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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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炭火でいただくお鍋と海鮮~土瓜湾にて火鍋

和歌山県で紀州備長炭の釜だしをしたことがあります

赤く燃える釜からは数メートル離れていてもその熱が伝わってきて
そして赤く燃えているその長い備長炭は、熱が冷めるとキンキンととても涼しい音。
人生1度きりのそんな体験・・・・備長炭に囲まれて仕事をした時代の貴重な思い出なのです。

炭焼きのものは美味しい

高い備長炭を使わずとも、野菜でも肉でも炭火焼きの味はやっぱり格別
BBQ以外でそんな機会は少ないと思いきや、炭を楽しめる場所が土瓜湾にあるんですね。

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決して広くない落山道のさらに路地の、さらに奥にあるお店
通りからその様子を伺うときは、「あの店本当に大丈夫?」って心配になる風貌なのですが
いざ中に入ってみると、大衆的とはいえ普通のお店なのでご安心を。

お店のメインは炭焼きと、炭のお鍋
少人数よりもある程度の人数が多いテーブルには、どこも2個の七輪が置かれていました。
今のこの季節、だいたい炭焼きとお鍋両方楽しむようですね。

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火があっという間につくので備長炭ではないのでしょうけど
それでも火がつく炭の様子は見ていて美しいもの。
寒い日はおもわず手を伸ばして暖をとりたくなるような、目にも暖かい光景です。
炭の準備をしている間に、お鍋のスープや炭焼きの材料を選ぶことにしましょう。

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香港のお鍋はスープ自体に味がありますので、ここを何にするかが美味しさの分かれどころ。
最近は黒胡椒などの新しい味も登場していますが、今回は豚とナツメのスープに決まり。

決まり・・というか決められたんですけどね・
“私、このスープ好きなのよ。美味しいわよ!”
とお店のお姐さん、意見を聞く様子もなくチャッチャと(勝手に)伝票に記入しておりました。

でも言葉通りというか・・豚の味がしっかりしていて、スープだけでも美味しくいただけちゃうそんな味。
白いスープの色が、なんだか乳白色の温泉みたいです。


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炭焼きは海鮮をメインに・・・海老と鮑
ちなみに鮑はこれまた店員さんのお勧めで半ば強引に決まったもの
しかも「は~い 鮑8個でいいわねっ!!」って数まで決められて・・・

“日本でこんな風にされたら皆怒っちゃう?”

そのやりとりの横で友人がそう聞いてきました。
香港でも決して安くはないけど、日本では“安くない”でなく“高い”食材の鮑
勝手に8個注文されちゃったら、どんなに美味しくてもお財布が心配になっちゃいますよね。

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新鮮とわかっていても・・・・焼くときに動く蝦を見るのはやっぱり苦手。
矛盾してるんだけど早く赤くなってほしくて、出来るだけ早く短時間で焼きあがってほしくて
“えいっ!”って火力の強そうな場所に何度も移動して焼き上げました。
黒く焦げて焼きあがった姿を見ると、美味しそうという前になんだかちょっと安心したりして・・・・・

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でもやっぱり炭で焼くのは味が違う。
さっきまで可哀想なんて思っていた数分後には美味しいって言ってるのですから・・・・
自分でも矛盾しすぎてなんだか困ってしまう、そんな微妙な場面だったりします。


夕食時には店内満席になる盛況振り
ちょうど隣には10人くらいのテーブルで、ほどよくお酒も回りそれは大変な騒ぎでした。
それでなくても大きい広東語、テーブル向かいの友人の声がかき消される大音量です。

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反対のお隣テーブルでは・・・6人くらいのグループがどういうわけか立ってテーブルを囲んでたり。
何か意味があるのかと思いきや・・・七輪の高さがある分立ったほうがお鍋を取りやすいから。
たしかに座ってるとお鍋の中の具が見えない、そんな高さなんですよね。
中腰にして鍋を覘いてみると・・・・グツグツ煮たってなんだか魔女の鍋のようです。

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友人と4人・・・・お鍋に炭焼き、ビールもちょっとだけ飲んで1000ドルちょっと。
お鍋にはこの他牛肉やら羊肉、お野菜もたっぷり入れました。
今回は私たちがご馳走する予定だったのに、お店のお姐さん主人の持つ1000ドルを取ったあと
「まだ足りないわよ~」
と友人の持つ1000ドル札もサッと奪うように持って行ってしまいました。

結果主人1000ドル負担、友人200ドル負担・・
80%だけご馳走しただなんて、本当に中途半端で申し訳ない。

鮑がいくらだったのか、あの肉はいくらだったのか
メニューがあるのやらないのやら、あっても適当なのか分からない土瓜湾の隅っこの店
全体的にアバウト、でもそのアバウトを許してしまうこっちも同じ
「炭で食べる鍋」
それだけで行く価値ありといたしましょう、だってこれこそ本当の遠赤外線。
どんなに効果な調理器具よりも、ずっとずっと食べ物の美味しさを引き出してくれる
自然のまま原点の調理方法ですものね。

香港でいただく炭火のお鍋・・・・寒いこの冬お薦めです。


鴻福海鮮四季火鍋
土瓜灣落山道86號地下巷內
2365 0112


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Commented by TOUKO at 2012-02-02 09:01 x
机の上に七輪置いてお鍋ですか~炭でお鍋・・炭でご飯を炊く・・美味しそう・・炭焼きって美味しいですよね~(海鮮は矛盾した気持ちになりますね・・)
Commented by 小謝 at 2012-02-02 17:40 x
日本は記録的な大雪です。私の住む横浜は最近ほとんど積雪なしですが。でもこんなに寒い日にはやっぱりお鍋が多いです。香港の火鍋、しかも炭火見ているだけでほっこりですね。海老や鮑、美味しいけれど、私も動いている姿を見るのは苦手です。だからアサリの味噌汁作るのもちょっと苦手です私、変かしら?
Commented by mangonaoko at 2012-02-02 21:14
>TOUKOさん
そうそうテーブルの上に七輪なんです。だから座ってると鍋の中見えないの(笑)隣のテーブルは全員立ってましたもの~。
炭で炊くご飯なんてあまり食べられませんものね。小学校の頃のキャンプで飯盒で炊いたのも懐かしい!
蝦と鮑はなんだか可哀想な気になりました・・・残酷だなぁ~って。自分も食べてるんですけどね、ほんと矛盾だらけです。
Commented by mangonaoko at 2012-02-02 21:17
>小謝さん
今年は本当に記録的なんですよね。私も神奈川育ちですけど、小学生の頃のほうが雪降っていた気がします、やっぱり気温高くなっているのでしょうか。
この蝦は串がささった状態でお皿に盛られていたんですけど、その時点で動いてるんですよ・・・・・まだ生きてるのか神経だけがなのか知らないけれど、やっぱり苦手です。でも今までで一番辛かったのは、家で上海蟹ゆでたときでしょうか。大きくなればなるほどなんだか見ていて辛いもの・・・でも赤く茹で上がるとホッとして美味しく食べちゃうのだから、やっぱりなんだか変ですよね。
Commented by hongkonggaffe at 2012-02-04 19:35
炭や七輪のお写真、よく撮らせてもらえましたね~。(笑)
数年前からでしょうか、香港の市街地では、当局の取り締まりが厳しくて、
炭火などの調理風景は、カメラを向けるとダメダメって慌てて拒否されてしまいます。
ウチも香港島や九龍で煲仔飯の調理をしている炭火や七輪の様子を撮影しようとしたところ叱られてしまったことがあります。
でも、炭火で調理したものには、独特の味わいがありますものね。
なんだか、ヒミツで調理・営業をしておられる実態の一部分を垣間見せていただけたような気がして、興味深かったです。(笑)
Commented by mangonaoko at 2012-02-05 11:28
>こえださん
いえいえ全然平気でしたよ~お店の人の前で撮っていましたが(笑)ちなみにOpenRiceにもいっぱい写真載ってます・・・・ダメって言ってられない状況でしょうか。だって各テーブルに七輪あるんですもの~。
こちらのお店、香港のテレビで紹介されていて面白そうだな~って興味があったんです。本当に路地の奥で「あの奥に本当に店があるの?」って疑いたくなるトタン屋根みたいな姿なんですよ(笑)
お店のお姐さんがかなり強引だけど(笑)まぁそれも香港らしくていいのかな~なんて。
by mangonaoko | 2012-02-02 06:33 | 餐廳 | Comments(6)