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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

ビクトリア湾を渡ろうとした小さな猫~Cross-Harbour Tunnel

日本の高速道路を牛が歩いていて渋滞になったとか
アメリカの高速道路をアヒルが歩いていたとか・・・
聞けば微笑ましいけど、実際に遭遇したらヒヤッとするようなこんなニュース聞いたことありますよね。

香港にもそんなニュースがありました。
紅磡と銅鑼湾を結ぶCross-Harbour Tunnel、ある日1匹の猫が歩いていたというのです。

ビクトリア湾を渡ろうとした小さな猫~Cross-Harbour Tunnel_a0132659_6523572.jpg

いったいどこから来たのか、生後1ヶ月程度という小さな子猫
幸いにも運転手が気づいたのでしょう、その猫を引かないよう減速し始めました。
怖くて怖くてウロウロ必至に歩いたり、また走ったりしたのかもしれません。
人間だってあのトンネルの中を歩けと言われたら、なんとなく怖いですもの。
片手で捕まえられるほどの小さな猫、いったいどんな気持ちでいたんでしょうか。

減速するのですから、トンネル内はもちろん大渋滞。
後ろのほうにいる車は何で渋滞が起こっているのか分からない、そんな状況でしょう。
通報でトンネルの職員が来てその子猫を探すものの、なかなかその小さな子は見つかりません。

警察をも呼んでの大捜索
最終的に見つかった子猫、「近づいたらまた逃げ回るかも・・」という心配もありましたが
その時点では恐怖と疲れで職員が近寄っても逃げることなく、簡単に捕まったそうです。

まだ幼いすぎるその子猫、いったいどんな経緯でトンネル内にいたかは不明ですが
無事動物保護協会に渡され、成長するのも待ちその後飼い主を探すとのこと。
4時間に渡っての子猫の捜索・・・・・最初に発見して減速したその運転手さんたちに感謝です。




復活した鴛鴦茶餐廳へ



香港情報担当しています(お野菜の話)

by mangonaoko | 2012-05-16 07:08 | 香港だより