人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

コトコト煮込む香港スープ~牛肉湯

コトコト煮込む香港スープ~牛肉湯_a0132659_8404495.jpg

日本のお味噌汁以上に、香港の家庭ではスープがとても大事。
これは香港だけでなく中国にも言えることなのかしら・・・。
ただの汁物・・というよりは、ここでもしっかり栄養を補うメインに近い品。

香港のスープは何時間もかけてコトコト煮込む、たっぷりの栄養に時間と愛情を降り注ぐスープなのです。

以前主人が日本の知り合いに、この家でのスープのことを話すと
「お金持ちなんだねぇ・・・」って言われたとか。
香港の習慣を知らない彼らは、何時間もかけて作るスープを毎日食べる主人の生活が
なんだかとても優雅で、そして(?)どういうわけか“お金持ち”っていうイメージに結びついたのでしょうか。
・・・・・面白いから、そのまま説明せずに放っておいたらしいですけどね(笑)

コトコト煮込む香港スープ~牛肉湯_a0132659_8455518.jpg

本日は大根と牛肉がメインの “牛肉湯”
余談ですが“湯”は中国語ではスープのこと・・・
なので日本の温泉にかかれてる“女湯”“男湯”は奇妙に映るらしいですよ。

大根・牛肉のほか、香港スープに欠かせないのがこの生姜。
香港の家庭にはかならず生姜があり、スープにも料理にも頻繁に登場するメイン薬味なのです。
今日はここに「八角」も加えて・・・・・・
豚の角煮などにも使うこの八角、かなりインパクトのある香りですよね。
苦手な方も多いのでは?・・・・・・・・・・・・・かくいう私もあまり得意ではありませんけど。
でも香港や中国料理には頻繁に登場するので、なるべくちゃんと使うようにしています。

コトコト煮込む香港スープ~牛肉湯_a0132659_8555776.jpg
大根も牛肉も時間をかけて煮込むので
大きく切ってもちゃんと柔らかくなります。
お箸でサクッと切れる柔らかさが
牛肉スープの美味しいところ。

本当は骨も一緒に煮込んだりするらしいのですが
私は省いて、牛肉のみ使用するかな。
本当は何時間もかけてじっくり出来ればいいのですけど
仕事をしながらその作業は至難の業・・・・・
なので我が家では“シャトルシェフ”が大活躍なのです。

大きく切ったこれらの材料を鍋に入れて
沸騰したら、あとは蓋して数時間置くだけ・・・・・。
帰宅したら柔らかくなっているので本当に重宝。

今日帰ったら柔らかくなってるかしら・・・

家中が八角の香りで包まれてるのが何だけど
シャトルシェフを準備した日は
帰宅する足取りがちょっと軽くなったりするのです。
こうしてる今も、仕事してる今も
コトコト煮込まれている我が家の牛肉スープ
美味しく美味しく育ちますように。




お帰りにうちの看板鴛鴦(鳥と猫)↓、ポチッと応援お願いします・・・・鴛鴦茶餐廳の☆が増えます
にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ

看板娘です
人気ブログランキングへ
by mangonaoko | 2010-04-28 09:14 | 香港料理