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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

煮てよし炒めてよしの南国果物~香港家庭料理

香港料理に興味を持ち、書店で並んでいる料理本を何冊買ったことでしょう。
日本とはちょっと感覚や材料の違うそのレピシに戸惑ったりしたことも・・・
でも何が1番驚いたかというと・・・・・材料として果物がたくさん使われること。

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子供の頃からの感覚で「料理に使った果物」といえば・・・・そう「酢豚のパイナップル」
パイナップルを炒めるという感覚は日本には珍しいので
その温かくて甘い味は好き嫌いがハッキリ分かれていたものでした。

中国料理では「卵とトマトの炒め物」がポピュラーですが
これも日本では比較的新しいメニューではないでしょうか。
ソースでもサラダでもない、生のトマトを炒める・・・・・そういえば昔は見たことなかったかも。

ちなみに上のスープの中身は・・・・・薩摩芋ではなく、パパイヤです。
南国の果物パパイヤをスープに入れるなんて・・・・自分では思いつかないメニュー。
でも言われないとパパイヤだとは分からない、なんとも不思議な食感なんですよ。

煮てよし炒めてよしの南国果物~香港家庭料理_a0132659_552673.jpg


マンゴーもよく料理に使われます。
こちらはマンゴーと鶏肉の炒め物・・・味はいたってシンプル、マンゴーの味が80%という具合。
マンゴーを炒めるなんて、日本だとなんだかもったいなくて出来ないですけどね。
1年中手軽に買える香港ならではの料理でしょうか。

それから桃もよく料理に登場します。
桃は缶詰のほうが使いやすいようですけど、「蜜桃鶏球」という料理は鶏肉と桃を炒めたもの。
桃の黄色と 赤ピーマンと緑の葱が色鮮やかな南国らしいお料理です。

余談ですが、香港ではトマトを「果物」の部類に入れることもしばしばです。
「果物食べる?」って聞かれて、その中にトマトが入っていたときは小さく驚きました。
生の果物を使わなくても、オレンジやレモンソースの味付けがあったり
果物が豊富な南国ならではでしょうか・・・・・・野菜・肉・魚と並ぶ主役級の材料なのです。

煮てよし炒めてよしの南国果物~香港家庭料理_a0132659_552725.jpg


大好きなマンゴーがデザートではなく食卓にのぼったら・・・・・箸も偏って進むもの。
でも食べすぎにはくれぐれもご注意を。
大好きな蝦もマンゴーも同じ「溼熱」という、熱を体に溜め込むタイプの食べ物。
だから食べ過ぎると口内炎ができたり吹き出物がでちゃうんです。
体調や個人差があるのはもちろんですが、何事も「ほどほど」が1番ですよね。

果物を使った香港料理・・・・・家庭料理なので庶民的なレストランのほうがメニューは豊富かも。
そんなレストランへ行ったらメニューでぜひ探してみてくださいね。
煮てよし炒めてよし・・・生でもよしの南国果物
“こんな風に調理してしまうの??”
って目からウロコの出会いがあるかもしれません。


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香港情報担当しています(6/20更新 NEW)
by mangonaoko | 2011-06-22 06:26 | 香港料理