ワゴンに乗るのは手作り點心と香港人情味~海連茶樓
2017年 03月 03日
お腹もいっぱいだし、そろそろ帰ろうか、ということで埋單。
まさに回転ずしと同じように、お店の人が食器を見て計算中。
それなのに新しく来たおじさんが話しかけています、それじゃ計算間違えちゃうよ。
そして渡された伝票、146ドル。
滅多に来れないし、美味しいし楽しいしということでたくさん頼んだ點心。
蝦系もいくつか頼んでいるのでね、ここではちょっと高いほうかもしれません。
1人で来ているようなおじさんは包子とかご飯ものとか2-3個頼むのが普通、
なぜならそれが一番満腹になりやすくて値段も安いから。
実は茶壺のお湯がなくなった時、一瞬迷ったんです。
蓋ずらしたほうがいいのか、それとも自分でお湯足しにいったほうがいいか。
だってお湯足す場所ここから見えるんだもん。
するとマイ酒持参のおじさんが一言、“自分で行くか、呼ぶかのどっちかがいいよ”と。
そうそう、郷にいれば郷に従え
これはサービスがないとか悪いとかいう問題じゃないんです。
もしそう感じる人がいたら、生活だけじゃなく気持ちも少し乾いてしまっているのかも。
でも人情味がない生活の中にいると丸いものも四角くなっちゃうよね、きっと。
お湯を入れた茶壺を持ってきたおばさんが “熱いから気を付けて” と言うのに対し、
ありがとうという感謝の気持ちが自然に起こる。
誰が誰とか関係ない、これって実は当たり前の普通のことですものね。
団地の下にある朝4時から頑張る茶樓。
外では持ち帰りを注文するお客さんの姿も見られました。
“こういう場所の人はお喋りが好きだよね”
あまり行ったことないからちゃんとした比較はできないのだけれど、
私にとっては高級ホテルの飲茶よりこういう場所のほうが楽しいし美味しい。
綺麗な内装も、素晴らしい景色も洒落たものは何もないけれど、
飲茶ってものがここの文化なんだと感じられるアイテムは山ほどある。
それは飲茶だけじゃなくてきっと色々なことに通じると、そう思うのです。
海連茶樓
荃灣福來邨永嘉樓地下15-16號舖
(満席の日もあります、詳しくは上記リンクをご覧ください)
【香港~3月】10:30~12:30
平日(佐敦): 2日(四)7日(二)21日(二)23日(四)27日(一)
週末(尖沙咀):5日(日)19日(日)25日(六)
参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
【東京~3月】
3月11日(土)、12日(日)
各日12:00~15:00 東京恵比寿
by mangonaoko
| 2017-03-03 11:16
| 餐廳