全てが想定外で注文した香港マカロニモーニング~香港冰室
2015年 12月 28日
というどうでもいい問題を自分に投げかけてみました。
ワンコのほうが呼んでもご主人のもとへ返って来るし、
全体的な知能はニャンコより上のはず・・・・でも、なぜか少ない。
なんでだろう。
じっとしてないことが多いからか、時に愛想を振りまきすぎになるからか。
個人的に好きだけど、大きいワンコがいないのは分かる。
まず目立ちすぎ、場所とりすぎ、喜ぶとヨダレで商品に影響がある可能性も大。
って結局明確な答えは出ないまま。
「招き猫」は商売繁盛の縁起ものでもあるけれど、まさかそれが理由じゃないでしょう。
ってこのワンコを見て考え付いた問題なんですけどね。
レンズを向けてる間ずっと嬉しそうにバフバフ言ってたけど・・・・
ちょっとねぇ、あなた知ってるこの答え?
そもそも外食が多くないうえ、昼時の旺角なんて自分の中では全くの選択圏外地。
でもお隣太子で用事があるのに加え、時間的に先に食事を済ますのが賢明だったのです。
ということで、やってきたのは冰室。
といってもここ最近できてる新しい「なんちゃって冰室」のほうですよ。
10分でも15分でも早く席に着きたい・・・・と焦ったのが良かったか悪かったか、
お店に着いたのは11時半ちょっと前。
選びたい放題の席に着き、テーブルの上に置かれたメニューを見てガッカリですよ。
なぜならこの時間まだまだモーニングメニュー。
ランチメニュー目当てで来たっていうのに、なんだかなぁというこの結果。
かといって待つのもどうかなぁと思い、仕方なくモーニング注文することにしました。
ま、この店初めてですしね。まずは様子見ってことにしましょうか。
それにお試しにはモーニングのほうが経済的。
そうそう、前向きに前向きに・・・・・ということで、注文です。んっご~い!
やっと決めたお店のお姉さん呼ぶと、遠いところから「何にするの?」と一言。
いやん、そんなこと言わないでこっち来てよ
要はそこから注文メニューを叫べということなのです。
Aセットとか3番のセットとかなら叫べます。
ところが私の注文したいのは、メニュー名を告げる上に選ばないといけない麺の種類。
ちなみに私の広東語はおこちゃまレベル。
お姉さんと私の距離を測ると、けっこうな声の大きさを出さないといけません。
そして自分で言うのも何ですが、私けっこう声通る上に滑舌がいいのです。
日本語ではプラスなのですが、こういう場所ではこれけっこうやっかい。
なぜなら良くない発音の広東語が店内に響くことになるのですから。
じゃ問題ない國語(普通話)でいくか。
いやいや、同じく大声でここでそれを叫ぶ自信はありません。
こっちは発音が・・・ではなく、香港で大声で普通話を話したくないという理由。
結局「あっ、やっぱりちょっと待って・・・」と、
まるでもう1回メニューを考え直すというポーズをし(もうアホのような1人芝居)
お姉さんが近くに来たタイミングで「あ、じゃぁこれ」と、
至近距離で注文することに成功したのです。
おかげでメニューの写真撮るのも忘れちゃいましたよ。
表現するなら「トマトスープ withマカロニの卵とじ」
メニュー上はおそらく滑蛋番茄・・・・とかだと思うのですが。
もう半分投げやり状態だったので、適当にマカロニをセレクト。
なんでこんな思いまでして、ここで香港のマカロニ朝食頼むのか・・・と思ったのですが、
いやはや意外なことにこれ美味しいのです。
香港の朝食メニューのマカロニ、正直美味しいと思ったことはゼロに近い。
食べられるけど別に(ここでお金払って)食べなくてもいいよね、というものがほとんど。
ところがここのこのマカロニ、スープなのか卵なのか、ゆで加減なのか、
ところがここのこのマカロニ、スープなのか卵なのか、ゆで加減なのか、
普通に「あら、これ美味しい」と思えるレベルなのです。
それとも注文までのあの苦労が美味しいと感じさせるのか・・・・
いやいや、そこまでの苦労じゃないから、まぁ本当なのでしょう。
メニューを置く時に、うっかりテーブルの下に落としてしまったお姉さん、
「Sorry Sorry」といいながら拾っていました。
おそらく注文時の発音で「コイツ香港人じゃないな」と気づいたんでしょう。
おまけにカメラで写真撮ってますしね、観光客だと思ってもおかしくありません。
だったらカメラ持ちながら入ったその時に気づいてよ。
ここ香港、完璧にできないんだったら外国人と分かってもらうほうが楽なことも多い。
もちろんその時の場所やシチュエーションにもよりますけどね。
なので私もその時々で適当にどう出るか選ぶのです。
①簡単な会話なら広東語で通す
②会話量が増えたら、日本人と分からせて広東語で話す
③もっと内容が難しくなったら、日本人と分からせて國語で話す
④会話が必要ない場合(写真撮るだけとか)英語だけで観光客を装う
ここのお店でひとついいなと思ったのが、この調味料置き場。
こんな風に置いたら邪魔じゃないですよね。
だいたいこういうお店、定員の4人で座るとギュウギュウなことが多いですから、
こういう「いつも使わないもの」はこんな場所にいてくれると嬉しいかもね。
でもどこの場所のでも、こういう昔の写真って見ていてなんだか落ち着くと思いません?
1度でいいからこんな景色、自分の目で見てみたいものです。
って思う時は幾つになってもこう思ってしまう。
ドラえもんいたらいいのになぁ・・・・・ってね。
ここ数年香港に増えているこういう「昔風」のお店。
それは経営者がそういう雰囲気が好きなのか、
それともそういうスタイルが人気が出ると確信してるのか・・・。
いずれにしても、そう思う人が多いのだとしたら、
その香港をきちんと綺麗に残すことを考えましょうよ。
100%をやみくもに残せとはいいません、それがいいとも思いません。
でもなんで昔の写真を飾るのか、なんで昔の雰囲気を再現するのか。
今のままで進んだら、香港全部が「なんちゃって」でしか再現できなくなっちゃいます。
といっても最近のお店は全部が香港人が開くとは限らない。
ただ「ビジネス」「お金儲け」でしか見てなかったとしたら、そんな声は届きませんけどね。
曜日によって違うランチメニューは1度は試してみたいと思う内容です。
でも来店は11時半過ぎ、12時前が一番お薦めですよ。
旺角通菜街188號地舖
(週末は満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~1月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:4日 (月) 12日(火)13日(水)20日(水)21日(木)26日(火)
週末:10日(日)16日(土)17日(日)23日(土)24日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2015-12-28 10:04
| 餐廳