好き、というのはどちらかというと日本の食文化に影響されて出たイメージ。
鰹節なんて実は猫の体にはあまり良くないって、猫を飼わなかったら知らなかったかも。
カメラで迫っても微動だに動かないニャンコ。
ぷっくりした肉球を思わずプニュプニュしたくなっちゃいます。
手足の大きさからして男の子かな。
起こさないように気を付けて撮ったのですが、寝息が聞こえるほどの熟睡ぶり。
決して猫が多い道ではなく、ここで売られる由来の分からない品を“ネズミの品物”と呼び、
それを選ぶ客を猫のように例えたことからこの名が生まれたんですよね。
でもたしかに猫はこういうゴチャゴチャした空間が大好き。
実際の由来を知らずとも、なんとなくこのネーミングに納得してしまいそうです。
猫は一段高い場所とか大好きですものね、この高さこの広さたしかに心地よいのかも。
もうちょっと真ん中に座ればいいのにと思うのですが、外野は黙っていてというところかな。
あの引き出し開くのかな。
だとしたらニャンコ的には更に楽しいベットかも。
何があるの?何が見えるの?
と丁寧にお伺いしてみたのですが、まったく相手にしてもらえません。
諦めたのか、興味がなくなったのかこの後ノッシノッシと移動開始。
ちょっと待って待って、せめてお顔だけでも拝見させてくださいまし。
感じからして外の子ということもなさそう。
それにしても“どこ見てます?”というこの視線、この表情。
ある意味自分の世界をしっかり持っているジェントルマンです。
こういう場所にもニャンコいるんですものね。
我が猫だったら確実に袋の中をひっくり返すのですが、ここの子たちは慣れてるのかな。
それとも周りにありすぎて興味もなくなった、ってとこなんでしょうか。
と話しかけたら、この子もレンズへ突撃タイプの子。
話しかけるとズンズンズン。
後ずさりしても更にズンズンズン。
指でなでなでしたら気持ちよさそうな艶の良い毛。
カメラ相手にはいいけど、好きな子にはそんなに迫っちゃダメですよ。
押して押して時には引いて・・・ってきっと猫の世界も共通なはず、なんてね。
と思わず口ずさみたくなるくらいの立派なお魚。
でもここで売られているのは人間ですらしょっぱいと感じるもの、
ニャンコはくわえた日にはビックリして尻尾が膨らんでしまうかもしれません。
お店の奥だったり、お客さんがいたりしてあいにくカメラには収められなかった他の子たち。
いつか別の日にまたお会いしましょうね。
猫にあったらご挨拶を、
はい、学生時代から続いている私の小さな幸せのおまじないなのです。
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~6月】10:30~12:30
平日(佐敦): 13日(二)15日(四)19日(一)20日(二)
週末(尖沙咀):11日(日)25日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2017-05-31 22:11
| 香港だより