想い出は兵馬俑の灯かりと共に~中秋節ランタン
2012年 09月 23日
中秋節の彩燈(ランタン)
一番注目されるのはこの時計台のふもとと、それからビクトリア公園でしょうか。
最初に見た香港のこのランタンってどこで、いつだったんだろう・・
なんて頭をひねってみたものの、考えてみたら結婚前は9月に香港に来たことがなく
必死に思い出して浮かぶ数種類が、私の見たことのある中秋ランタンということになりました。
今年は・・・・・・あら、馬さんが並んで行列ですね。
今年のテーマは兵馬俑
返還15周年を祝うかたちで、今歴史博物館で開催されている特別展示会
「一統天下﹕秦始皇帝的永恆國度」
7月から11月まで開催されているこの展示会には、中国陝西省の博物館から借りてきた
120にもおよぶ貴重な展示品が飾られているのです。
一般人から考えるとあんなに大きく、しかも壊れやすいものどうやって運ぶのかしら・・・
なんて心配してしまいますが、大丈夫きちんと運ばれて展示されていましたもの。
西安なんて日本からは遠い遠い中国の西のはて
香港からだって十分すぎる距離があり、ちょっとそこまで・・・と行くには遠すぎるのです。
でも香港では土の香りがする兵馬俑から
こうやって夜に輝く兵馬俑まで見えるのですから・・・・・秦の始皇帝もビックリ腰抜かしちゃいますね。
水面に映る・・・・馬のお尻
個人的には完全に太陽が沈むちょっと前の明るさが好きだったりします。
空がまっ黒ではない、ちょっとだけ明るいコバルトブルー
そんな中で燈し始めるランタン、一番幻想的な瞬間のような気がするのです。
今年の中秋節は暦の関係上、いつもよりちょっとだけ遅い今月末
クリスマスのツリーよりもこのランタンの明るさが想い出に残るせいか
この季節が来ると、今まで見たランタンの想い出とともに過ぎ去った日々を振り返ることが多いかも。
そう、想い出も走馬灯のように・・・・・
なんて言葉、ね、今年のランタンの前では一等似合いますでしょう?
その想い出にはたっくさんの兵馬俑がついて来たり・・・・・なんて妄想の夜は更けるのです。
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香港情報担当しています(油麻地の果物のお話
by mangonaoko
| 2012-09-23 18:17
| 香港だより