太平道を眺めながら、行き交う人を眺めながら・・・~NOSH Tai Ping Shan
2014年 08月 19日
ここ最近香港のカフェの数は増加中のような気がしています。
入れ替わりの激しい香港、もちろんその陰でシャッターを閉めている店も存在するのでしょうけど
こんな家賃の高い香港でも、「あれ?ここ昔こんなお店あったっけ?」という発見があるのですから
一般人の私には理解できない不思議な状況でもあったりします。
こんな時間帯に向けて出かけるのも珍しいので、わざと寄り道などしてみました。
平日の夕方5時近く
さほど人も多くないけれど、でも少なくもないものなんですよね。
皆様この付近に住んでいるのかしら
それとも観光途中の休憩なのかしら
広いとはいえない店内には、このようにこのお店のイラストが大きく飾られています。
高級という括りにはもちろんなりませんが、たとえばスタバで珈琲にケーキなど食べたら・・・普通に100ドル近く。
東京だって軽くランチできる額になったりしますでしょう?
ここと比べること自体が間違っているのでしょうけど、茶餐廳でガッツリ食べれる額です。
だからこそ、カフェってその空間が大事。
珈琲やデザートを食べるためだけにくるのではない、そこの空間をゆっくり味わいからこそ。
一番小さいパウンドケーキとカプチーノを注文し、お目当てのカウンター席に落ち着くことに。
こちらのカフェの店員さん、店内に入るなりメニューを持ってきて「何にします?」と声をかけてきました。
こういうサービス、ちょっと嬉しいものです。
その中でもここに来たかった理由は、このカウンター席があるから。
オープンカフェではないのですが、窓ガラスがないのでこのように外に向って座っているかのよう。
時間が時間なので、ワンちゃんの散歩をしている人が何人もこの前を通っていきます。
この場所であんな大きなワンちゃん飼ってるなんて・・・・どんなお部屋に住んでるのかなぁ。
こういうカフェでイラストなど描いたりするのは、不思議なことに家より効率が上がるものです。
決して自分の空間ではないのに、かえって自分の空間をしっかり作れる。
同じことを家でしようとしても、どうも邪魔が入るのは・・・自分の問題なのかしらね。
目の前を行き行く人を眺めながら・・・・・1人で色々なことを考えていました。
そういう考え事も不思議なことにこういう空間のほうが適しているような。
自分の場所じゃない分、できることに限りがあるからかな。
だから私はカフェにいるときは、なるべく携帯を見ないようにしています。
だって・・・なんだかもったいないでしょう?
せっかく素敵な空間にいるのに、あんな小さな画面に集中する・・もったいないもったいない。
ここではデジタルツールに頼らずに、自分の時間を作る。
そういう過ごし方、簡単なようで簡単でない、そして・・・大切ですよね。
NOSH Tai Ping Shan
上環差館上街11號地舖
【好評受付中】
Shinonomeow ひとこと箋販売中
日時 19日(火)21日(木)
場所:太子
費用:3回500ドル 1回200ドル (2回・4回などのご参加も歓迎です)
※ご旅行の方のご参加もご好評いただいております。
by mangonaoko
| 2014-08-19 08:45
| 香港cafe