小さなお店で作るオリジナルスタンプ~少女体にプリン体
2012年 10月 02日
今はインターネットで何でも買えるし、何でも作れるような便利な時代。
わざわざお店へ足を運ばずとも、数々のサンプルから好きなものを選んだり
椅子に座ってポチっと押すだけで、数日後にはその品が自宅まで届くのですもの。
でも・・・・お店だからこそ面白いこともある
そう・・・・お店で頼むから楽しいこともある
“印鑑作りたいから・・・・・”
そう言う主人に付き添って向かったのは、觀塘のある一角
お店というよりは路面に直接カウンターが向かうような、そんな小さな空間。
まるで香港島の鐵皮檔のように、店員さんが1人立つのが精一杯の広さ
でも・・・・ここでは印鑑と名刺印刷など全て請け負っているのです。
以前もここで印鑑をお願いしたことがあるので・・・再度の来店
結婚前にもらった小さな印鑑も、今思えばここで作ったものだったんですよね。
タイミング悪く、ちょうど他の人が何か印刷の相談中
でも一段高い位置にいるおじさんからは待っている私達の姿も見えるのですから
ちょっと暑いけどそのままお店の前で待つことにしました。
“ごめん、ごめん、ごめん”
やっと前のお客さんが帰ったので、そう謝りながらカウンターの上を片付けています。
名前の印鑑、どの素材で作るかと字体をどれにするか決めるくらいなので簡単。
と、その印鑑の話をしている横で立っていた私、フト遊び心が沸きあがってきました。
“ねぇ・・・・・・私も安いスタンプ1個作りたい”
シャチハタのような事務用品でいいから、お店のスタンプなんてどう?
お店の名前を告げると、おじさん最初は横長のシャチハタを1個私に薦めてきたのですが
ちょっと待って・・・・あそこの丸いスタンプがいい。そうそう、その日付印のようなそのタイプ。
真ん中には・・・漢字でこのお店の名前
周り?・・・・・・じゃぁ、その発音をアルファベットなんてどうかしら。
発音って・・広東語?でも正確なアルファベットが思いつかず・・・・結局國語の発音に。
パソコンではいつも打つのにこうやって字で書くと、なんだか合っているのか不安になるものです。
漢字の字体はどれにします?
と見せられた一覧表
へぇ・・・・・面白い。中国語ではこういう風に表記するんですね。
少女體、 娃娃體(ぬいぐるみ)、 布丁體(プリン?)がなんだか可笑しいけれど
正直思いつきで作るため何も考えていなかっったので・・・・・その場でササッと決めることにしました。
というわけで・・・・・どの字体選んだっけ?・・・・・そんな曖昧な記憶なのです。
その注文の翌日には出来上がったスタンプ・・・・・1個500円ほど。
じゃぁこれを何に使うとか
一体何のために作ったのかとか
いいんです、小さな小さなお遊びなのですから。
それに・・・ああいう小さなお店でおじさんと相談して決めるなんていうのも、なかなかいいものなのです。
“40年ここで商売してるんだよ。だからこの街と一緒に育ったんだ”
そう笑って話してくれたおじさん
翌日受け取りに行くときは、その面影をそっくり受け継いでいる息子さんが座っていました。
小さなお店で、家族で頑張るご商売
今度は事前に色々考えて、もっといいのを作りにいこうかな。
↑鴛鴦茶餐廳へ応援ポチリ・・・多謝!
香港情報担当しています(油麻地の果物のお話
わざわざお店へ足を運ばずとも、数々のサンプルから好きなものを選んだり
椅子に座ってポチっと押すだけで、数日後にはその品が自宅まで届くのですもの。
でも・・・・お店だからこそ面白いこともある
そう・・・・お店で頼むから楽しいこともある
“印鑑作りたいから・・・・・”
そう言う主人に付き添って向かったのは、觀塘のある一角
お店というよりは路面に直接カウンターが向かうような、そんな小さな空間。
まるで香港島の鐵皮檔のように、店員さんが1人立つのが精一杯の広さ
でも・・・・ここでは印鑑と名刺印刷など全て請け負っているのです。
以前もここで印鑑をお願いしたことがあるので・・・再度の来店
結婚前にもらった小さな印鑑も、今思えばここで作ったものだったんですよね。
タイミング悪く、ちょうど他の人が何か印刷の相談中
でも一段高い位置にいるおじさんからは待っている私達の姿も見えるのですから
ちょっと暑いけどそのままお店の前で待つことにしました。
“ごめん、ごめん、ごめん”
やっと前のお客さんが帰ったので、そう謝りながらカウンターの上を片付けています。
名前の印鑑、どの素材で作るかと字体をどれにするか決めるくらいなので簡単。
と、その印鑑の話をしている横で立っていた私、フト遊び心が沸きあがってきました。
“ねぇ・・・・・・私も安いスタンプ1個作りたい”
シャチハタのような事務用品でいいから、お店のスタンプなんてどう?
お店の名前を告げると、おじさん最初は横長のシャチハタを1個私に薦めてきたのですが
ちょっと待って・・・・あそこの丸いスタンプがいい。そうそう、その日付印のようなそのタイプ。
真ん中には・・・漢字でこのお店の名前
周り?・・・・・・じゃぁ、その発音をアルファベットなんてどうかしら。
発音って・・広東語?でも正確なアルファベットが思いつかず・・・・結局國語の発音に。
パソコンではいつも打つのにこうやって字で書くと、なんだか合っているのか不安になるものです。
漢字の字体はどれにします?
と見せられた一覧表
へぇ・・・・・面白い。中国語ではこういう風に表記するんですね。
少女體、 娃娃體(ぬいぐるみ)、 布丁體(プリン?)がなんだか可笑しいけれど
正直思いつきで作るため何も考えていなかっったので・・・・・その場でササッと決めることにしました。
というわけで・・・・・どの字体選んだっけ?・・・・・そんな曖昧な記憶なのです。
その注文の翌日には出来上がったスタンプ・・・・・1個500円ほど。
じゃぁこれを何に使うとか
一体何のために作ったのかとか
いいんです、小さな小さなお遊びなのですから。
それに・・・ああいう小さなお店でおじさんと相談して決めるなんていうのも、なかなかいいものなのです。
“40年ここで商売してるんだよ。だからこの街と一緒に育ったんだ”
そう笑って話してくれたおじさん
翌日受け取りに行くときは、その面影をそっくり受け継いでいる息子さんが座っていました。
小さなお店で、家族で頑張るご商売
今度は事前に色々考えて、もっといいのを作りにいこうかな。
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香港情報担当しています(油麻地の果物のお話
by mangonaoko
| 2012-10-02 06:42
| 鴛鴦茶餐廳より