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鴛鴦茶餐廳 いんよんちゃ~ちゃんてぃん

香港ときどき台湾、日本。猫と共に三都物語。


by mangonaoko
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トレッキングと炭鉱村の教会カフェ~礦工Cafe

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昔の炭鉱村の中の教会にあるカフェ

と聞いたら、きっと誰だってどんな場所かと想像してワクワクすることでしょう。
炭鉱村、教会、カフェ
この3つの単語が一緒になるなんて、香港だってそうそうありません。
しかも山の上、昔の炭鉱村跡なので当然といえば当然の立地です。


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目指すは馬鞍山の馬鞍山村。
馬鞍山は沙田と西貢の中間に位置しますので、どちら側からも行くことが可能。
以前このコースを歩いたことがあるのですが、行くなら沙田方面から行くほうが断然楽。
登る高さは同じなのですが、頂上から西貢への道のりのほうが短く急なのです。
下るのでも相当体力使ったのですが、あれを逆に登ると考えたらそれだけで膝が痛くなります。

ということで、沙田側からスタート。
細かく言えば馬鞍山線の恒安駅が一番の最寄駅になります。
山の入り口は駅からは若干離れていますが、立ち並ぶ団地の中を抜けていくので難しくはありません。

初めてでも分かりやすい馬鞍山村路。
後はひたすら登るのみ。


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トレッキングといっても、車も通行できるようなアスファルトの1本道。
なので歩きやすいといえば歩きやすいのですが、当然ながら100%上り坂。
平らな場所はおそらくほとんどない、といっても過言ではない延々と続く上り坂なのです。


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ちなみに徒歩なんて疲れてイヤ、という場合はミニバスの利用だって可能です。
でもこのなんとも寂しい佇まいからも察しられるかと思いますが、本数が非常に少ない。
1時間に数本というレベルでなく、1-2時間に1本。
最初からそのミニバス時刻めがけて出てこない限り、途中運よく遭遇するなんて夢のまた夢なのです。



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やっとフラットな場所が見えると思ったらここは馬鞍山郊野公園。
BBQなどを楽しむ家族連れや団体で賑わっていました。
駐車場があるので車で来るには便利な場所です。

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敷地内にはこんな可愛らしい不格好な動物たちも。
上り坂で疲れた体もちょっと癒されるような。

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公園を過ぎるとやっとフラットになり、気持ちにも余裕が出てきます。
ミニバスは見かけないけど、昔のアニメに出てくるような可愛らしいバス停発見。

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そしてこの道で合ってるんだ、と安心させてくれる案内板も。
こういう場所はGoogle map で見ても非常に簡単なので道しるべは嬉しいですね。

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緑の中の黄色がなかなか映えます。


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そしてやっと目的の村に到着。
村内でもこのようにちゃんと説明があるので安心ですよ。

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この橋渡ってね。
平安橋という名前もほっこりします。

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とその時、シラサギの姿が。
飛んでる姿を撮るのは間に合わなかったのですが、なかなか遭遇しないのでなんだか嬉しい。


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この一帯は1970年代までかなり大規模な炭鉱村だったとか。
今は香港全体でも残る場所はありませんが、最盛期はかなりの人がここに住んで働いていたそうです。

その一部として残るのは教会の一角。
もちろん当時の運営とは異なる形になっていますが、今でもその頃の面影を見るには十分な保存。



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建物は教会本堂と、当時の小学校と幼稚園がメイン。
遥か向こうに沙田のビルが見える、吹く風も気持ちいい立地です。
その教会と隣にあるのが、最初に聞いたカフェ。
その名も礦工Cafe。

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簡単な店内ですが、不思議と落ち着く空間。
そして当時の炭鉱の様子を今に伝えようと、様々な工夫が施されていました。
当時の写真や実際に使用していたものを展示したり、雰囲気は十分。

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メニューは珈琲から軽食と、想像したいたよりかなり豊富。
しかも珈琲は今日使用の豆の種類は提示するという、かなりこだわった様子も伺えます。

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珈琲と礦石クッキー。
本当に真っ黒な石のようですが、食べると普通のチョコクッキーなのです。
珈琲も普通のカフェのように美味しいのもちょっと意外。
しかもスプーンがこれまたこだわりがありますでしょ。

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カップは手書きスタイル。
店内で販売してるので購入も可能だとか。

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購入といえば、こんなセットも。
買おうかかなり本気で迷ったのですが、結果購入に至らず。
次のチャンスがなかなかないと思うと、かなり本気で迷うものです。

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こちらはお薦めメニューの豆花。


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そしてもう一つがこの饅頭。
饅頭は普通の白い中身がないタイプですが、これになんと腐乳をつけるのです。
スタッフさん曰く、昔は鉱山でもこうやって食べていたとか。
饅頭だけは味がないけどお金がなかったので、こんな風に工夫して食べていたそうです。


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隣は小学校跡。
もちろん現在は学校としては使われていません。

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こちらは現在学生さんなどが泊まる宿泊施設として使用されています。
今日はチラリと見学のみ。


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普通に人々が生活する静かな小さな村。
教会の敷地から景色を見渡していると、向かい側にも古い建物発見。
何でも修復して保存できるよう政府に申請してるけど、順番待ちの最中だそうです。
立地的にもなかなか人が来ない、修復しなくても困らないような場所、
なので正直なかなか難しいそうです。

往復の歩く時間のほうが長いけど、それでも来る価値があると思えるような不思議な一角。
でも今まで行ったカフェの中では一番道のりが辛いでしょう。
駅から遠いとかそんなレベルじゃない、なんていったって山の上、昔の炭鉱ですものね。

駅からの時間?
聞かないほうがいいとは思いますが、念のため。

徒歩最低1時間、85%登り坂。
そしてカフェの営業は土日のみです。


礦工Cafe
馬鞍山馬鞍山村上村35號恩青營鞍山探索館




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Commented by oshimacchi916 at 2018-04-16 08:48
トトロが出てきそうなバス停(^^)

香港って都会と郊外が「ちかい」気がします。
それでもなかなか訪ねられない所も多いのでnaokoさんのブログを見て楽しんでまーす。
Commented by nicho at 2018-04-19 12:50 x
「トレッキング」の目的があると俄然頑張れちゃいますね♪
先月の予定に入れていたコースの1つ。こんな場所があったのは知りませんでした。
次回の楽しみの1つが増えました♪
Commented by mangonaoko at 2018-04-20 09:02
> oshimacchi916さん
そうそう、まさに宮崎駿のアニメの雰囲気~。
狭い分、自然豊かな場所にすぐ行けるのは香港のいいところでしょうか。日本だとそうそう1日であちこち行けないですものね。海も山も近いので、トレッキングした日の夜に映画見るとかも可能ですから~。
Commented by mangonaoko at 2018-04-20 09:04
>nichoさん
ここはトレッキングコースの途中にあるんですよ。
途中といっても、ちょっと横道入ってという感じになりますが、そんなロス時間にはならないと思います。ここでちょっと休んでまた再出発!って感じがいいですよね。
ただカフェは平日はやってないのでご注意を~。
by mangonaoko | 2018-04-15 23:06 | 香港cafe | Comments(4)