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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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半生蟹燒賣に振り回された飲茶~全心為您

ある日の飲茶の席でのこと・・・・。

特別綺麗とか、特別美味しいとかではないけれど
「近いから」という理由で行くこのお店、近所のおじさんおばさんがほとんどのせいか
何時来てもワイワイガヤガヤ騒がしいのが特徴です。

レジのほうに並ぶ蒸篭をセルフサービスで取りに行くスタイル
その日も主人が私の好きな蟹燒賣を取ってきてくれていました。
豆辦醬をつけて口に運びムシャムシャ食べてみるとき、どことなく感じた違和感。

“なんか・・・柔らかいというか・・・・・粘着性が強いというか・・・”

でもさほど大きくない1個の燒賣、そう感じつつもあっという間に口の中から消えていました。
そう感じながら食べたことすら忘れた数分後、同じく燒賣を口に入れた義母
吐き捨てるようにこう叫びました。

“何この燒賣!ちゃんと蒸されてないじゃないのっ!!!”

あ~~だから感じたあの粘着感、半生だったってことですね。

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“でもお義母さん、私さっきもう食べちゃった、大丈夫よ・・・”
“バカじゃないのっ!生よ生!!”

だって・・・・・まさか完全に蒸されていないとは思わなかったんですもの。
「ま・・・こんなもの?」って自分に言い聞かせちゃったんだもの。

“取り替えてもらわなくちゃっ!!”

と鼻息荒く、2個の半生燒賣が残った蒸篭を持ち席を立つ義母。
ところが時間帯が悪かったのか、誰もが忙しいようで義母の話をゆっくり聞いてくれる人見つからず・・。
話よりも目的はただひとつ・・・・「蒸した新しい蟹燒賣を提供せよ」
でもなかなかつかまらないようで、ミッション成立しないままテーブルへ帰ってきました。

“もう2個食べちゃったし・・・・いいんじゃない?”
の、私のこの“いいんじゃ・・・”あたりでこう返されましたけど。
“半生出されて食べたんだから、ちゃんとしたものに交換してもらうわよっ!”
そして草むらに潜むシマウマを見つけたライオンのように
遠くに手があいて立っている店員を見つけたのか・・・・またもや蒸篭を持って草原に消えていきました。

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数分後・・・ドンッと目の前に置かれた、さっきと同じだけどやっぱり違う蟹燒賣
こうやってよく見ると・・・心なしかてっぺんの色が違うような・・・・蒸し加減の違いかな。
蟹燒賣、飲茶の點心のランクでは上のほう、お値段で蒸篭15ドルくらいでしょうか。
たかが15ドル、されど15ドル・・・・・いえいえ、大事なのは金額じゃないんですけどね。
「こんなものかなぁ・・・」と半生燒賣をムシャムシャたいらげ
「ま、いいんじゃない・・」って狩りに行く前に爪をひっこめるような私はダメダメでしょうか。

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蒸篭持ってあっちへウロウロ、こっちへウロウロ・・・
そんな義母の姿を見ながらテーブルを見ると、伝票にはこんな文字が書かれていました。
「全心為您」
心全て貴方のために・・・・・・この言葉、後で蟹燒賣に見せないとね。
小さく大きかったこの日の蟹燒賣騒動、密かにテーブルで楽しんでいたなんて内緒ですよ。



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香港情報担当しています(香港の懐かしスイーツの話)


by mangonaoko | 2012-04-17 06:52 | 香港だより