ブログトップ

鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
プロフィールを見る
画像一覧

景色よりもヤマアラシと野牛のトレッキング~麥理浩徑第三段

a0132659_11013158.jpg


香港はただいまイースター休暇中。
中国は5月の最初が黄金週という連休がありますが、香港の春の連休といえばこのイースター。
その年の暦によっては清明節と近くになるため、ちょっと有給をとればかなりの大型連休にもなるのです。

今年は3月30日から4月2日の4連休と、飛んで5日が清明節。
この清明節の前後を休めが10日ほどの長めの休みも可能ということ。
我が家は基本こういう連休時はじっとしているのが常、金額も高いし人も多いですからね。
日本のゴールデンウィーク時もそうだったので、この先もずっとこんななのかもしれません。

連日晴天に恵まれたこの4日間。
その1日は久々に西貢へトレッキングに行ってまいりました。
西貢のバスターミナルから94番の黃石碼頭行きバスへ乗り、北潭凹で下車。
天気がいいこともあり、キャンプやトレッキング目的の人でバスもかなりの人で賑わっています。


a0132659_11013605.jpg

本日のルートはこちら、麥理浩徑第三段。
他の部分は以前に歩いたことがあるので、今回はまだ未体験のこの部分。
ここを制覇すれば西貢エリアはほぼ完成、という自己満足のためだけにいざ出発です。


a0132659_11014411.jpg


最高気温はすでに25-28度。
この日は湿度もさほど高くなく風が吹く日だったのでマシですが、そろそろ山歩きもきつい季節に突入です。
香港は日本のように高い山がありませんので、山登りというよりはやはりトレッキングという感じでしょうか。

イギリス植民地時代からあるこのトレッキングコース。
最初に整備してこんな風に階段や道を整備した人の苦労を思えば、ただ歩くなんて容易い事(のはず)。



a0132659_11014097.jpg


最初の山は400メートル。
それでも距離が短いせいか、それなりに急な道を登ることになります。
疲れたら振りかえって景色を見る。
目の前に広がる緑と、頑張った分見える景色がちょっとした栄養剤になります。



a0132659_11014700.jpg

香港の山は石の道がそのほとんどを占めます。
こちらは整備されていますが、中には整備されていない場所もたくさん。

a0132659_11015167.jpg

振り返って休憩。
この先のキャンプサイトに行くのか、大きなリュックを持った若い男性も顔真っ赤にして歩いています。
うちはお昼のお弁当と水だけですが、それでもそれがどんどん重く感じますから。


a0132659_11015525.jpg

写真にしたら全く見えないのですが、この時期はミツバチも張り切ってお仕事中。
ブンブンブン。


a0132659_11015861.jpg

随分高くなってきました。
遠くに見えるのはさっき経由してきた西貢の中心部。


a0132659_11020232.jpg

香港の夏にトレッキングが辛い原因はまさに太陽。
なぜなら日本のような森林に覆われた山じゃないので、直射日光が厳しい道が多いのです。
これはまだ緑があるほう、ない場所は本当に干上がるような1本道なんですよ。

a0132659_11020516.jpg

途中で木陰を見つけては振り返る、の繰り返し。
こちらはバスの終点だった黃石碼頭方面です。


a0132659_11021174.jpg

逆方面は馬鞍山。


a0132659_11021473.jpg

すでに疲れ、火照り始めてる体にきつそうなこの1本道。
暑そうでしょう?

a0132659_11021714.jpg

こういう標識。
目的地方面の残り距離と時間を見ての反応はただ2つ。
元気が出るか疲れが出るか。

距離から単純計算して、まだ1/3も進んでないということです。

a0132659_11022120.jpg

空高く伸びる樹が気持ちいい。
でも高いから木陰が少ないのが残念。

a0132659_11022514.jpg

そして最初の目的地であるキャンプサイトに到着。
ここにはトレッキングコース内で有名な士多があるんでね。
ここで豆花食べて、キャンプサイトの一角でお弁当食べるのがとりあえず目先の目標。

他のサイトに比べたら人もさほど多くありません。
理由は簡単、どこから来ても山道ずっと歩かないと行けない不便な場所だから。


a0132659_11030289.jpg


許林士多

なんでも昔はここに村があったそうですよ。
今はその村はなくなり、当時の士多だけが残ったということです。


a0132659_11022888.jpg
a0132659_11023008.jpg

そしてここの名物である野性の牛さんたち。
香港の山には牛や豚や猿など野性の動物がたくさんいます。
ここは中でも牛が多いことで有名なのですが、たしかにこんなグループでいる牛は久しぶりに見たような。


a0132659_11024743.jpg

トレッキング途中でといえばやはり豆花でしょう。
これもう定番かもしれません。

それにしてもここまで材料を運ぶだけでもかなりの労働。
なのでこういう場所は値段が高くても仕方ありませんよね。

a0132659_11024001.jpg

ほとんどのお客さんが注文してる豆花。
生き返ります。

a0132659_11023325.jpg

と、その時後ろでワンコが吠える声が。
別段珍しくないのですが、振り返るとなんだかあるものに向かって必死に吠えている様子。

ん?なんかいる?

a0132659_11023782.jpg

ワンコに触発されて出てきたのは、なんとヤマアラシ。
見ていてドキドキするような至近距離でワンコが吠えると、向こうも威嚇なのか体のハリをバリバリと動かします。


a0132659_11372707.jpg


するとワンコ、ご主人さまに危ないよと怒られてしまいました。
たしかにこの長いハリが体に刺さったワンコの写真見たことあります。
ヤマアラシは基本攻撃しない動物なので自業自得かもしれませんが、でも痛いですものね。

それにしても初めて見たかもヤマアラシ。
しかもこの至近距離、しかも野性。
香港でも野性のヤマアラシはかなり減ってきているとの話です。

a0132659_11025179.jpg

ハリは痛そうだけど悪いことする動物じゃありません。
前から見るとハリのあるカピパラみたいで可愛らしい。
鼻クンクンさせて日光浴気持ちよさそうでしたよ。


a0132659_11024357.jpg

ということで豆花とヤマアラシ。
なかなかないショットです。


a0132659_11025548.jpg

ご主人に怒られたワンコはこの有様。
脱力感半端ない後ろ脚がかわいい。


a0132659_11031008.jpg

豆花とヤマアラシと牛さんに癒されたランチタイム。
でも忘れちゃぁいけません、まだ2/3残っているんです。
しかもこの後は更にアップダウン、なんせまたひとつ山越さないといけないんですから。

そしてこの後これでもかと続く石道。
アップもダウンも、ほとんどが土じゃなく石か岩の道。

a0132659_11031408.jpg

昔はここ川でした?と思うようなゴツゴツ感。
クッション性のある靴履いていても足の裏が痛くなるような、石の連続です。
登るのも大変だけど、これを下るのもこれまた大変。
なんせまっすぐ歩けないので、歩けそうな場所を選びながらのアップダウンなのですから。


a0132659_11032123.jpg

もう勘弁して

と何度もつぶやいてやっと辿りついた頂上地点、鷄公山。
香港らしいネーミングかと思うけど、疲れすぎてもう何も感じられません。

a0132659_11030692.jpg
a0132659_11031800.jpg



上は馬鞍山方面、下が西貢方面。

そしてこの後、これまた延々と続く岩の下り路を「もう勘弁して」と進むことになるのでした。
麥理浩徑第三段、無事終了。
トレッキングの案内だと3-4時間のコースですが、休憩やお昼を入れるとザッと6-7時間。
そして全てを終えた時に思い出す一番の収穫が景色じゃなくヤマアラシって言うのが今回の特徴かも。




↓応援クリックいただけると嬉しいです↓




【好評受付中】鴛鴦茶會(水彩イラストワークショップ)

【香港~4月】10:15~12:15
平日:3日(二)10日()16日(一)24日(
週末:7日(六)21日(29日(日)

参加費:1回200HKD 2回390HKD 3回550HKD 4回700HKD
旅行中の方もご参加されていますよ!お待ちしております♪
(お申込みお問合せは watercolor.yuanyang@gmail までどうぞ)



[PR]
by mangonaoko | 2018-04-02 11:54 | 香港だより | Comments(0)