千年の茶館でいただくイタリアン
2012年 02月 05日
東京の美味しい中華レストランで目にした言葉
“香港風坦々麺”
坦々麺は決して香港の料理ではないだけに、主人はその響きが不思議に感じたそうです。
そして私がもう3-4年前から1度行ってみたいと思い続けていたある店は、こういわれていました。
“香港の茶館のような雰囲気が・・・”
上海や台湾と違い、香港に茶館って実はとっても少なかったりします。
中国茶は盛んに飲まれているけれど、中国茶だけ楽しめるあの趣のある中国茶館は多くないのです。
中国家具や調度品に囲まれて楽しむ中国茶はやっぱり格別
お茶だけでなく空間自体を楽しむという、粋で贅沢な過ごし方をあらためて感じられるそんなひととき。
東京で楽しめる中国茶は普通に1000~2000円して驚く値段だけど
台湾や上海でもその街の物価から考えると、やっぱりそれなりの値段だったりするのです。
1杯って考えるから高くなるのかもしれません・・・珈琲と違い「杯」で数えられないのが中国茶だから。
住宅街の中に静かに佇む、その1軒の茶館の中は
決して広くないけれど、適度に並べられた中国家具とたくさんの茶壷が印象的な空間。
いつか部屋にこんな中国の椅子を置きたいね・・・なんて常日頃から話していますが
そんな夢に想いを馳せてしまうような、座り心地の良い木製の椅子に座ったある日の昼下がり。
中国茶を楽しむ・・・・・と思いきや、実はこちらイタリアンのお店。
“茶館風サラダ”
目に入ってくるものは「オールド・中国」なんだけど、口にするのはイタリアン
このミスマッチがなんとなくこれまた心地よいのだから不思議なものです。
広くない厨房で、男性2人で作るイタリアン
もともとはサロンとして開放していた茶館を、数年前からこうやってイタリアンの店にしているとか。
厨房には詳しくないけれど、きっと不便なことも多いでしょうと思わせるその狭さ
でも出てくるお料理は洗練された優しい味なのだから、やっぱり腕なんでしょうね。
食前から出されているのはプーアル茶
もちろんティーパックでなくお茶をそのまま茶壷に入れていますので
お湯を継ぎ足せばずっと美味しくいただけます。
香港飲茶風にお湯がなくなったら蓋ずらして合図してみました。
その合図は関係ないでしょうけど、2人なのに常にお湯を継ぎ足しに来て下さる
そういうさりげない心配りは嬉しいものですよね。
なんてまくしたてるようにお話してしまいましたが・・・・・こちらは東京白金台のお店
「千年茶館」というイタリアンのお店なのです。
最初に興味を持ったのはもう随分前のことでしょうか。
行こう行こうと想いつつ、でもなかなかその機会が持てずこんなに時間が経ってしまいました。
1階に並べられた多き茶缶には、「林文経先生」という文字がたくさん
どうやら台湾の有名なお方のようで、壁には中国茶の証明のようなものも貼られていました。
74年という日付・・・・・西暦かと思ったら、いえいえ台湾の年号です。
今年は民國101年、74年ということは27年前ということですよね。
千年茶館
空間が心地よくて出来ることならまた訪れたいと思いながら、お店を後にしました。
ちなみにこちら15人以上ですと貸切でパーティーも開催できるとか。
こんな場所で自分主催のパーティーなんて素敵かも・・・・なんてこれまた妄想。
15人って何かの行事でもない限り難しいけど、ここで募ったら集まったりするのかしら。
白金台というちょっと大人の静かな街
昔伝統芸能のお仕事してるときは、某歌舞伎役者さんのお家に荷物届けにきましたっけね。
それ以来ご無沙汰していたこの街に、こんな素敵なお店があったとは。
このお店風水取り入れてて特に恋愛に効果大とか・・・・・・そんな隠れ技も魅力的ですよね。
いつかここでパーティーしましょう
そんな妄想の夢、またひとつ増えました。
千年茶館
港区白金台5-13-14
03-5447-1200
日曜&月曜定休
PS:「写真撮っていいですか」と聞き、「軽くなら・・・」とお許しいただいてのこの日の撮影
でも基本的に店内撮影はお断りとのこと。OKしてくださったシェフの方にあらためて多謝。
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お帰りにTempoポチッと応援いただけると・・・とっても嬉しいです。
(久々に“日本でアジア”な話題もね)
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香港情報担当しています(1/20 更新☆)
“香港風坦々麺”
坦々麺は決して香港の料理ではないだけに、主人はその響きが不思議に感じたそうです。
そして私がもう3-4年前から1度行ってみたいと思い続けていたある店は、こういわれていました。
“香港の茶館のような雰囲気が・・・”
上海や台湾と違い、香港に茶館って実はとっても少なかったりします。
中国茶は盛んに飲まれているけれど、中国茶だけ楽しめるあの趣のある中国茶館は多くないのです。
中国家具や調度品に囲まれて楽しむ中国茶はやっぱり格別
お茶だけでなく空間自体を楽しむという、粋で贅沢な過ごし方をあらためて感じられるそんなひととき。
東京で楽しめる中国茶は普通に1000~2000円して驚く値段だけど
台湾や上海でもその街の物価から考えると、やっぱりそれなりの値段だったりするのです。
1杯って考えるから高くなるのかもしれません・・・珈琲と違い「杯」で数えられないのが中国茶だから。
住宅街の中に静かに佇む、その1軒の茶館の中は
決して広くないけれど、適度に並べられた中国家具とたくさんの茶壷が印象的な空間。
いつか部屋にこんな中国の椅子を置きたいね・・・なんて常日頃から話していますが
そんな夢に想いを馳せてしまうような、座り心地の良い木製の椅子に座ったある日の昼下がり。
中国茶を楽しむ・・・・・と思いきや、実はこちらイタリアンのお店。
“茶館風サラダ”
目に入ってくるものは「オールド・中国」なんだけど、口にするのはイタリアン
このミスマッチがなんとなくこれまた心地よいのだから不思議なものです。
広くない厨房で、男性2人で作るイタリアン
もともとはサロンとして開放していた茶館を、数年前からこうやってイタリアンの店にしているとか。
厨房には詳しくないけれど、きっと不便なことも多いでしょうと思わせるその狭さ
でも出てくるお料理は洗練された優しい味なのだから、やっぱり腕なんでしょうね。
食前から出されているのはプーアル茶
もちろんティーパックでなくお茶をそのまま茶壷に入れていますので
お湯を継ぎ足せばずっと美味しくいただけます。
香港飲茶風にお湯がなくなったら蓋ずらして合図してみました。
その合図は関係ないでしょうけど、2人なのに常にお湯を継ぎ足しに来て下さる
そういうさりげない心配りは嬉しいものですよね。
なんてまくしたてるようにお話してしまいましたが・・・・・こちらは東京白金台のお店
「千年茶館」というイタリアンのお店なのです。
最初に興味を持ったのはもう随分前のことでしょうか。
行こう行こうと想いつつ、でもなかなかその機会が持てずこんなに時間が経ってしまいました。
1階に並べられた多き茶缶には、「林文経先生」という文字がたくさん
どうやら台湾の有名なお方のようで、壁には中国茶の証明のようなものも貼られていました。
74年という日付・・・・・西暦かと思ったら、いえいえ台湾の年号です。
今年は民國101年、74年ということは27年前ということですよね。
千年茶館
空間が心地よくて出来ることならまた訪れたいと思いながら、お店を後にしました。
ちなみにこちら15人以上ですと貸切でパーティーも開催できるとか。
こんな場所で自分主催のパーティーなんて素敵かも・・・・なんてこれまた妄想。
15人って何かの行事でもない限り難しいけど、ここで募ったら集まったりするのかしら。
白金台というちょっと大人の静かな街
昔伝統芸能のお仕事してるときは、某歌舞伎役者さんのお家に荷物届けにきましたっけね。
それ以来ご無沙汰していたこの街に、こんな素敵なお店があったとは。
このお店風水取り入れてて特に恋愛に効果大とか・・・・・・そんな隠れ技も魅力的ですよね。
いつかここでパーティーしましょう
そんな妄想の夢、またひとつ増えました。
千年茶館
港区白金台5-13-14
03-5447-1200
日曜&月曜定休
PS:「写真撮っていいですか」と聞き、「軽くなら・・・」とお許しいただいてのこの日の撮影
でも基本的に店内撮影はお断りとのこと。OKしてくださったシェフの方にあらためて多謝。
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(久々に“日本でアジア”な話題もね)
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by mangonaoko
| 2012-02-05 14:24
| 日本でアジア