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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko

友達とワイワイ楽しくお喋りしましょう~colour brown coffee

子供の頃は今のように携帯もなければ、もちろんLINEなんてツールもないので
“友達”というものは、イコール“会う”ことが前提でした。

それは出会い方もそうだけど、日常のコミュニケーションも同じ
子供の頃に家の電話で喋ることなんて本当に稀で
話がしたければ会う、会えなければ手紙を書いて渡す。
学校内では仲間はずれのようなものも多少は存在していて
たとえば女子だと“グループに入れる入れない”という、あの頃にしてはそれが社会。
でも・・・それだって自分の言葉で伝えたり、態度で表すとか
今みたいにメールの文字だけ・・・というのとは感じが違ったような気がします。

“友達が多い少ない”

なんて言葉何度も耳にしますが、そのカウントだってきっと昔と今じゃ違うはず。
それとも時代とは関係なく、その人によって感覚が違うのかもしれません。

だって極端な話、何でも話せて信頼がおける友達が1人いるのと
あまり深い話はできないけどそういう友達が50人いる・・・・

友達の数って言うのは数字では判断できない、そもそもカウントするものじゃないのかもしれませんよね。

友達とワイワイ楽しくお喋りしましょう~colour brown coffee_a0132659_13082028.jpg
中学3年の4月に転校した私は、以前の学校や友達が恋しくて恋しくて
常に今と昔を比較しては、なかなか新しい環境に馴染めずにいました。
周りの人も先生も良くしてくれるけど、自分自身が溶け込んでいない。
“どうせ1年、早く早く卒業したい”
そんな風に、まるで腰掛けのような気分でいたのかもしれません。

転校して数ヶ月経ったある日、下校前の掃除係りで教室にいた私に2-3人の同級生が近寄ってきました。
そして何を言うかと思ったら、こんな風に話しかけてきたのです。

“友達になってくれる?”

面と向かってのこの言葉、どう対応していいか分からず“うん・・いいよ”とだけ答えたのでしょうか。
でも、嬉しそうに教室を出た彼女らの後姿を見ながら、自然と笑顔になったのは私自身でした。

今のFacebookの友達申請より、もっともっと勇気がいるようなこの言葉。
もちろん友達って自然に出来ているものなので、その後なかなか耳にしない言葉でもありますが
Facebookの「ともだちになる」という言葉を見るたびに思い出したりします。

何年も会っていなくても、誰よりも信用できる親友
一緒に夢を追っていた学生時代の友人
知り合った年数以上に分かり合えている友達

友達は多いほうがいいってよく言うけれど、やっぱり友達がカウントでは決められない。
強いていうならば・・・重さかな。大事なのはその中身。
まったく話とイラストがかみ合わないような感じなのだけど
そんな“友人たち”のことを考えながら描いたこの1枚。
だから・・・一番表現したかったのは“賑やかさ”なのでした。







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【鴛鴦茶會~香港9月】 赤:満員 緑:開講決定

日時   2日3日(水 5日(金) 10日(水)
      11日(木) 15日(月) 17日(水) 19日(金)
      23日(25日( 29日(月) 30日(火) 10:15~12:30

      7日(日) 14日(日)  10:30~12:30



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ご希望の内容でのイラスト承っております。日本からのご注文も可能です。
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by mangonaoko | 2014-08-23 13:53 | 香港水彩畫