真っ白なニャンコが見守る文房具~銀の文房具
2016年 11月 07日
香港に来てから文具店に足を運ぶことが多くなりました。
水彩絵の具だけでなく、ペンに鉛筆に消しゴム、それからセロハンテープ・・。
でも文具専門店を探すのは、思ったより難しいのが現実です。
そのため自分の欲しいものを扱うお店は常に頭の中に記録、
なぜなら思い立った時にすぐ見つかるとは限らないのですもの。
こちらは新蒲崗の工業ビルの中に今年3月にオープンした「銀の文房具」
広々とした店内には様々な文具が展示されていますが、ここはまさに半分が博物館なのです。
使ったことがあるないにかかわらず、ご存じの方きっと多いことでしょう。
こちらは黃埔の文具店から譲り受けたものだそうです。
よく見ると胸のあたりにお店の名前が見えますでしょ。
我が家にも1個ありますけどね、いつの時代も変わりません。
とうもろこしでんぷん100%のでんぷんのり、
ヘラで取るこのタイプ、工作などの際には一番使いやすいのです。
絵の具や色鉛筆もそうですが、色って本当に無限大。
ここの店名にもなっている1歳の男の子です。
異なる目の色と、全身真っ白な毛が本当にきれい。
奥にはこの子専用のようなお部屋が用意されていました。
猫が好きという店主さん、自宅には別に4匹いるんですって。
鉛筆やボールペンって何年経っても大きな進化はないですよね。
シンプルだからこそ使いやすい、無理に変化することはないのです。
小学生の頃は毎晩翌日の教科書やノート用意していましたっけ。
最近はパソコンがメインなので“書く”ということが少なくなります。
だからこそあえてノートや手帳を使うようにしています。
アナログだけど自分の手で記すってやっぱりいいものですから。
九龍皇帝と呼ばれていた人の文字を再現しているんですね。
商業的ではないこういう個人の場所はそのほうが安全なのでね。
せっかく来たしポストカードを買うことにしました。
3枚で36ドル、でも買った後にもう1枚気に入ったのを見つけてしまったんです。
さっき買ったのと交換していいか尋ねると“おみやげ”と日本語での返事、
気に入ってくれたらあげますよ、と結局4枚いただてしまいました。
実際ここ数年、昔からの小さな文房具店は1軒また1軒と姿を消していっています。
だからこそ開いたというここ銀の文房具。
大きな眼鏡が特徴の店主さんに、白い毛並みが美しい銀ちゃん。
銀って名前がなんともここの雰囲気にぴったりでしょ。
今使っている鉛筆なくなったらまた来ようかな、
たかが数ドルされど数ドル、でもここで買いたくなる、そんな空間なのです。
銀の文房具
九龍新蒲崗五芳街27-29號永濟工業大廈1樓B座
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~11月】10:30~12:30 (佐敦)
平日:3日(四)7日(一)8日(二 )23日(三) 29日(二)
週末:13日(日)19日(六)27日(日)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
by mangonaoko
| 2016-11-07 21:20
| 香港だより