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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

あの気持ちを思い出させた異国の辛さと優しさ

たとえ日本人観光客が多くて日本語が通じたとしても
たとえ相手が日本語で話しかけたとしても

外国に行ったらなるべく現地の言葉を使う(努力をする)

それが会話として成立しなくても、出来る限り使いたいと思います。
10日前に決まった韓国行きで、現地情報の収集だけでいっぱいなのに
言葉をどうしようなんて一夜漬けもいいところ・・・・
というわけで、「準備なし」で足を踏み入れました、ここ韓国の地。

そう、ネットと韓国友人から得た情報と、1冊の会話集だけ抱えて・・・・
あの気持ちを思い出させた異国の辛さと優しさ_a0132659_2347621.jpg

昨日もお話しましたが、韓国語は全くダメ・・・胸はる場所でもないけどダメ。
主人の英語が通じるのも限られた場所のみで、
広東語・國語はすれ違う観光客から聞こえるのみ。
日本語は有名なレストランとかだと多少使えますけどね・・・。

見ても何言ってるか意味すら見当もつかないハングルの中で
意思疎通できないって疲れるんですね・・・・交流する以上に疲れる。
だって脳は常にフル回転なんですもの・・・回転しても分からないのにね。

でもフル回転の脳から出る言葉は両手ほどの数もないから寂しいものです。
だからこそ使わなければなりません・・・10個ないんだから、最大限にね。
あの気持ちを思い出させた異国の辛さと優しさ_a0132659_23475562.jpg

街歩きの中で立ち寄った屋台での「トッポッキ」・・・美味しいですよね。
もちろん私の言葉は「こんにちは」と「美味しいよ」

「辛い」とか「熱い」とか伝えたくて、会話集を指差し何度もおばちゃまに見せました。
見ると意味が通じるので、笑顔で韓国語で答えてくれる優しいおばちゃま。
食べてる私たちの皿に注文していない品まで「差し入れ」してくれる優しさに甘えて
ここぞとばかりに質問しちゃいましたよ。
「これください」とか「私は日本人です」とか・・・ネイティブ発音をね。
滞在時間と記憶可能な分量は限られてるので、あと2-3個で十分ですし。

ハフハフ熱いトッポッキを口にしながら、しばし韓国語プチ講座。
あ~やっぱり現地の発音は会話集より覚えやすい。
嬉しくて何度も同じ言葉発音していたら、おばちゃま笑顔でこう言いました(推定)

“韓国語の発音いいじゃない”

あるいは“韓国語の筋いいわよ”あるいは“顔が韓国人みたいよ”
自惚れではなく褒められたのはおばちゃまの笑顔とニュアンスでキャッチしました。

そのときね・・・・飾ることなくただ普通に“嬉しかったんです”私。
相手に言葉が通じる楽しさ、そこに小さくても交流が生まれる嬉しさ
あぁ・・・そうそう中国語始めた時ってこういう感じだったよね・・・・。
最近はうまく表現できないことや、全部聞き取れないことがあっても
それを適当にカバーする要領とかコツを覚えてる自分の中国語。
通じることに慣れてしまってるゆえに、忘れかけているその嬉しさや楽しさ。

それ忘れちゃったら言葉うまくならないよね

ここはソウルで食べてるのは辛い辛いトッポッキだけど
なんだか何年も前の自分と、今の自分に何かを教えてくれたようなそんな感覚。
散策の途中で細かい場所思い出せないけど、ここのこの味・・忘れないだろうなぁ。
だって忘れかけていたもの思い出させてくれた辛い刺激的な味ですもの。

おばちゃま・・・カムサハムニダ。

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by mangonaoko | 2010-07-24 23:54 | 旅行