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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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今がまだ“未来”だったあの頃の香港~イギリス統治

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今当たり前のように目の前に存在するもの

当たり前だけど・・・・・・・昔はそれはまさに“未来”を象徴するもの
常に見ていると、それがなかったことなんて忘れてしまうのが人間でしょうか。

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1997年の返還記念の1冊には・・・・当時は未来でしかなかった、“今の香港”の姿がたくさん。
啓徳機場から今の赤鱲角國際機場へ移ると同時に開通された、機場快線
今ではゴンピンやアウトレットモールで賑わう東涌もまだ未開発
すでに海の姿を消し、埋立地としてビルが建つ中環や西九龍も当時はまだ茶色の土地を見せるのみ・・・。

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国際空港としては今の赤鱲角國際機場のほうが相応しいのだろうけど
啓徳機場の閉場セレモニーを見ると、やっぱり寂しい感じがします。
滑走路の明かりが最後に消されて、長年多くの人を香港から旅立たせた空港の幕が閉じたのです。



私はイギリス統治時代の香港を知りません。
それは歴史の教科書で学ぶのと同じ、ただその歴史が短いというだけ
こうやって残された写真や映像でその歴史を確認するしか出来ません。
返還の日に執り行なわれた、イギリスの告別儀式・・・・
チャールズ皇太子の姿があり、パグパイプの音色が響き、赤い洋服の近衛兵が立ち並ぶ様子は
まるでバッキンガム宮殿を思わせるようだけど、ここは紛れもない今のこの香港なのですよね。

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“この曲・・・・小学校のときに習った。スコットランドの曲だからね”

告別儀式の最後に流れる曲を耳にして、主人がこう言いました。
蛍の光としても馴染みのあるこの曲、日本では“別れ”のイメージが強い曲だけど
この式典で流れるのを聞くと、“日本ではデパートの閉店時に流れるよ”なんて言いにくくなったりして。

今では目にすることのできないあの頃の香港
返還されて10年以上・・・・この10年の香港の変化を1番知るのは、やはりふたつの時代を生きてきた人。
国旗が静かに下ろされる様子は、甲子園とかオリンピックとはその意味の重さはまったく違うのです。

今目にするもののほとんどはこの10年で造られたもの
“未来”として描かれた時代を顧みるのもときにはいいかもしれません。
今の世界も、気づけばあっという間に過去になる・・・・本のページがぱらぱらと捲られていくように。
私はその歴史の何頁を生きることができるでしょうか。


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by mangonaoko | 2011-12-04 10:20 | 香港だより