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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

その“とり”、何て書く?~公雞碗

「とりにく」って何て書きます?
鳥のほうではなくて、私が言うのはこっちのこと。



何を今更そんな簡単なこと・・・・って思われるでしょうけど、香港は微妙に違いますでしょう?





でもってこれが大陸の簡体字になるとこうなるわけです






その“とり”、何て書く?~公雞碗_a0132659_21303453.jpg


公雞碗

一昔前の香港では、本当によく見かけたという器。
器に赤と黒で大きく鶏が描かれたこの器、なんともレトロな雰囲気が漂いますよね。
最近では見る機会もどんどん減ってしまったそうですが
義父などの年代だと、外で食べるときの器はまさにこれが定番だったそうです。

お碗の形が一番ポピュラーな気がするのですが
アジア料理レストランで見かけたのは・・・・小さい蓋つきの調味料入れ。

その“とり”、何て書く?~公雞碗_a0132659_21303288.jpg

蓋を開ければなんだかこの色彩にあわせたかのような、赤に黒に緑。
どうやら辛そうなので、調味料自体はあまり使うことが出来ませんでしたが
こんな風に食卓に公雞碗があるって、なんだかちょっと素敵だな・・・なんて感じたりして。

その“とり”、何て書く?~公雞碗_a0132659_21303554.jpg

そうそう、たとえばこの器を検索しようとするとき「鶏」を使うとなかなか見つからないことも。
香港人はかならず「雞」を使いますから、同じ「とり」でも一致しないということなのです。
レストランでも人の名前でも、日本で使われる漢字を使うと探せるのは日本人が書いたページ。

アルファベットだったらこんな違いはないでしょうけど、同じ漢字国でも違う字体
この違いをうまく区別できると、調べる範囲はずっとずっと広がるものなのです。
ちなみにこちら「鴛鴦茶餐廳」・・・・日本の漢字と同じのもあれば、ないものもあります。
鴛鴦は“おしどり”で変換できますけどね、それだけじゃ鳥の写真が検索できるだけかしら・・・。
そんなわけで我が店は平仮名併用表記、よく見ると広東語と國語の発音ミックスなのですが。
でも友人の話ではmangonaokoで検索するほうが早かったそうですよ。
自分では検索しないので、興味深く聞いたそんなお話なのです。






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by mangonaoko | 2012-12-11 06:47 | 香港だより