人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡

物事って何でも縁やタイミングってあるんだなと
分かっているけれど、あらためてそう感じることがあります。

ある週末、主人と一緒に用事で出かけた旺角・太子
せっかくそのエリアに行くならば・・と私は以前からいきたかったカフェを思い出してました。
場所どこだっけなぁ・・・・と携帯でその地図を探しているとき
フトその下に「最近開店」ということで2つのカフェの名前が広告のように出てきたんです。

まだ誰かの評判もあまり書かれていないような新しい店
いいかどうかも分からなかったけど、「やっぱりこっちに行こうかな・・」と
急にそんな風に気持ちが変わり、方向転換してそのお店に向かっていたのです。

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09120323.jpg
木咖啡

住所は通菜街ですが、旺角警察を過ぎて北上するような位置
道路1本挟むだけでこのエリアを歩く人の数はぐっと少なくなります。
開店して1ヶ月ほどだったこのお店、週末でも多少空席が見られます。
せっかく来たしなんとなく気になるし・・・・
と、私はここで主人の用事が終わるのを1人で待つこととしました。

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09114159.jpg
カプチーノやカフェラテなどのカフェメニューはもちろん
こちらは台湾茶などのメニューも揃っています。
そして店内で売られるたくさんの台湾茶や台湾の食べ物・・・・・
台湾贔屓の私が気に入らないわけがありません。
だからかなぁ・・・なんとなく雰囲気も台北のカフェにちょっと似てるような。

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09121663.jpg
自分の座っている席から見えた5人ようの大きめのテーブル
そのテーブルの上にはこんな可愛らしいライトが3つ、吊られていました。
なんともカフェらしいこのデザイン
こういう小さな部分に、なんとなくこの店のこだわりというかプライドを感じますよね。
縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_18532507.jpg
最初に私が訪れたときにはこちらのテーブルには女の子が3人
全員がパソコン持参で英語でお喋りする・・・・という、よくある帰国子女かしら。
カナダやオーストラリアで生まれ育った香港人
最近香港に帰国する人は多いと聞きますが、その子たちはちょうどこんな年齢。

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09121209.jpg
待ち合わせではないけれど、誰かを待ちながら1人カフェで飲む珈琲
あるようで最近はあまりない、でも1人ゆっくり何かを考えるのにはいい時間です。

“こんな場所で水彩イラスト誰かと描けたらなぁ・・・・”

英語でお喋りする女の子の姿をボ~っと見ながら
フト頭の中にそんな想像図がモクモクと出てきました。
そうそうそう、こんな風にお喋りしながら、パソコンじゃなくて私達はスケッチブック
お腹が空いたらケーキを買って、2杯目の珈琲注文しちゃったりして・・・

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09115720.jpg
レジ横にあるショップカードを見ながらあれこれ考えていると
用事が終わった主人が帰ってきました。
“どうここ?珈琲美味しい?”
私が飲んでいるカプチーノを覘きながら、興味深そうに尋ねてきます。

“ね、ね、それよりこういう場所で水彩イラスト描くのっていいと思わない?”

頭いっぱいの妄想図が抑えきれず、珈琲の感想より前に口から出てしまいます。
ショップカードの裏を見ると、珍しくショップのメールアドレスがあるのを発見。

“ちょっと聞いてみようかなぁ・・・”

もちろんお客として入れば問題ないでしょうけれど
気持ちよく出来るためにもお店の人の理解を得るほうがいいでしょう?
もちろん聞いてみてダメといわれたら仕方がないことですから。

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09120944.jpg
帰宅してさっそく送った1通のメール
その日のうちに返ってきたメールには優しくこんな風に記されていました。

誰かの迷惑になるようなことでなければ
勉強でもお喋りでもお仕事でも、何でも大歓迎ですよ。
席の予約は今はやってないけれど、naokoさんの希望の時間帯であれば
問題なく希望の席に座れると思いますよ。

そして参考までに記載しておいた私のブログも見てくださったようで

同じように台湾が好きで、カフェが好きな人に会えて嬉しいです。
私たちも台湾のカフェ文化が好きで、それを香港に持ってきたいと考え
このカフェをオープンしたんです。

お客さんからの問い合わせメール、礼儀として書くことも分かっています。
でもなんとなく「この人とこのカフェ・・・・・なんか合うかも・・」と
単純すぎるのかもしれませんが、私はそう直感で感じていたのです。

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09115340.jpg
その後何度かお店とのやり取りの末、決めた水彩イラストワークショップ

途中ではいつもお店にはいないオーナーの方も
私に会うためにわざわざワークショップの時間に合わせて来てくれる場面も。
お客さんの1人に過ぎないけれど、でもこの期間のさまざまなやり取りが
なんだかとても温かく、まるで友人に会うように通った太子のカフェ

縁あって訪れた台湾風カフェ~木咖啡_a0132659_09120531.jpg
ケーキなどのほか、サンドイッチなどのお食事メニューも揃っています。
その後お礼を兼ねて再度1人で訪れた木咖啡
ランチタイムということもあってラザニアのセットを注文しましたが
具だくさんのスープもついて、55ドルという値段以上の美味しいお昼となりました。

“今日は1人なの~?今日は描かないの?”

店員さんの女性が私のテーブルに話しかけに来てくれました。
一言二言でも、こういうやりとりって嬉しいものです。


まだまだ開店して2ヶ月弱
入れ替わりの激しい香港で、ここは頑張って続けて欲しい
そんな風に心から応援したくなる小さな小さなカフェ

なので私はあの付近に行ったら、かならずここを訪れます。
なんて、最初に来た日実は別のお店に行く気マンマンだったのに・・・・・
これだから人生面白くなるのかもね。

木咖啡
太子通菜街254號地下
星期一至日 : 10:00-20:00



私にも「讃(いいね)」くださいね、ありがとう

人気ブログランキングへ



《お知らせ》
鴛鴦茶餐廳facebook  請給我一個讚☆
facebook粉絲專頁



香港情報担当しています



by mangonaoko | 2013-12-18 09:49 | 香港cafe