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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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花園街の火事の炎はまだ消えず~留架不留貨

昨年11月末に旺角の花園街で発生した大火事・・・・1ヶ月と少しが経過しました。
死者9人を出したこの大惨事、その火災の火は消えたものの
ここ花園街にもたらした炎はいまだに炎上したままのようです。

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路面の両側に迫り出すように並ぶ、屋台のような小さな店
市民の生活製品や果物から、ちょっと嘘っぽい玩具やお土産ものまでその種類は豊富
初めて香港を訪れる人は、この光景に驚く人も多いかもしれません。

トタンで作られたような簡単な店構え
店が閉まっている夜明け前にそこに放火されたであろう炎は、またたくまに何軒もの店を包み込み
そしてその黒い煙は隣接するビルをも包み込んでしまったのです。

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低所得の人は、ひとつの部屋を仕切りそこに複数で住むことが珍しくありません。
高騰し続ける家賃に対応できぬ人は、そうやって暮らすしかないと聞きます。
通常なら1軒に1つのドアが、複数家族のたったひとつの玄関となる
狭いがゆえに足の踏み場もないほど詰まれる荷物・・・・・
窓も少ない部屋、その狭い中に煙が入れば逃げ道など簡単に塞がれてしまうのです。



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店も商品も全て焼けてなくなってしまった人々
再営業をしたくても、その資金を調達するあてもない人もいるようです。
しかも、「焼けやすい店」と政府はその原因の矛先をこのような店に向けているとか・・・
もちろん今回のように簡単に放火しやすい条件は揃っていたけれど
被害者であるはずなのに、まるで加害者のようになってしまうのも可哀想のような気もします。

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花園街を歩くと、新しく店を作っている光景を目にします。
でも店がここで営業すること自体、今後危うくなるかもしれない・・・
政府の中だけで勝手に決められることに、当事者の経営者は納得がいくはずもないでしょう。

「商品は片付けるから、店はそのままで」

閉店後に店構えごと撤去しよと話が出ているのでしょうか。
リヤカーでもない限り、あの店ごとしまうなんて非現実的ですものね。

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花園街

小さい商いをする人が集まっている場所
もしここで営業ができなくなったら、彼らはどこへ行くのでしょう。
この火事の炎が本当に消されるときに、この光景はこのまま残っているのでしょうか。




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厨房娘:タマ(なくす知恵より生み出す知恵を)

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by mangonaoko | 2012-01-05 06:57 | 香港だより