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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

言葉がない分伝わる心~動かない姿に悲しむ猫

「言葉を与えられてないから、猫ちゃんは全部ちゃんと天国に行くんですよ・・・」



と、実家の猫が死んだときに依頼した動物火葬の、そのおじさんがこう言いました。
「餓鬼で死ぬのが一番辛いこと」
その言葉が私も両親も頭から離れなくて、結果全員が外の猫を面倒みてる今になっています。

動物は言葉はないけれど、心はあります。
だから表現もするし、コミュニケーションもとれる。

外猫のタマの姿が見えなくなると、その身に何かあったのではと毎回オロオロする自分がいます。
いっそのこと猫も携帯でも持ってくれれば・・と本気で考えるくらい、本当に心配になります。

フランスに住む義兄から(彼も猫飼っています)おしえてもらった、トルコで報道もされたこの映像・・・
猫は人間以上にちゃんと心も、言葉も感情も持っているんじゃないかって
その姿が痛々しくて、可哀想で私は涙がとまりませんでした。
「起きて起きて・・・」と必死に・・・相手の猫を起こそうとする猫
ピクリとも動かないその子の傍に寄り添うように座り、また起こそうとする。
動かないのに、もう動かないのに、必死に必死に頭まで動かそうとする。

あぁ猫もちゃんと分かるんだ、ちゃんと私達と同じように心があるんだと、
分かっているけれど、あらためて痛感させられたこの子の姿。
言葉はない分、気持ちって直球で伝わるものなんですね。




きっとこの子もちゃんと天国に行ってるはず、大丈夫大丈夫。


って思っても、涙が止まらないのは・・この子の言葉にならない叫びが伝わるから。
こんな姿を見たら、言葉使って何言っていいか分からなくなりました。
この子に何を教えてもらったのか、何がこんなに響くのか・・・まだ整理はできていないけど。

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by mangonaoko | 2010-05-05 12:04 | 鴛鴦茶餐廳より