人気ブログランキング |
ブログトップ

鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

本に囲まれて今日も夢見る猫たち~北角の本屋さん

a0132659_6582288.jpg


猫にはひとつのルールがある
こちらからは話しかけない
だからあなたの方から猫にまずご挨拶を・・・


これは私が大好きなミュージカルの歌詞の一部
人生を変えたとも言えるこの作品の歌詞を、
私は今でも猫と触れ合う度にふと思い出したりするのです。

a0132659_6581328.jpg


本当に動物が好きな人は、必ずその相手の目線で物事を考えるでしょうか。
無理強いなんてとんでもない、相手も自分もお互い気持ちがいいことが1番。

北角の一角にある30年程の歴史持つ小さな本屋さん。
知らなければ行かないようなビルの地下にある店は、本と一緒に猫がいることでも有名です。

a0132659_6581865.jpg


決して広くない店内には、見るからに古そうな本が所狭しと積み重なっています。
その上に下に、そして横に設置されているのは猫が過ごすスペース
ベットがあり、お家があり、猫タワーやお水があり・・・・・
その用意された場所だけでなく、お店の中を我が家のように寛いで過ごしているご様子です。

猫カフェも猫がある意味主役だったりするけれど
ここの猫たちは、主役というよりはここの住民。

“本見るのは勝手だけど、でも私達の邪魔をしないでね”

まるでそう無言で言うかのように、ぐっすりお昼寝中です。

a0132659_6591683.jpg


誰もが邪魔しないように、遠くから見つめたり起こさないように触っていたり•••
私もシャッターの音に冷や冷やしましたが、相手は全く気にならないご様子。
でもお店のほうでは猫スペースにかならず明記しているのが印象的でした。

猫おこさないで、邪魔をしないで。
猫を驚かさないで、でないと爪で怪我しちゃいますよ。

a0132659_714494.jpg


もともとは全て野良猫だったというここの猫たち
今までにどのくらいの猫が入れ替わり、どのくらいの猫がここで眠りについたのでしょう。
中には外にいるように少し汚れた子もいるけれど、ここではそんなことは些細なこと。
本に囲まれて、本の中で誰にも邪魔されずに夢を見れることが最高に幸せですものね。
誰も邪魔はしないけど、誰のことも怖がらないのがその安心の証拠ですもの。

a0132659_659640.jpg


数えるだけでも軽く15匹はいたでしょうか。
訪れたのが午後だったので、まさにお昼寝真最中。
本屋は紙の匂いが充満しているけれど、ここは猫の匂いのほうが勝っているかもしれません。
それゆえ猫が好きでなかったら抵抗があるかもしれないけれど、でも彼らいてこその本屋さん。

a0132659_6581863.jpg


信頼受けるためには、しばし努力してほしい
心に語りかけて信じられる時を待つ
必ずその時がくる
その時あなたは初めて猫を唯一の名で呼べる


地下に位置する本屋さん
階段を上がれば騒がしい北角の熱い空気が流れているのだけど
ここで聞こえるのは本をめくる紙の音と、小さな小さな猫の寝息だけなんです。


森記圖書
北角英皇道193號英皇中心地庫19號

※歌詞は劇団四季CATS“猫からのごあいさつ”より




鴛鴦茶餐廳へ応援ポチリ



香港情報担当しています(植物の話)

by mangonaoko | 2012-06-06 07:06 | 香港だより