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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

1ヶ月前から育て始める新年の花~水仙頭

仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙

中国語の発音をそのまま読んでいる花・・・水仙。
“雪中花”なんて呼ばれるくらい清らかで清清しいその姿、まさに水辺を歩く仙人のようですよね。

この水仙・・・・香港の旧正月には欠かせない、幸運を呼び込むお花なのです。

1ヶ月前から育て始める新年の花~水仙頭_a0132659_6462922.jpg


水仙頭

名前だけ聞くと何かと思いますが、こちら水仙の球根。
芽が生えていなければ何かの芋かと見間違うようなこの大きさですけど
1個の球根から何本も芽を出すので、2-3個あれば相当数の花が開くことになります。

旧正月がいよいよ近くなると花市などでは水栽培で育った、鉢植え状態の水仙が売られます。
もちろんそういうのを買ってお部屋に飾るのが一番簡単ですけれど
自分で球根を買って旧正月に向けて育てる・・・・というのも、なんだかいいお正月準備だと思いません?

1ヶ月前から育て始める新年の花~水仙頭_a0132659_6463061.jpg


水仙の花がたくさん咲けば咲くほど、その年はいい年になるというラッキーアイテム
それが自分の手で咲いたとなれば、さらに期待できそうですが・・・・なかなか難しいようです。

まずは太陽の日差し・・・どの植物にもいえることですよね。
日照不足だと旧正月の時にタイミングよく咲いてはくれません・・・・でもお天気はコントロールできないもの。
お部屋の窓際とか、晴れの日には日差したっぷり注ぐ場所に置いてあげないと。
それから気温・・・芽が出始めた後の適温は11度前後とか。
まぁこれからの季節の香港、この温度より下がることはそんなに多くはないけれど
でも油断できない温度とも言えます。
そして大事なのが・・・お水。
水栽培で育つ水仙、芽が出る前は毎日、発芽後は2日に1度はお水を交換しないといけません。
無事花が開いた後は、お水の中にちょっとだけ塩を入れるとお花が長持ちしますよ。

1ヶ月前から育て始める新年の花~水仙頭_a0132659_6463234.jpg


一般的に開花まで28日ほど要するという水仙

お正月の前に花市に行って買うのもいいけれど、1ヶ月前に水仙頭を買うのもこれまたよし。
「もう幾つ寝るとお正月」ではないけれど、1ヶ月水仙の生長を見つつお正月を数えましょう。
我が子の成長を見守るように、自分で育てた水仙がうまく旧正月に咲いたのであれば
新年はきっときっと素晴らしい年になること間違いなし。

だって運は自分で呼び込むものでしょう?
その運をもたらす水仙の花も自分の手で咲かせるのが、本当の運の開花なのでしょう。
花がたくさん咲いた日には、仙人が佇むように幸せがたくさん訪れるかも・・・・
そしたら心からこういえますよね。

新年快樂!!

2012年旧正月は1月23日です。


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香港情報担当しています(12/9更新!)


by mangonaoko | 2011-12-16 06:48 | 香港文化