トラムの中の静かな静かな代役くん~もうひとつの運転席
2012年 08月 23日
代役
舞台や映画などではかならず存在するでしょうか。
特に舞台は常に生なので、映画と違いいつでもスタンバイしていなければいけません。
といっても舞台袖で待機してるというわけでなく、「いつでも替われる状態」にするということ。
台詞を覚えるのはもちろん、立ち位置などすべて同じように出来なければいけませんから。
アクシデントなどで急遽代役に変更
その確率はものすごく低いのだけど、そこで脚光を浴びるチャンスでもある
何事もなく千秋楽を迎えることが大半でしょうけど、でも必要不可欠な存在なのです。
香港島を走るトラム
実は一定方向にしか走らないように設計されています。
外観は一瞬前後同じようですが、乗客が乗り降りするその場所はちょっと違う。
後部の乗車口はすこし広め、それに比べ前方の降車口は狭く出来ているのです。
もちろん運転席の仕様も異なるのだけれど、一応後部にも設置されている運転席。
もうひとつの運転席
足早に乗り込んだ乗客も、たいていは通り過ぎてしまう
事故か何かアクシデントが発生した時くらいしか、この運転席が前になることはありません。
でもその“万が一”のために必要、まるで舞台の代役のようなそんな存在でしょうか。
活躍のライトが当たる率が低いせいか、その仕様はとてもシンプル
まるで簡単なゲームのような、前後の扉の開閉を指示するスイッチ
これなら私にも容易に操ることができるでしょうか。
今は・・・・「閉」、これが左に傾いたことが今までに何回あるのでしょうね。
最近の車のようなデジタル表記より、分かりやすいこの形
私は時計も秒針のあるタイプが好きなのは、なんとなくその動きが分かるからかも。
数字でポンって表記されるより、秒針が回って少しずつ動くほうがいい
車だって同じ、アクセルを踏んだ分だけ針が右に傾くあの感触がいいのです。
普段何気なく見ているトラムの行き先
ひい、ふう、みい・・・・・17個あるんですね。
いえいえ、行き先は15個、「私人租用」は貸切とかなどの場合のみ
「暫停戴人」は回送などの時、お客様を乗せない場合に表記されるものです。
香港島をゆっくりゆっくり走り抜けるトラム
乗り込んだら1階の後部に立って、逆送の運転気分もいいかもね。
いつも動かないけれど、でもいつでも動けるようにきちんとスタンバイしている
ずっとずっと待ち続けているこの位置
もし誰かが運転手のように立ってくれたら、それが遊びでも喜んでいるかもしれません。
トラムの中の静かな静かな代役くん、毎日その“いつか”のために頑張っているんですものね。
↑鴛鴦茶餐廳へ応援ポチリ・・・多謝!
香港情報担当しています(便利なインターネットのお話)
舞台や映画などではかならず存在するでしょうか。
特に舞台は常に生なので、映画と違いいつでもスタンバイしていなければいけません。
といっても舞台袖で待機してるというわけでなく、「いつでも替われる状態」にするということ。
台詞を覚えるのはもちろん、立ち位置などすべて同じように出来なければいけませんから。
アクシデントなどで急遽代役に変更
その確率はものすごく低いのだけど、そこで脚光を浴びるチャンスでもある
何事もなく千秋楽を迎えることが大半でしょうけど、でも必要不可欠な存在なのです。
香港島を走るトラム
実は一定方向にしか走らないように設計されています。
外観は一瞬前後同じようですが、乗客が乗り降りするその場所はちょっと違う。
後部の乗車口はすこし広め、それに比べ前方の降車口は狭く出来ているのです。
もちろん運転席の仕様も異なるのだけれど、一応後部にも設置されている運転席。
もうひとつの運転席
足早に乗り込んだ乗客も、たいていは通り過ぎてしまう
事故か何かアクシデントが発生した時くらいしか、この運転席が前になることはありません。
でもその“万が一”のために必要、まるで舞台の代役のようなそんな存在でしょうか。
活躍のライトが当たる率が低いせいか、その仕様はとてもシンプル
まるで簡単なゲームのような、前後の扉の開閉を指示するスイッチ
これなら私にも容易に操ることができるでしょうか。
今は・・・・「閉」、これが左に傾いたことが今までに何回あるのでしょうね。
最近の車のようなデジタル表記より、分かりやすいこの形
私は時計も秒針のあるタイプが好きなのは、なんとなくその動きが分かるからかも。
数字でポンって表記されるより、秒針が回って少しずつ動くほうがいい
車だって同じ、アクセルを踏んだ分だけ針が右に傾くあの感触がいいのです。
普段何気なく見ているトラムの行き先
ひい、ふう、みい・・・・・17個あるんですね。
いえいえ、行き先は15個、「私人租用」は貸切とかなどの場合のみ
「暫停戴人」は回送などの時、お客様を乗せない場合に表記されるものです。
香港島をゆっくりゆっくり走り抜けるトラム
乗り込んだら1階の後部に立って、逆送の運転気分もいいかもね。
いつも動かないけれど、でもいつでも動けるようにきちんとスタンバイしている
ずっとずっと待ち続けているこの位置
もし誰かが運転手のように立ってくれたら、それが遊びでも喜んでいるかもしれません。
トラムの中の静かな静かな代役くん、毎日その“いつか”のために頑張っているんですものね。
↑鴛鴦茶餐廳へ応援ポチリ・・・多謝!
香港情報担当しています(便利なインターネットのお話)
by mangonaoko
| 2012-08-23 06:39
| 香港だより