主役は珈琲か柴犬か~Black Sugar Coffee
2016年 05月 04日
“なんでワンコ描かないの?”
猫が住む香港・・というテーマでイラストを描いてる私、
時々ワンコも登場するけれど、その99%はニャンコですものね。
いえいえ、けっしてワンコが嫌いとかじゃないんです。
嫌いじゃないんじゃなくて、好きなんです。
ただね、飼ったことがないんです。
飼ったことがないと描けないの?って質問が続きそうなので、先にお答えしましょう。
飼ったことがないということは、24時間体制でワンコを見たことがないということ。
それはイコール、些細な動作とかが私の頭の中にインプットされてないということ。
私たち人間と同じように、香港で生活するあの子たち、
それを描くには立ったり歩いたり(二本足でね)食べたり買い物したり・・・
そうなんです、そういう細かい部分が分からないと自然に加えられないのです。
そこのテーマというか影の主役がワンコと聞けば、ない尻尾だって振れちゃいます。
Black Sugar Coffee
東旺角駅の先の太平道に位置しているこのお店、
なので人が多い旺角とはまた違った静かな空間を保っていたりします。
開店後1ヶ月しないかどうかという時期の訪問、
友人達が自分のFacebookにアップするのを指くわえてずっと見ていたんですもの。
私だってやっとやっとの仲間入り!
そのネーミングからしてワンコに対する愛情が感じられるってもの。
ワンコだろうとニャンコだろうと、日本だろうと香港だろうと、
そういう気持ちって共通するものですよね。
Facebookに「明日出勤~」という感じで情報が掲載されるということですが、
相手はワンコ。そのあたりは「偶然会えたらいいね」という緩さで向かうのがベストです。
現在4歳という黒糖ちゃん。
男盛りなのか女盛りなのか、その辺のところは情報確認できず・・・。
ま、どちらにしてもチャーミングですものね。
もちろんサンドイッチなどの軽食メニューだってありますよ。
ただカフェで飲み物とケーキ頼むと、軽く1食分以上のお値段になったりしますけどね。
なのでそのお店の空間とケーキの感じでオーダーするかどうか判断します。
この日は週末にただゆっくりしたいという気持ちでの訪問、
こういう時はやっぱり甘いもの欲しいですよね。
でも香港でパウンドケーキ系って、どこでもあるわけじゃないんですよ。
日本でよくあるような、中にドライフルーツとかぎっしり入っているタイプ、
ああいうの一番目がないんですけどね、香港ではなかなか見つけられません。
ということで迷わずオーダー。
2人だったので、さりげなくフォークが2本添えられてるのも嬉しいものです。
スピーカーの間で目立つ赤い「BS」の文字、
説明するまでもなくBlack SugarのBSですよ。
けっこうな率で日本雑誌が多いので、日本人としては気持ち嬉しいですよね。
珈琲関連のものが多いですが、あ、やっぱりありますあります。
ワンコの箸置き。
そりゃぁワンコグッズ置きたくなりますよね、その気持ちはすごくよく分かります。
しかも柴犬に通じるような、この和風ワンコ。
5匹が全員笑っている感じがこれまた可愛い。
香港に限ったことでなく、お店を持つって大変なこと。
それでもこんな愛情に溢れた空間に出会うと、ちょっとだけ羨ましくなっちゃいます。
日本人の心をキュンとさせるこの組み合わせ。
文字もないページなのに、しばらくじっとじっと見つめてしまいます。
その率は50/50だけど、そんな楽しみがある店ってなかなかないですよ。
Black Sugar Coffee
何文田太平道8號地舖
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~5月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:3日 (二)5日(四) 11日(三)12日(四)16日(一)
17日(二) 23日 (一)26日(四)31日(二)
週末:14日(六)28日(六)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2016-05-04 09:33
| 香港cafe