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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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香港でオール電化はあり得ない~見えない香港の味

叉燒や魚蛋、それから牛腩麵・・・・
香港人が懐かしいと思う「香港の料理」、きっとその人ごとに「この味っ!」というものがありますよね。
私達日本人だって同じ、焼き魚という人もいれば、納豆ご飯という人もいるかもしれません。

そんな料理の種類ではないけれど、香港人が大切にしているある味があるってご存知ですか?

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鑊氣

広東語だと“ウォッヘイ”
何のことかといいますと、あの中華鍋から出る煙とその味のこと。
たとえば焼肉とかでも炭火で焼いたものは、独特のあの炭の香りがしますよね。
茶餐廳を始め、香港の中華料理などのレストランでも使われる中華鍋
炎が鍋ごと焼いちゃうんじゃないかというくらい強い火力で、炒める光景は迫力ものです。
そんな風にして炒め上げられた料理を食べたときに感じるのが・・・鑊氣なのです。

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2-30ドルで食べれる茶餐廳のランチでだって感じられる鑊氣
こればかりはレトルトや、作り置きの料理ではどんなに高級食材を使っても感じられません。

料理の種類や食材とは関係ない、でも香港だと感じられる味
“本当はこういうの体に良くないんだよね・・・”
焦げた部分がなければと思うけど、調理の際の煙とかも本当は良くないのだとか。
毎日じゃなければいいじゃない・・・・なんて、調理する人は毎日ですものね。
そうそう、干炒牛河なども、この鑊氣がよく感じられる一品でしょうか。
その店の料理が美味しいかどうかは、味つけだけでなくこの見えない味も重要なんですって。

ちなみに中華鍋って英語だと「wok」って言うのだとか。
広東語の「鑊:wok」の発音そのまま借用しての名前だとは、私も今頃初めて知りました。

鑊氣

熱々の料理から醸し出される香港の匂い・・・・だからこそ香港でオール電化なんてあり得ない。
だって電気の上ではどんなに大きく鍋振っても、きっとこの味は出せないでしょう?
それともいつの日か「鑊氣 追加5ドル」なんて、茶餐廳のメニューに追記されてたりして・・・・・
でもそしたらきっとほとんどの人が追加するのかも、だってこれこそ香港の隠し味ですものね。




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香港情報担当しています(植物の話)

Commented by かおり at 2012-06-02 08:49 x
鑊氣!なるほどー確かにありますね、なんともいえない、香港?中華?の味、あれだったんですねぇ!!追加5ドルでも払って食べたいです。

でも、長いこと香港にいると、コレがしんどくなるときってないですか?炒め物食べられない・・・って時期がありました。そんな時日本のうどんとか、おでんとか、鑊氣フリーなものが恋しくてたまらなかったです。

今は逆に鑊氣が恋しいんですけどね♪
Commented by mangonaoko at 2012-06-02 23:15
>かおりさん
鑊氣と聞いて、私もなるほどなぁ~と思ったんです。たしかにこういう香りありますものね。あれは強い火力でないと出せない・・・・電気なんて使っても無理無理!
香港にいると鑊氣フリーが恋しくなり、香港を離れると鑊氣が恋しくなる・・・・・お米料理も日本のは基本鑊氣フリーですものね。お寿司にお握り・・・それから白いご飯だってふりかけとか納豆とかそのまま食べるのがベースですもの。香港も白いご飯あるけど、感じちょっと違いますものね。
by mangonaoko | 2012-05-31 06:54 | 香港料理 | Comments(2)