手打ち手切りの小麦粉麺~お家で炸醬麵
2012年 04月 02日
麺と聞いて、どんな麺が思い浮かびますか?
香港を含めてアジアに存在する麺の種類っていったいどのくらいあるのでしょう。
小麦粉だったり、米粉だったり・・・・・形状の違いまで数えたら相当数になるんじゃないかしら。
実家の近くにある父が行きつけのお蕎麦屋さんは、脱サラして開業したという小さな店。
手打ちに今では少ない「手切り」を守り続ける、こだわりのあるお蕎麦屋さんのようです。
小麦粉ワールドに興味を持って2年・・・・その中で密かに憧れていたのが「麺つくり」
麺=打つ
そのイメージは、うどん屋さんとかで垣間見る全身で木を使って打つ・・・あの光景のせいでしょうか。
家庭で作る麺でそんな必要はないはずなのに、大変そうだからと後回しにしてもう2年。
おかげさまで包子に慣れてきたので、ちょっと上級クラスに挑戦してみることにしました。
材料も作り方もいたってシンプル・・・・小麦粉と水だけ。
あとはこねてこねてこねてこねて・・・・伸ばして伸ばして伸ばして伸ばして・・・ただこれだけです。
ドライイーストを入れて発酵させる包子の生地のあの柔らかさとは違い
強力粉と水だけの麺生地は、「この生地本当に薄く伸びるのか?」と言いたくなる状態から始まります。
それでも根気よく続けると・・・・・生地も滑らかになりどんどん伸びてくるようになるのです。
「蕎麦は手切りが美味しいよね」
なんて蕎麦好きの家族がそう言っていましたが、手切りって実際やるとなかなか大変です。
たまねぎの千切りみたいに切れてくれればいいものの、相手は柔らかい生地。
「手打ちっぽい」と自画自賛で切った麺は・・・・暖簾か短冊のように片方が繫がっていました。
少しずつ少しずつ切っていった麺は、少しずつ少しずつ太くなっていったのだけど・・・・。
人生初の手打ち麺
ビギナーゆえ、濃い味噌味で味がごまかせるよう、合え麺の「炸醬麵」にしました。
小麦粉で作る麺はどちらかというと北京とか東北地方に多いでしょうか。
香港はずっとずっと南なので、どちらかというと小麦粉でなく米粉などのほうが多いかもしれません。
世の中便利なものが溢れているのだけど
麺もソースも全部全部一から自分の手でこしらえる・・・・・そんな作業もなかなかいいものです。
悔しいのはあんなにたくさん時間かけたのに、食べるのがあっという間ということでしょうか。
ツルツルツル・・・・って入ってしまう麺
手切りの風合いもいいけれど、パスタマシーンでも買おうかしら・・・なんて
ちょっと痛くなった首を撫でながらちょっと思案中なのです。
今日麺食べたい?じゃ今から打つね
そんな自分の粋な姿
自分の手で作る手作り麺、加えるのは添加物でなく愛情だけですものね。
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香港情報担当しています(香港のお金のおはなし)
by mangonaoko
| 2012-04-02 06:44
| 鴛鴦茶餐廳より