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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

オープンカフェでいただく香港お粥~森林浴と大牌檔

自分が高校生か大学生の頃でしょうか。
パリの街角にあるような“オープンカフェ”が人気になり
気づけば街のあちらこちらに、道に面して座るテーブルが並べられていました。
何も知らずに歩いていて突如これが出現すると正直びっくりしたりして・・・
“猫も杓子も”的にあったあのカフェ・・・・今の東京に一体いくつ残っているのかしら。

オープンカフェでいただく香港お粥~森林浴と大牌檔_a0132659_10204180.jpg

青空の下で・・・といえば香港の大牌檔だって立派なオープンカフェじゃないでしょうか。
衛生面で言えば正直問題がないわけじゃない大牌檔
でも綺麗なビルの中にある高級レストランにない魅力がある
これが香港人が今でも通い続け、そして存在し続ける証拠なのでしょうけどね。

アルプスのような美しい空気もないけれど
富士山麓の綺麗な湧き水もないけれど

空が見えるテーブルでいただく香港のお粥は格別に美味しいのです。

オープンカフェでいただく香港お粥~森林浴と大牌檔_a0132659_10204345.jpg


オレンジとグリーンのプラスチックのお碗に、これまた黄色の蓮華
並々に盛られたお粥と、山盛りに盛られた腸粉なんて
120%炭水化物のボリュームたっぷりの朝ごはん。

ちなみに香港のお粥、あまり家庭では作らないそうです。
お米の粒が見えなくなるほどドロドロに似るお粥、もちろん専用の調理器具もありますけれど
手間と味、それから残った後のことを考えるとお店で食べるほうがずっと合理的だから。

オープンカフェでいただく香港お粥~森林浴と大牌檔_a0132659_10204528.jpg

普通のお米料理の場合、香港は日本より水分が少なくてパラパラだけど
お粥に限っては台湾よりも日本よりも味がしみこんで、格別に美味しい気がします。
お米に水分が多いからこそ、台湾のお粥のようにボッテリした感じになったり
それゆえお湯を多くして日本のようにお茶漬け感覚になるのでしょうか・・・・・

日本の感覚だと病気のときに食べる感覚のお粥だけど
ただ単に水を多くすればいいだけで終わらない香港のお粥、私も成功したことがありません。

オープンカフェでいただく香港お粥~森林浴と大牌檔_a0132659_10205022.jpg

摩天楼の街・・・香港
どこもかしこもビルと人と車で溢れているけれど
その分公園にはこれでもかというくらい、植物が密集していたりします。

公園の隣はバスやミニバスの往来が激しいのだけど
でも森林浴を楽しんだ後のオープンカフェでいただくお粥は特別の味。
何が混ざっていても、何かが振り込んだにしてもそんな細かいことはいいのです
やっぱり緑と空は最高のスパイスになるんですから、香港でもね。



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by mangonaoko | 2011-12-25 10:50 | 香港だより