香港での北京語
2009年 09月 02日
香港といえば、このフェリー乗り場からの景色が有名ですよね。
話題とは全く関係ありませんが、気持ちのよい写真でも眺めながら・・・・・。
香港および広州などは基本的に広東語が主に使われる言語です。
「広東語と北京語って何が違うの?標準語と関西弁のような違い?」
って今までに何度も質問されたことがありますが、
広東語と北京語の違いはこんな小さな違いではないのですよ。
中国語をよくご存知ない方にはよく分からない違いとは思うのですが
私はよくこのように説明します。
「日本語の標準語と、沖縄で話されてる琉球語の違いかな」・・・・・と。
たとえば東京では「美しい」を、沖縄の琉球語では「ちゅら」と言うのは有名ですよね?
でも沖縄だって新聞などでは「美しい」と表記します。日本ですからね。
文字にすると同じだけど、話言葉では発音から全く違う・・・・
大阪弁とのような、イントネーションの違いよりずっと離れているわけです。
この説明がピッタリくるわけじゃないのですが、感覚的には分かっていただけますでしょうか?
香港でも返還以降、北京語がだいぶ通じるようになっています。
でもやっぱり「よそゆき」って感じです。
マクドナルドとかでももちろん「いらっしゃいませ」は広東語
「コーヒーください」と北京語で言うと
「おっ この人國語(=北京語)の人だわ」という具合に、向こうも北京語に切り替えます。
最近では大陸本土からの人も多いので向こうも慣れっこだとは思いますが
なんとな~~~く、「よその人」扱いは否めないかなぁ。
なので、もし香港でどっぷり地元につかりたい場合は、カタコトでも広東語がおすすめです。
ただ広東語は発音がとても難しく、日本語になれた私達には習得しにくいのが難点。
でもその分、香港の方もとても歓迎してくれますよ。
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by mangonaoko
| 2009-09-02 12:36
| 香港文化